YASHIRO CONFIDENCE 〜天竜川開拓日記 〜

長野県にてスモールからラージまでバス釣りしまくってる男のダラダラ暇つぶしブログです😂

元フロロ信者による「ナイロンライン」の再考察

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どーも皆さんこんにちは!

今年から琵琶湖北湖に通いを始めたYASHIROです🤩

まだまだ絶賛「厳寒期」な雰囲気をヒシヒシと感じる今日この頃ですが、皆さんはいい釣り出来てますか??😭

かく言う自分は、激釣りウマパスタ屋さん後輩のロクマル報告に触発され、苦手な北湖通いを始めてみましたが、釣れても如何せんサイズが伸びず、絶賛苦痛な今日この頃であります😇

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(野池かな??ってレベルの北湖バス😂)

そんな自分ですが、通い始めた琵琶湖北湖はもちろんのこと、リザーバー、河川、湖沼においても、最近の自分のメインラインは「ナイロン」を軸に使用することがかなり多くなりました。

しかしバス釣り業界全体をみると、ナイロンを軸にしている方はやはり割合的に少ないように感じており、フロロラインユーザーが多くの割合を占めているのではないかな?と思います。

それに加え、かつては敷居・値段共に高かったPEラインも、今では安価で優秀な製品が一気に増えた背景もあり、ここ数年でPEユーザーも加速的に増えたようにも思います。

実際「ナイロンなんてここ数年使ってない」的なバサーも自分の周りでも結構居たりと、近年ではフロロやPEの台頭によりナイロンメインなユーザーも昔に比べると減ったのでは無いでしょうか?😁

 

かく言う自分も、釣りを始めた高校生の頃こそ「安い」という理由で激安ボビンナイロンを使っていましたが、釣りのスタイルが固まってくるにつれて、ナイロンラインの出番はみるみる減少していき、大学時代はほぼ100パーセントフロロラインのみで釣りをしていた感じでした😂

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(青春時代はお世話になったJSライン😂)

当時流行っていた「カーボナイロン(CN)」も一時期取り入れてはみたものの、あまりの結束強度の低さに使うのを辞め、そこからはほぼフロロメインで釣りをしていました笑

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(CNは、当時流行っていた上に、めちゃくちゃ安いのでしこたま買い込みましたが、結束強度が如何せんダメダメの為下巻き用ラインと化しています😇)

そのため、一昨年くらいまでは「ナイロンラインなんてもはや出番なくね???」とまで考えているレベルの自分でしたが、同年の夏ごろにふと買ったナイロンラインから、ナイロンラインのメリットを再認識することができ、それ以来ナイロンの使用率がドカーンと上がりました。

特に昨年(2022年)に感してはバス釣り全体のライン使用率がナイロン70%・フロロ20%・PE10%レベルになるほどにナイロンの起用率が増えた年でした。

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特にラージ釣行に関しては、ほぼナイロンをメインに使いきるレベルにまでなっており、もはやメインラインが変わりつつある今日この頃です笑

 

そんな自分ですが、過去にナイロンを使わなくなった理由としては、当時はよく耳にした「フロロこそ最強・最高」という思想に取り憑かれていたからに他なりません😂😂

(これは仲間内だけなのかもしれませんが、当時の風潮的に「え?まだナイロンなんか使ってん???」的な感じがうっすらと蔓延していた様な気がします笑)

そんなフロロ思想に染まっていた、当時のYASHIRO君はしっかりと「フロロ大好き人間」と化し、ナイロンをほぼ使うことなく数年を過ごしていました。

その時のナイロンラインのネガティブイメージとしては、、、

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・感度が悪そう

・フッキング決まらなそう(伸びそう)

・ラインの沈下率問題

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この辺のネガティブイメージを理由にしながら、ナイロンを全く使わなくなっていました😂

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(当時はラージの巻きでもほぼフロロしか使っていませんでした😅)

そんな「元フロロ大好き人間」だった自分が、改めて近年ナイロンを使い込んでみた感想を、当時感じていたイメージと照らし合わせながら、今回は書いてみたいと思います!

 

〇感度が悪そう問題

→思ってた程悪くはない

伸びやすいので感度が悪そうなイメージを持っていましたが、ショート〜ミドルレンジであればフロロに極端に劣ることはないとココ最近は感じます。(とはいえ、多少マイルドな感じにはなりますが😅)

むしろ「飛距離」よりも「水深」の方がアタリはぼやけるような雰囲気を感じており、例えば「水深8mレンジでテキサスズル引きしまっせ!」的な釣りだとライン角度の問題やテンションのかかり具合等により、アタリはかなりぼやけやすいと感じました。

そういった面ではやはり、ボトムワーミング系を主軸で使っていくのであればフロロのほうがストレスなく釣りできるのかな?と現時点でも思います笑

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〇フッキングがきまらなそう問題

→ロングキャスト時は巻合わせ必須!

これは昨年かなり痛感したのですが、特にロングディスタンスになればなるほど、フッキング時に「ライン伸びてるなぁぁ」とは感じます笑

正直、近距離戦やラインテンション掛けながらのリトリーブであればフロロとフッキング感は大差なく、普通にフッキングに持ち込めます。

しかし「フルキャスト大遠投→超沖でバイト」パターンや、中距離以上でラインダルダルなリトリーブになってくると、やはりフロロよりもパワーが伝達しきっていない感じは強く、フロロと同じアワセだと「ジャンプでポロリ」する確率も増えてくるように感じました😅

そのため、フッキングはしっかりと糸ふけを巻き取りながらの「ゴリゴリ巻合わせ」がほぼマストです👍

またハードルアーやスイムベイト等のトリプルフック系はロングディスタンスでもフッキング掛けやすいのですが、オフセットフックやラバージグ等のシングルフック系が特にゴリ巻合わせ必須です笑😂

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(低伸度ナイロンを使うと比較的改善されますが、どうしてもゴワ感は増しますね😅)

〇沈下率問題

→良し悪しアリ

ラインの沈下率に関しては、良くも悪くもフロロよりも沈みづらい特性があるので、投げるモノによってメリットにもデメリットにもなり得る感じがします。

ナイロンを使ってて気持ちいいと感じる釣りは、やはり「巻物系」や「トップ系」が圧倒的です!

巻物の中でも特に、ビックベイトやスイムジグ、スイムベイト系、ノーシンカーシャッドテールなどでは「ほぼナイロンオンリーでも良いな」と思えるレベルで使い勝手は良いと感じています。

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(巻きスピードをゆっくりできる上に、スイム姿勢も沈下率の関係から比較的、綺麗にとれますよ👍)

その理由としては、、やはり「遅巻き」が非常にしやすいからに他なりません。

スーパーデッドスロー〜スロー巻きの際に「ロングディスタンスであればあるほど」、そして「太糸であればあるほど」フロロの沈下率はめちゃくちゃ早いです。

そのため、いくら綺麗にループを作っても、ライン沈下による下方向への応力がどうしてもかかってしまうので、レンジも入りやすくなる上に、それを浮かせようとすると必然的に巻きスピードも早めにならざるをえず、巻きスピードが早くなりがちです。。。

そのため、感度を若干犠牲にしてでもデッドスロー性能を重視して、ラインセレクトすることが多くなったのもナイロンライン使用率が増えた要因の1つになります。

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(自分がシャローマンなせいもありますが、DS系はマジでナイロンマストです)

 

この辺が、個人的にナイロンに抱いていたネガティブイメージと、実際使い込んでみた感想とのギャップになります!

上記の他にもラインが沈みにくいので、フロロよりも扱えるトップ系の幅が広くなるため、選択肢にトップを入れやすいといったオマケ的メリットもあったりします。

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(フロロメインだと、ラインがガンガン沈む為ポーズがとりづらく、扱えるトップの幅が狭いです😅)

 

上記要素をトータルして考えてみると、当時のフロロ大好きYASHIRO君が提唱していたナイロンラインのネガティブイメージも決して間違いではなく、使っていく上で確かにそういった1面もありました。

しかし、それは釣りのスタイルや、用途が変われば圧倒的なメリットにもなり得るということであり、当時のボトムワーミングを主体とした釣り方だと「デメリット」として捉えていた部分でも、現在のハードプラグ系やデッドスロー巻物系、ビックベイト等をメインに据えた際には圧倒的な優位点となってくるため、用途や状況によって使い分ける事でより快適に釣りを行う事が出来ると、今更ながら気づく事が出来たように思います。

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やはりそういった意味では、未だににボトム系の釣りを多用する川スモールに関しては、圧倒的にフロロのほうが使いやすいと感じてるので、川スモールを1日みっちりやりきる日や、ラージでもネチネチボトム系をメインに組んでいる時などはやはりフロロの使用率が上がるのが現状です。

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(やはり現状のスモールの釣りはワームの使用率が自分は多いので、フロロのが向いてるかなーと思っています😅)

 

この辺が、昨年みっちりとナイロンラインを使い込んできた「元フロロ大好き人間」のインプレッションになります笑

スピニングやボトム系リグの出番の多いスモールに関してはやはりメインラインの立ち位置はフロロになりますが、スモールの中でもトップを入れていきたい場面やビックベイト、巻き物系をメインで組む時のような要所要所ではナイロンのアドバンテージが増す場面もあるので、こういった場面での起用は今後増えて行くかもしれません👍

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ナイロン・フロロ・PEと選択肢が数多い現代ですが、自分なりの用途に合わせたライン選択でより楽しめるようになると思うので、誰かの参考になれば幸いです🤩

 

最後に真冬のハーモニカ赤ソギフィッシュを添えて終わりとします。

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#BP  #長野県バス釣り #千曲川 #川スモール #千曲川攻略日記 #天竜川 #天竜バス釣り #天竜川釣り #天竜川開拓日記 #YASHIROCONFIDENCE 

いまさらながらのボトムジャーク考察

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どうも皆さんこんには!

珍しく定期更新継続中のYASHIROです🤩笑

(ネコソギフィーバーが遂に終了してしまったので暇な時間が増えたのは秘密です🤫)

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ここ数年巷を騒がせ続けていたカバースキャットを筆頭とする「高比重ボトムジャーク」の釣り。

ようやくカバスキャも徐々に買えるようになり出し、ブームが落ち着いてきた印象を持っています😂

そんな高比重ジャークでしたが、何となく先入観で「暇そうな釣りやん。。。」と思ってしまっていた為、いざカバースキャットを買っても、なんとなくしっかり投げ込むことが出来ずにいました笑

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(いざやると確かに暇な釣りなんですが、、😅笑)

しかし、昨年かなり投げ込んでいた「万能系練り餌素材ワーム君(パルステール)」と出会ってしまったことで、ボトムジャークを使用する機会が徐々に使いはじめてから、段々と自分の中での釣れるイメージが出来上がってきました!
そして、この釣り方は、これからピークを迎えるタフネスシーズン「厳寒期」においても、めちゃくちゃ有効的であり、実際寒くなるにつれて釣果も出ている釣り方になるので、正直、すごく今更感が強い話題ですが紹介してみたいと思います😂

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ボトムジャーク導入以前の、厳寒期の川スモールの釣り方としては、、、
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ナチュラル(食わせ系)
・キャロ、テキサス、フリーリグ  

     →点のボトムの食わせ
・ダウンショット         

    →点の若干浮き気味な食わせ
・シャッド、シャッドテール    

    →横の中層食わせ(基本、超デッドスローテロ巻き)

○リアクション(仕掛ける系)
・メタルバイブ          

    →ちょい活性高めなリアクション
フットボール、瞬テキ、ヘビダン 

    →テンション低めな時のリアクション
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こんな感じをメインプランとしつつ厳寒期の川スモールに立ち向かっていました笑

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※川スモやりこんでる方々なら、上記にミドスト・ボトストらへんが入ってくるかと思いますが、個人的に川のミドストは苦手で、掛けてもラインブレイク多発な経験があるので敬遠しがちです笑

そんな厳寒期ローテーションの中に昨年より組み込まれたのが「高比重ボトムジャーク」になります。
従来のローテーションでは、千曲川中流域の「ゆったり流れ+水深そこそこ」なエリアを想定して組み上げてきたローテーションだったので、天竜下流千曲川下流のような岩ゴロゴロのハードロックエリアでは「根掛かり」にかなり苦しめられてきました。

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(千曲川はロックエリアでもヘドロが堆積している分まだやり易いですが、天竜下流のような大岩ゴロゴロ+流速速めエリアはかなりきついです😅)

特に上記の「リアクション系」として分類されているメタルバイブやフットボール、ヘビダンなどはショートピッチでの使用であればまだいけますが、「ぶん投げて広範囲を拾うぜ!」的な使い方をし始めると速攻で逝きます笑

その為、厳寒期のハードロックエリアにおいて、ロングレンジで、かつリアクションを仕掛けていけるような手段をずっと模索していた中で、ついに可能性を感じた方法こそ、高比重系のボトムジャークでした!

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(正直、ここ数年で流行りに流行っていたので今更感が強いですが。。。笑)

ノーシンカーが故に「スナッグレス性能」は、ずば抜けて高く、タックルセッティングさえしっかりしておけば、ハードロックエリアでも十分に根掛かりせずに通せる上に、そこにさらにリアクション要素である「ジャーク」を混ぜれるという事で、「テンポが遅い」というダルささえ我慢できれば実釣能力はずば抜けて高いです。
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(イメージとしては横方向のメタルバイブとして使うようにしてます👍)

また一言にジャークといっても、ロッドの捌き方でアクションを若干変えることができ、ラインをベタベタにボトムにつけてから、ロッドティップを下げてジャークを入れる「Theカバスキャ」な使い方である横方向へのアクションの水中ドッグウォークと、ロッドティップのポジションを60°位に構えつつ、ラインスラックを若干巻き取り多めで縦ジャークを入れることで、ワームをボトムより若干浮かせるようなやり方を使い分けていました。

正直、まだ始めたてなので、不明な点も多いですが、夏~初冬までは縦ジャークが好調で釣れていたものの、水温が2桁を切り始めたぐらいから縦ジャークへの反応が極端に悪くなり、圧倒的に横ジャーク。もしくはずる引きのみに反応が集中するようになりました。
この反応の変化は、川だけでなく野池ラージでも顕著に感じているので、「活性高め+まだまだ動けるコンディションの魚」に対して、効果的な使い方が縦ジャークなのかもしれません。

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そんなボトムジャークですが、現状で個人的に使っている具としては、、、、

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・カバースキャット 2.5/3.5 (ラバーチューン済みとプレーンを使い分け)
・イモケムシ 45/60/90
・パルステール
・アンクルゴビー 2.5/3   (テールカット&ラバーチューン)   

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等をメインに使っています👍

(ちっちゃいところはスピニングで使ってます)

イモケムシやラバー増し増しチューンしたような毛付きワームの方が、フォールでのバイト率が増える印象があることから縦捌きのボトムジャークでは好んで使っています。(村上晴彦先生が「困ったときはラバーの力に頼るしかないんやでぇ」と言っていた影響もあります笑)

ただ、ラバー無しの方が横捌きのジャーク入れた際には、きっちりと左右に飛んでくれる為、アクションのキレを求める場合は何もついていないカバスキャ系の方が向いてるような印象です。

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(ラバーチューン品でもドッグウォークはするものの、アクション自体がモサッとしていて、かなりもたつきます)
しかし、ステイの間を結構とる釣りという事もあり、止まっている間もラバーのモサモサ感があった方が釣れそうな気がするため、ラバーチューン品をメインで使うことが多いです。

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しかし、今年の初釣りの際には、釣りうまパスタ屋さんにプレーンカバースキャットを使ってボコボコにされたのですが、、、
その時に自分がボトムジャークメインでイモケムシとカバスキャ(ラバーチューン)を使っていたのに対し、パスタ屋さんがメインにしていた使い方はプレーンカバースキャットのずる引きでした。
水温が日中でも6℃と厳寒期ムードが蔓延し始める時期にも関わらず、ずる引きスキャットには定期的にアタリが出るものの、自分のボトムジャークには反応皆無で、ずる引きに切り替えた途端にアタリが出始めるといった経験もしました笑
その為、一概にジャークオンリーに固執するのではなく、状況に応じて縦ジャーク・横ジャーク・ずる引きなどのやり方を試してみた方がいいかも知れません😅

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こんな感じが、最近可能性を感じて使っているボトムジャークになります!
自分自身最初は全くイメージが湧かず、ダルそうで続けられなかった釣りでしたが、意識を「根掛かりしづらい横方向のメタルバイブ」として使うようにしてからは、比較的続けられるようになったので、苦手な方は参考にしてみてください 笑

厳寒期シーズン突入で中々タフな状況がまだまだ続きますが、頑張って釣りに行きたいと思います!😁

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最後にダウンショットに喰ってきたビッグニジを添えて終わりとします笑

#BP  #長野県バス釣り #千曲川 #川スモール #千曲川攻略日記 #天竜川 #天竜バス釣り #天竜川釣り #天竜川開拓日記 #YASHIROCONFIDENCE 

タックルインプレッション〜TENRYU・スピードスティック〜

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どうも皆さん年末年始は釣りに行きまくったもののメザシサイズしか釣れずに凹んでいるYASHIROです🤩🤩🤩

今回はYASHIROブログ初のタックルインプレ記事を書いてみようと思います。

というのも、以前よりスピードスティックについての質問やインプレ依頼等があった為、2年程使い込んでみた感想などを暇なので、ダラダラとインプレッションしてみようかと思います😂

個人的な感想にはなりますが参考程度に読んでいたただければ幸いです笑

 

自分が今、導入している番手は、、、

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・TSS#3-267B
・TSS#4-2611B

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この上記2機種になります
上記の他に、#2も使ってましたが、あまり自分のスタイルに合わず、現在ではほぼ出番無しなので、愛用している#3&#4の2機種に限ったインプレッションだと思ってください😅

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TSSシリーズを2年程使い込んでみた感想としては「綺麗にしっかり曲がる竿」という印象が一番強いです。

メーカーHPを見ても「日本のバスフィッシング黎明期を飾ったシリーズの信念を受け継ぎ、現代的な技術を取り入れたバスロッドとして生まれ変わりました。大人が心から楽しめる道具であり、世代を超え受け継がれていくルアーフィッシングの面白さを伝えられるシリーズです。」と記載がされているので、昔のロッドテイスト、いわゆる「胴調子で曲がるロッドを、現代技術でリバイバルしましたぜ」的なコンセプトなのかと思います。

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ぶっちゃけ、世代的にも初期スピードスティックには触れたことがないので、当時の物との比較はできないですが、自分の手持ちの中では、昔のアメリカンロッドのフィーリングに近いものを感じます。

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その為、いわゆる現代での人気テイストである「バットは強め+ティップセクションは細目で入りやすい、急テーパーのファーストアクションロッド」とはかなり異なっており、自分自身、導入当初はキャストやファイトで結構な違和感を感じたのを覚えています😂笑


ただし、この「曲がる」という部分に関して言うと、確かに応力が加わった際にはバットからグイッと曲がり込むのですが、その割に降った感じのダルさは意外と感じませんでした。
購入以前のイメージでは、グラスロッド的なダルさがある竿かと想像していたので、いい意味でイメージが覆されたと言えます。

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完全なグラスロッドだと、キャスト後のロッドティップのびよよーん感(ティップがめっちゃブルブルする感じ)がありますが、TSSは低弾性とはいえ、あくまでカーボンベースの為か、曲がってからの収束は意外にシャープです。(2番パワー以下の柔らかい番手は使ったことないのでわかりません笑)
なのでキャスト後の降り抜き感も悪くなく、テイクバック時にはギュッと曲がり込みつつも、スパッとティップが収束する為、かなり軽快にキャストが楽しめます😁

また、これもカーボンの恩恵なのか、自重もかなり軽いです👍
正確な自重は測ってないので不明ですが、持ち重りも特になく、軽い気がします笑

なので、コンクエストのような「自重重い系リール」と組み合わせると、ガチガチな手元重心となり、手首のスナップだけでもブランクを曲げ込みやすく、軽快に扱うことができます。

それに加えて、「曲がる」=「キャスト精度の向上感」が増えてくる為、かなりキャストは楽しいロッドです😁
キンキンのティップ曲がる系ロッドだとバットパワーがかなり強い(ハリがある)ので、しっかり振りぬくとキャスト時にパワーは乗りますが、ブランクの曲がる箇所が少ないことから、リリースポイントが比較的狭くなる傾向があります。

自分自身、基本はキンキンなティップ曲がり系ポッキーロッドが好きなので、今まで特に違和感は感じていませんでいたが、TSSを初めて使った際にはリリース時のスイートスポットの広さから、普段ではミスキャストになるキャストが許容範囲内のキャストになることが多く「キャストが突然上手くなった」かのような錯覚に陥りました😂😂

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また、次に気になるポイントとしては「感度」問題が挙げられるかと思いますが、使ってみた結論として、、、

「巻き感度」はかなりいいです👍

正直、巻きテイストロッドではあるので、ゼロテンション時や、ボトムリグ系のバイトをとるのには向いてはいませんが、ある程度ロッドに巻き負荷が加わっている状態であれば「感度」に関する問題は特に無く、むしろ比較的的とるのが難しい、春先スイムジグ系の「フッと消えるアタリ」(懐かしの消える魔球ってやつです😂)でも、スイムジグやスイムベイトをスローに巻いて感じる僅かな抵抗感や、魚が丸飲みして、ルアーの抵抗感が無くなった瞬間もかなり伝わります。

なのでこの春は「乗せ」用のスイムベイトロッドとしても多用するレベルでした。

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(消える魔球バイトからの鬼ゴリ巻きフッキングはクセになります😂)

そんな中でも、個人的にこのロッドでなくてはならない場面として、最も使用率の高かった使い方「バイブレーションゲーム」です👍
野池・川、ラージ・スモール問わずに、個人的マストアイテムのバイブレーションですが、このルアーを使う中で、今となっては必要不可欠な程に信頼をしています😂

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ルアーの特性上、リアクションを意識した食わせ方を多用するジャンルになってくる為「バラシ」や「アタるのに乗らない現象」が多々あるバイブレーションゲーム。
もしくは、掛かってもギリギリ針1本掛かりな場合も多いジャンルなので、こういったギリギリの場面でも、ロッド全体で曲がる「追従性」と、曲がってからの「復元力」があるので、このロッドを使っていたおかげで捕れた魚も今年は多かったように感じるレベルです😂

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また、それに通ずるメリットとして、巻物での30cm以下のミニマムクラスのキャッチ率が上がります😂
特にリアクション気味な巻物をしていると、意外とデカい魚よりミニサイズの方が、魚のサイズが小さい分、ファイト時やフッキング等の各モーションの中で加わる応力は必然的に小さくなるため、バレる確率も多くなるのですが、TSSの場合だと、多少の応力でもある程度ロッドが入ってくれる「追従性能」が高いので、ミニマムサイズのキャッチ率が今年は上がったような気がしています笑

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(硬竿・巻物だとポロポロとバレるサイズですが、今年はこのサイズのバラシも減った気がします😂)

このように「よく曲がる特性」を持ちつつも、巻き感度は良好なことから、今年自分が多用していた「乗せ重視の巻きスタイル」にはめちゃくちゃ向いており、実際いい活躍をしてくれました👍


では苦手な分野に関してはどうなのか、

ズバリ「掛けの釣り」と「アクションのキレを求める釣り」がかなり苦手です。

 

食った瞬間に掛けるような釣り。
つまり、微細なアタリを取りつつ、瞬間でフッキングを仕掛けるような釣り(リアクションラバジや、メタルバイブ、掛けのスイムジグ等)はどうしても不得手です。

またアクションの中で「キレ」を出さないといけない釣り。
ダートさせつつ、キレを出す時のS字系や、メタルバイブ(リフト&フォール)、ボトムタッチさせた際にもたれさせずに「ピッ」と逃がす系の釣り(重スイムジグや重スピナーベイト)など、も良くも悪くもブランクが入りやすいが故に、苦手な部類になってくるかと思います。

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(正直この点に関しては、ロッドのコンセプト的にしょうがない部分ではあります😅)

 

その為、個人的には「乗せ重視の巻き物系」を主体とした釣りが、このロッドにとってのドンピシャなところかなーと今のところ思っています👍👍

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トップウォーター系もロッドテイスト的に、めちゃくちゃ向いているとは思いますが、如何せん、自分のトップ使用率が年々減ってしまっているのでじっくりやり込めてはいないのが現状です笑
(SNSを見ると、#1や#1Lの軟番手をトッパーの方々が使っているようなのでやはりトップ系での使用が人気なのかもしれません)

あとボトム系の釣り(テキサスやフリーリグ、ラバジズル引き等々)は、「出来なくもないけど、、、」ぐらいなイメージです。
そもそも、そういった釣り用に買ったわけではないので問題は全くないのですが、そういったジャンルの使用感としては「アタリも分からんことも無いし、やろうと思えば釣れるけど。。。」ぐらいな感じなので、何でもできるバーサタイルロッドではありません笑
そういった釣りを主軸にするのであれば、ガチムチ系ロッドかキンキン系ロッドが間違いなく向いてますので、そちらをお勧めします😂

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(ガチムチ系の掛け竿も楽しいですよね😁)


こんな感じが、ここ2年程スピードスティックを使い込んできた自分なりのタックルインプレッションになります!
正直、スモールよりもラージでの使用が主ではありましたが、川スモールでもBT100で千曲川ゴーマルも今年はとってますし、夏から秋にかけて火を噴きやすいバイブレーションゲームにはピッタリのロッドになっているかと思いますので、気になる方は使ってみても楽しいかと思います👍👍

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今年は勢力的に天竜川スモやろうと思いますので、不定期更新ではありますが、期待して頂けると幸いです💪

#BP  #長野県バス釣り #千曲川 #川スモール #千曲川攻略日記 #天竜川 #天竜バス釣り #天竜川釣り #天竜川開拓日記 #YASHIROCONFIDENCE #コンさん

 

2022年版・川スモール攻略MVP紹介

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新年明けましておめでとうございます🎍

お久しぶりですYASHIROです🤩🤩🤩

今年も例年に漏れず、気づいたら2022年が終わってしまいました。。。

1年過ぎ去るのが早すぎて、謎の焦燥感に駆られております😂

そんな中ですが、2022年の振り返りブログということで、勝手に毎年恒例にしております「2022年に活躍したルアーMVP・TOP5」を今回は紹介して行こうかと思います🤩

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2022年川スモール釣行の、一番大きな変化としてはPEスピンを導入したことです(今更感満載ですが😅)
去年までは、冬のメタルバイブゲームと犀川の本流トラウトぐらいでしかPEを使ってきませんでしたが、今年からハイシーズンの通常の釣りでも試してみたくなったので、色々検証しながら使い込んでみました。
その為、今年の川スモ釣行ではPEスピンを持ってく割合がかなり多く、必然的に今回のMVPもスピニングタックルメンツが多めに選出されていますがご容赦下さい😂

ちなみに使用していたPEスピンのセッティングとしては、、、

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(ロッドの写真が少なくメタルバイブ&ラージですいません笑)

ロッド:7ftクラスのL番手
リール:2500番ノーマルギア
ライン:PE0.6号
リーダー:フロロ8~12lb

こんな感じをメインにしていました!

冬のメタルタックルをほぼそのまま使っている感じになるので、比較的にハリ感強めなタックルでの使用を前提としています😁

ではMVPの発表にまいります🤩🤩🤩

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5位:BT100  (IMAKATU)

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イマカツの処女作(だったはず?違かったらすいません😅)でもあるBT100が5位となりました。今年に3DR採用のNewカラーで復刻版が発売されたこともあり、一時期話題になっていたルアーです。

 
 
 
 
 
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(自分が使っていたのは復刻版ではなく、オリジナルモデルを使用していました)
飯田に旅立った事で、久しく釣っていなかった千曲川産ゴマルちゃんを捻り出した功績を称えた、いわゆる思い出入賞です😂

以前より持ってはいたんですが、使う機会が無かったので「復刻するし使ってみよっかなーー」的なノリで持ってったら、初使用で釣れちゃった超ラッキーフィッシュでした😂笑

使用感としては、ただ巻きよし・ドッグウォークよし・チューンすれば高速巻きもよしと1個でかなり何でもできちゃう系の万能君です。
チューン次第では速めのテンポにもかなり対応してくれるので、クリアウォーターでも十分武器になる性能を持ったトップ系ルアーだと思います。

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唯一の弱点としては、飛距離がマジで出しづらく、軽量な上にフロントのデカいパーツせいで飛行姿勢が不安定なことからロングキャストが中々ムズイ印象を持っています。
しかし、使用タックルをベイトから、今年猛練習していたPEスピンでの使用に切り替えてみたところ、飛距離問題もかなり解消されました👍
その為、来年以降はPEスピンでの使用が主になってくるかと思います。

 

4位:シンキングミノー各種

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以前より、リュウキ70Fはシークレット的な存在として多用していましたが、シンキングモデルのトラウトミノーに関しては浮かせる系の小技が利かせづらかったり、一昨年までベースにしていたフロロ5~6lbのスピニングタックルではキレ感を出しづらかったリといった問題点があったため、あまり使用してきませんでしたが、昨年のPEスピンの導入に伴い使用率が爆上がりしたジャンルになります。

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様々な種類を試してみましたが、今のところ結構気に入っているのが、、、、

トリコロール70S
・クルード70F (スローシンキングに調整)
・スリーショット80SP (スローシンキングに調整)
・カレントクラン(シンキングモデル)

こんな感じの4種類に、リュウキ70Fを加えた計5種類を使うことが多かったです。

使い方としては、ただ巻き・遅まき・ドリフト・トゥイッチ・ジャーク等様々な使い方で釣ることができるので、PEスピン使用時の「パイロットルアー」として先発起用することがほとんどでした。

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(結構、本流トラウトチックなイメージで使用していました)

かなりテンポよく反応を見ることができるので、バイトがなくともチェイスが掛かった際に、出てきた場所・レンジ・意識レンジなどの様々な状況を得やすく、バイブレーション並みに優秀なパイロットルアーだと思います。

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(流れが厚くきつい天竜川ではバイブが不利な状況も多いこともあり、かなり今年は多用しました)

シンキングミノーとして使おうとすると、トラウトのイメージが強く取っ付き難い印象を持たれる方も多いかもしれませんが、「沈む」というメリットを活かして「スローシンキングのバイブレーション」的なイメージで使ってみると、わかり易いかもしれません😁

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(天竜川ではハスやニゴイ、マス系等もかなり食ってきます😅)

 

3位:スイングインパクト3  (KEITECH)

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すいません。コイツに関してはもはや説明不要の激釣れワームです。。。。😂
2022年は久々にこのサイズのシャッドテールをそこそこ投げこんだ年でした笑

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使い方としては1.3~2.7ℊのジグヘッド巻き巻きor1.8~3.5ℊ程度のライト巻きキャロで使うことが多く、巻きメインで起用していました。
千曲川で使うと、間違いなく金太郎飴サイズのウルトラ数釣り大会リグになる未来しか見えませんが、そもそものアベレージがデカ目の天竜川では、釣れてもそこそこなサイズが釣れてくれます👍

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出しどころとしては、特に春時期の「特定のパターンにのみ極端に反応するような状況」や、ポスト個体のような「デカい餌を嫌う状況」で活躍します。
特にジグヘッド巻き巻きリグの場合、「巻きでは反応しないのにテンションスイミングだと喰う」場合や「テンションスイミングでは反応しないのにデジマキだと喰う」場面も多々あり、その他にも、コース・レンジ・通し方等々が若干でも違うと口を使ってこないような状況が特に今年の春は多かったので、そういったタフコンで「少しでもづれると反応しないバッスンを如何に攻略するかゲーム」な場面で使うことが多かったリグでした。

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(帰省した際の千曲川では案の定子バス連打パーティーでしたが、、、😅)

 

2位:沈み虫1.8 (一誠)

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またまたすいません。ただの激釣れワーム・パートⅡです。。。。笑
ブラインドではフォールが遅く、だるいので使わず、サイトのみでの使用を行い、シャローフラットに魚が差し込んできている場面や、単発でフラフラしてる個体をサイトで釣っていました。

 
 
 
 
 
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ハイシーズンであれば、クリーチャーホッグやパルステールでサイトもしてしまうのですが、前述したスイングインパクトと同様、大きさを嫌う時期(ポスト位)でのサイト戦でかなり活躍しました。

飛距離も申し分なく、フォール時のピリピリ感もめちゃくちゃいい感じで、喰い渋のタフコン下でも口を使わせられるルアーパワーがあるように思います👍

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2022年は、シーズン前半の大減水の影響もあり、春〜初夏にかけて水位がかなり浅く、魚が移動していくのが見えるエリアがあるレベルだったので、そういった場面で、魚の進行方向や進行スピードを加味した上でルアーの置き場所、フォールスピードを加味した逆計算キャスト等を楽しみながらサイトしていました。

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シーズン後半ではイモケムシの導入によりほぼほぼ出番が少なくなってしまいましたが、使えば普通にめちゃくちゃ釣れるワームだと思います😂

(気づくのが遅かったですがイモケムシの威力も半端ないですね😅 もっと早く導入していれば間違いなく上位に喰い込んでくる性能を持ったワームだと思います)

 


1位:パルステール (Berkley/MaxScent)

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昨年の川スモMVPと考えた時に「断トツでパルステールかなーーーー」と思える程、よく使って・よく釣っていたワームになります。

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(また今回のラインナップで唯一のベイトタックルリグになります笑)

まず、そもそものマテリアルが信頼と実績の練り餌素材(マックスセントシリーズ)の時点で釣れるのは確定なのですが、従来のマックスセントシリーズが苦手としていた「スイミング性能」を持ち合わせている点が非常に優秀です👍

従来の練り餌シリーズでスイミングをしようと思った場合、太いCテールのようなランチワームか、巨大Cテールのキングワームの2択しかなく、スイミングで常用していくには心もとないラインナップとなっていました。

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そこにこのパルスワーム君が満を持して登場してきてくれたおかげで、ようやく安定した練り餌スイミングが可能になったというわけです😂

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スイミング性能に関していうと、テールは滅茶苦茶極小サイズなので最初は不安になりますが、使ってみると、レスポンスがありえない程良く、低速でもピリピリ動いてくれる為、かなりいい感じです!

また全身に深いリブリブがあるせいか、姿勢も安定するため、普通にめちゃくちゃ釣れました😁

それに加え、かなり自重もあることからスイミング以外でも「ノーシンカーずる引き」や「ボトムジャーク」もかなり高いレベルでこなしてくれるので、こいつ一個あれば、そこそこ釣りが成立しちゃう系の万能型練り餌です。

特にボトムジャーク性能はかなりのもので、ジャークを入れた際には、ピリピリピリピリとレスポンスのいい極小テールが超ハイピッチリズムを刻んでくれるので、見た目はデカいハゼの様ですげー釣れそうに感じると思います👍

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(釣りうまパスタ屋さんに教えて貰ったテールの癖とり方法😂)

実際、何やっても食わない「無の時間」からも魚を引っ張ってくることも多々あったので、ボトムジャーク性能でもかなりイカしてるワームだと思うのでめちゃくちゃオススメです👍👍👍

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こんな感じが2022年の川スモールで活躍してくれたMVP達になります!

正直なところ昨年は、川スモールよりもラージ釣行&レイクスモールに力を入れまくっていたので、例年よりも釣行回数がかなり少なくなってしまいました😢

2023年は川スモールに、もっと力を入れつつ勢力的に活動をしていきたいと思いますので、見ての通りの超絶不定期更新ブログではありますが、今年もよろしくお願い致します🙇‍♂️

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2023年のファーストフィッシュであるマイクロメザシサイズを添えて今回は終わりとします😂

#BP  #長野県バス釣り #千曲川 #川スモール #千曲川攻略日記 #天竜川 #天竜バス釣り #天竜川釣り #天竜川開拓日記 #YASHIROCONFIDENCE #コンさん

 

 

秋の川スモール攻略について考えてみる part1

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お久しぶりですYASHIROです🤩🤩

ブログ更新しなきゃと思いつつ、またいつの間にか秋になってしまいました。。。

そんないつの間にかなってしまった「秋」ですが、個人的には結構苦手意識が強く、苦労することも多くなってくる季節だと感じています😅

スモール自体もめちゃくちゃ癖が強くなる時期であり、更にテンションやコンディション等もコロコロと変化していく為、非常に捉えづらく秋の川スモールが個人的にはかなり苦手です笑

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そんな、苦手意識が強い秋の川スモールではありますが、何とか攻略するためのポイント的な部分を、今回は紹介出来ればと思っているので、最後まで読んで頂けると幸いです😂

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まず前提として、川スモールにとっての「秋」とは、、、

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〇活動しやすい

〇食い溜め

〇冬・繁殖の準備

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この3つがキーになってくるのかな?と思っています

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まず「活動しやすい」については、川スモールのど真ん中の適正水温というのは、アメリカの論文などを読んでいても大体20℃前後であると記されている文献が多く、実際そのあたりからスモールのファイトも桁違いに暴れるようになってくるので「水温が20度を切りそうなタイミング」というのが1つのキーであるように思います。

 

そして、1年を通して見た時に20℃前後となるタイミングはほぼ2箇所のみであり「梅雨前位」(アフター)のタイミングと現在である「秋」になります。

ただ、梅雨前位というのはアフター〜回復のど真ん中にあたるので、バス自体のコンディションがまだ整いきっておらず、視力や思考能力的には鈍めなものの、マインド的には「はやく回復しないと」という意識が強い為、めちゃくちゃアグレッシブに口を使ってくれる、1年の中でもイージーな時期に入ると思います。

その反面、秋の20度前後の水温帯。とくに20℃をきり、水温が日に日に低下していくのに伴って、スモールちゃん達はどんどん賢く、そしてセレクティブになっていく時期だと思っています。

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(川・レイクスモール共通で圧倒的にルアーへのジャッジが厳しくなりますよね😅)

好むエリアも夏に有効だった瀬やインレット直下、ド流芯横のフォームラインといった水の動きや流速があるエリアから、秋が深まるにつれ、ワンドやトロ場、テトラエリアといったような「ある程度流速が遅い+ある程度水深があるエリア」が機能してきます。

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では何故、緩やかで水深があるエリアにバスが移動していくのか??

もちろん水温低下や、酸素含有量が多いエリアに執着する必要が無くなったなどの理由から緩い深場に移動した可能性も充分考えられますが、それよりも大きな要因として「ベイト」だと、個人的には考えています。

大学時代の研究結果でもそうだったのですが、千曲川の場合、特に10月以降のスモールは「流線型のベイトフィッシュ」に強く固執する性格があるように感じています。

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本来、川スモールの場合、特定のベイトに固執することは少なく、「その場所の、その瞬間において流下量が最も多い餌」つまり「最も喰いやすい餌」を好んで捕食する傾向がスモールには強くあります。

(よく効く「〇〇パターン」はバスが〇〇を喰いたい!と思っている訳ではなく「そこにいるバス達にとって〇〇が最も食いやすく・効率が良いから食べてる」というマインドで成り立ってる事が多いと考えています)

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そのため、ストマック調査をしていても春〜夏の川スモールはベイトフィッシュ、水生昆虫、陸生昆虫、陸生小型動物まで、あらゆる餌を幅広く接餌しているのですが、秋にはベイトフィッシュが出てくる割合が急に高まる傾向も確認出来ていたので、食性がベイトフィッシュメインに変移している可能性は高いものと推測されます。

この事象の明確な発生理由については、残念ながら研究的な結論は出せなかったので、今のところ推測にはなってしまいますが、理由として考えられるのは以下の3点です。

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①河川内の水生昆虫の絶対数やサイズ自体が少なく・小さくなるタイミングが秋である可能性

水生昆虫のサイクル的な問題で秋というシーズンがちょうど切り替わりのタイミングと重なったり、タイミング的に大きい水生昆虫が少ないような状況になるため、「その瞬間に最も喰いやすい餌」がベイトフィッシュになる可能性も考えられます。

実際木崎湖などのレイクスモールでも、多くの魚が7~12mといったようなディープラインにはいり、ワカサギをガンガンに追い回すのが秋の特徴になります。

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(シャローレンジにも大型個体は少数ながら残ってはいますが、夏のようにシャローに居続けるのではく、ショアラインをグルグル回遊していたり、タイミングでシャローに差し込んだりする傾向が強くなります。)

木崎湖における通年を通したバスのベイトはワカサギ、オイカワ、ヨシノボリ系、エビ、水生昆虫、陸生昆虫などが挙げられますが、それでも秋はワカサギをメインベイトにする個体群が多いです。

 

②越冬・スポーニングに備えて栄養価の高いベイトフィッシュを選択的に摂餌する可能性

バスにとって冬〜春はとてつもないエネルギー量を必要とするシーズンでもあります。

千曲川での研究を通して知った事なのですが、スモールマウスバスは産卵に向けた準備を、秋から始めています。

大体10月頃から15cmを超える魚(2年魚程度)は生殖線の発達が確認される様になり、それに伴って肥満度に感しても、同じく10月以降より高まる傾向がみられます。

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つまり、寒すぎてアクティブに摂餌したくない冬分のエネルギー+春に向けて生殖線を発達させる為に必要なエネルギーが必要となる為、水生昆虫よりもより効率的にエネルギーを確保できるベイトフィッシュをバスが意図的に捕食している可能性も考えられます。

 

③バスのコンディションによる可能性

前述した通り、スモールマウスバスにおける適正水温。つまりスモールちゃんからして最も快適に動ける水温が20℃前後と言われているため、秋というのはバスからしても最も活動しやすく、アクティブな時期であると考えられます。

それによって「ベイトフィッシュを追い回して捕食する」という行動自体にめんどくささやダルさを感じづらく、むしろ「あの餌めちゃ美味そう。。」的なマインドになっている可能性も挙げられます。

自然の構造として、「いかに効率的に摂餌を行えるか」というのは野生動物が摂餌行動を行う際にかなり重要なポイントとして存在していると思います。

つまり「なるべく無駄な労力をかけずに確実に栄養を摂取する本能」が野生動物には存在しているはずです。

実際、自分が好きでよく見る肉食獣のドキュメンタリーとかでも目の前に餌がゴロゴロいる状態でも「無理そうだなー」とか「暑いしめんどくせぇなぁ」みたいな時にはあまり狩り自体をしないそうです。

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バスにもこれは共通すると思っていて、例えばレイクスモールでも魚探の絵的にはワカサギスクールの周りにバスがついてるのに、ワカサギのスクール自体は崩れておらず、ただただ「ワカサギスクールに着いて回ってるだけのバス」も実際多く見られますし、梅雨時期の野池ラージでよく見られる「ギルロックパターン」(ティンバーやレイダウン、カバー、シャローなどに子ギルを固めて追い込んでその周りにBIGラージが複数引きで囲ってるローカルパターン)を1時間くらいじっと観察していても、目の前にギルの大群が居るにも関わらず捕食の頻度自体はかなり少なく、レイダウンから飛び出たイレギュラーなアクションをした子ギルしか食べないシーンもよく見ていました。

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こういった経験から、特に動きがアクティブなベイトフィッシュを捕食する際には、バス的にもそれなりのエネルギーを使う場合が多い為、「いまなら確実に喰える」的なタイミングをまって捕食する傾向が高いと考えています。

しかし、20℃前後の最適水温という好条件下において、バス自体が元気で、やる気がみなぎっていることから「ベイトフィッシュを追う労力」<「多少動きが早くとも栄養価の高い餌を喰いたい」意識が上回る事で積極的にベイトフィッシュを捕食している可能性も考えられます。

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実際、クソ暑い7月〜9月前半の朝マズメ、夕マズメにボイルや活性が上がる理由としては、1日の中でまだ動きやすい水温がそのタイミングなので、「めんどくさい<美味しい餌」の構図が成り立つ為だと考えているのでこの可能性もあるとは思います。

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と、こんな感じの推測は立てているものの、まだ自分なりの最終結論は出せていません😅笑

しかし、上記の様な理由の複合的要因から秋の川スモールは超積極的にベイトフィッシュを捕食しているのは間違いなく、これがいわゆる「秋の荒喰い」と呼ばれる現象なのかな?とも思っています。

 

こうやって聞くと、バスはかなり積極的に捕食活動してるし、活性も高いしで一見釣りやすい時期のように見えるんですが、、、、

現実的にはかなり難しい時期でもあります😅笑

その1番の理由としては「ベイトフィッシュに強く依存したスモールはめちゃくちゃ賢い」からに他なりません。

つまり賢すぎるが故に、「魚が居るのに喰わない現象」がスーパー起こりやすいのが秋の最大の難関になるのです。

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実際、スモールレイクでは、例え魚探にガツガツに捕食している絵がくっきりと映ろうとも、それ系の魚は本当に釣りづらく、むしろベイトボールに突っ込んでいない魚の方が格段に釣りやすいレベルです😂笑

また10月の千曲川でも1時間くらい投げ込んだつもりでいたポイントにムーチングのおじさんが入ってきた事があるのですが、1時間バイトすら無かったエリアから立て続けに良い型をスポンスポン抜かれた辛い思い出もあります笑

(ライブベイトパワーもあると信じたいですが、、笑)

 

このように、自分の実体験の中でも秋のキーワードとなってくるのが、ベイトを意識しすぎているが故に「居るのに喰わない魚を如何にしてルアーに反応させていくか」が秋の個人的焦点の1つです。

(当然、秋以外でもこういった魚群は100%存在しているはずであるものの、秋は極端にこういった魚が増えるイメージを持っています)

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ただこういった魚群はめちゃくそ賢い反面、「釣り方やクセを掴んだ時に大爆発しやすい」という魅力的な1面もあります👍

実際、自分が過去に釣りをしてきた中で、サイズを気にせずに圧倒的に「数釣りした日」というのは、ほぼ100%秋のタイミングです。

 

自分史上最も数釣りした日が5年位前の10月だったのですが、当時、上田のゴミ処理場前によく通っていたポイントがあったのですが、その日は、前日に中古で買ったMMミノーをとりあえず結んで投げたところワンジャーク目でガツンヒット。

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そこから毎投MMミノーのジャークで釣れ続け、サイズこそ20~30cmクラスだったものの、日が落ちるまでの2時間位で40匹以上釣った経験もあります笑

(バラした数を合わせるとさらに倍近い数です😂)

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この様に「居ても喰わない魚」も多い反面、「1エリアに魚が固まりやすい」季節でもあるので、釣り方がキッチリとハマったり、バスのスイッチが何らかのキッカケでONになった瞬間に怒涛の連発が起こりやすい季節でもあることから、「ハマれば大爆発」のチャンスがあるのが秋の楽しい1面でもあります👍

 

そんな経験もあるくらいに「ルアーが合ってないと全く反応が無いくせに、1度パターンを掴むと大連発も有り得る」のが秋の1番のキーワードなのかな?と今の段階では考えているので、どうやってクセを掴んでいくかという部分に重きを置いて釣りを展開して行くことが個人的には多いです😂

これ以上書くと、ただでさえ長い文章がよりクソ長くなりそうなので、次回はそんな気難しい季節における「YASHIRO的秋のルアー」を書いてみたいと思います。

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またダラダラと長くなってしまいましたが、誰かの参考になると幸いです👍

次回も直ぐ更新するようにするので気になった方は是非お願いします🙌

 

#BP  #長野県バス釣り #千曲川 #川スモール #千曲川攻略日記 #天竜川 #天竜バス釣り #天竜川釣り #天竜川開拓日記 

 

春の川スモール攻略

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どーも皆さんYASHIROです🤩🤩

3月に入り一気に春めいて来ましたね!

自分自身、腹パンパンのビッグママを狙うべくフィールドに出かけてはいますが、今年は本当にバラシ癖が洒落にならないレベルで酷く、足元ポロリやランディングミス、フッキングミスなどで掛けてもことごとくバスはバラシまくっており、キャッチできるのはことごとく外道と絶賛マイナススパイラル突入しております😇😇😇

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そんな絶不調の外道パーリナイモードのYASHIROですが、釣れないフラストレーションをぶつけるべく、文字書きに没頭してみましたので、川スモールの「春」についてお暇な方は是非お付き合い下さい笑

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一言に「春」といっても結構曖昧ですよね😅

個人的な川スモールにおける春のイメージだと

3月〜5月いっぱい位までをざっくり「春」と感じてます。

理由としては、千曲川で釣りしてきた経験や、大学時代の千曲川スモールの研究の中でも、千曲川におけるスポーニングの最盛期は大体ゴールデンウィーク過ぎ位が、最もネストやペアリングを確認することが出来る印象があります。

(スモールは結構ダラダラスポーニングするので6月・7月でもネストを見かけることもありますが、、)

そのため、スポーニングがとりあえず落ち着き、回復系が多くなる5月いっぱいまでを個人的には「春」と認識しています🌸

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また春のなかでも初春・春・晩春と進んでいく中で当然釣り方も変えながら釣りをしてるので、今回はそれを紹介していきます!!!

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3月〜4月初旬:「初春」

水温的には4℃〜8℃前後(千曲川の場合)と厳寒期の延長チックな水温をしているものの、デカいバス達は確実に動いています。

この時期の川スモールの前提としてエサ喰ってるパンパンのやつほど「緩い流れ・もしくは流れが無いエリアのシャロー」でフィーディングを行っています!

(というより、過去の実績としてこういうエリアで自分は釣ってきてるのでフィーディングしてるように想像してるだけですが、、、😂)

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(この時期のシャローは水深1m前後を指しています)

ただこれは、シャローに常在する訳ではなく、フィーディングや回遊といった「何らかのタイミング」で差し込んできてシャローの中でも着きやすいスポットに着くイメージです。

この初春に関してはまだまだ冬モードを引きづっていることも多く、魚の行動パターンとエリアさえ絞り込めれば、比較的コンスタントにアタリを獲ることが出来るのですが、その反面掴めない年だとリアル無反応がひたすら続く時期でもあるため、如何に魚の行動パターンを掴むかが鍵になってくると思います。

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(ちなみに今年の天竜川ではまったく掴めず虚しく撃沈中です😇笑)

またエリアの選び方としては、千曲川のイメージだとワンドや河川の湾曲部のアウトサイド側の淀み等の「流れが緩い・もしくは無いエリア」での実績が高いです。

この時期にアウトサイド側が効く理由としては、恐らく水深の問題かなーーと考えてます。基本的にこの時期のバスはフィーディングや回遊といった「何らかのタイミング」でしかシャローを意識しません。

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つまり普段はある程度の水深があるエリアや居着きやすいエリアにいる個体郡が、喰いやすいタイミングでシャローに差し込んでくる事を意味します。

そのため、基本的に河川湾曲部のインサイド側だとナロー気味にブレイクが効いていたり、フラット気味なサンドエリアが多いため、恐らくバスからしても入りづらい部類のシャローに当たると思います。

それに対してアウトサイド側の場合、流芯が近く・水深があり・ブレイクもインサイドに比べてキツめであることが多いので、シャローに差し込みやすい印象があることから、個人的には圧倒的にアウトサイド側のトロ場で釣っていることが多いです。

また河川がベントせずにストレート気味に流れているエリアの場合も流れが緩やかである場合が多い上に、そこそこの水深が期待できるので、こういったエリアのヨレやシャローも有望エリアです!

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4月:春(前半)

3月のような水温6~8℃台ではスクールを組んでフィーディングエリアに差し込んでくるのに対し、4月以降の水温10℃を超えるようになるとスポーニング意識が高くなるのか、単発でピンスポットにつく個体も増えてくるイメージがあります。

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(4月初旬、ワンド内のレイダウンについていたプリ個体)

この「シャローの着きやすいスポット」というのは、水温1桁代と2桁代ではかなり違く、1桁代の場合は水深1M前後くらいでフィーディングを行う場合が多く、水温が10℃を超えてくると、上記の水深1m前後でのフィーディングスクールとは別に、水深1m〜30cm程度の縦ストラクチャーやオーバーハング系のカバーなどにデカメスの単発個体が着き始めます。

水温2桁代でもフィーディングのスクールも当然存在はしているものの、それと同時にかなり子バスも動き出しているため、フィーディングスクール狙いでプランを組むと意外と「子バスしか釣れない。。。」的な場面もザラに起こるので、個人的には単発デカメスを狙った釣り方を展開することが多いです(デコ率もスクール狙いより高いですが笑)

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(この時期からネチネチ系の釣りに40以下が混ざり始めます)

またこの単発デカメス達は、意外と横の動きで反応する場面も多く、入ってくるスポットと入ってくるタイミングさえ分かってしまえば意外と釣りやすい部類かと思います。

また緩い流れのピンに着く魚は意外と、サブサーフェイスレンジでのアプローチも有効であり、過去にはスピナーベイト表層スローロールやバズベイトでも釣ってたりするので「威嚇」を意識して釣りを展開するのもこの時期の特徴です😂

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(4月初旬のバズベイトで釣れたプリ個体)

どちらかというとフィーディングスクールの方が、この時期はかなりルアーを選ぶので、当たりルアーの絞り込みに苦労しますが、その反面、当たりルアーとエリアさえ分かると連発も全然有り得ます👍

またフィーディングスクールは千曲川の場合、かなり規則正しくフィーディングエリアに入ってくるので、通う内に「このエリアでこのタイミング」というのがかなり正確に判明してくる1面もあります。

 

また季節が少し進行し、4月下旬に入ると、ここで一旦デカいバスが極端に釣れづらくなる「喰い渋」が存在してるように感じます。

恐らくバス的にも季節感やスポーニング意識にガッツリ切り替わる季節の為、摂餌行動よりも優先すべき意識が多くなるためかと思っていますが審議は微妙なところです😂

 
 
 
 
 
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(子バスならあまり関係なくフィーディングしてるので普通に釣れます😅)

今まで釣れていた単発デカメスがシャローのピンスポットに入らなくなり、かなりスポーニング寄りのエリアで釣れ始めるのもこのくらいから差し込み始める印象があるので、個人的には、スポーニングエリアの1段下や、スポーニングエリア周りのヨレ、トロ場、スポーニングエリアへの入口などでかなりネチネチ系の釣りを展開することが多いのもこの時期です。

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5月上旬:春(後半)

5月に入ってくると水温もかなり上昇し、ゴールデンウィーク近辺には一斉にスポーニングを意識し始める時期です。

それに伴いスポーニングエリアではネストやペアリング中のカップルも増えてくる時期になります。

個人的にネストの釣りが好きじゃないので、あからさまにサイトでネストを狙うような釣りはしないです😅

そのため、この時期位からはスポーニングエリアではなく、春先のフィーディングエリアを軸に釣りを展開して行くようになります。

スポーニングエリアではデカバス達の繁殖行動が活発になる一方で、フィーディングエリアではスポーニング第2陣以降のバス達が積極的に摂餌を始める時期でもあります。

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特に40cm以下の個体郡が、この位の時期からかなり摂餌活性が上がってくるためボイルもエリアによってはかなり見られ始めます。

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ストマック調査の観点からも、オイカワやハヤ(ウグイ)などのベイトフィッシュ系から、水生昆虫、陸生昆虫まで様々な餌が検出され始める時期になる為、ペンシルやポッパーなどのトップ系から、ミノー、クランク、スピナべ、バイブレーション、シャッドといった巻きの釣り、はたまたワーミングの釣りまで色々な釣り方が楽しめる季節かと思います。

 
 
 
 
 
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さらに従来の千曲川では、カゲロウのスーパーハッチ一発目もこの位の時期に重なる影響もあり、フィーディングしてる魚の意識がかなり上向きになるので夕まずめのポッパーゲームが個人的には好きでした👍

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カゲロウのスーパーハッチに遭遇すると「橋脚周りの流れ緩いエリア」では異常な量のカゲロウがハッチするタイミングがあり、それを狙ったスーパーライズが発生するので、フェザーフックをつけたポッパーでアホほど釣っていた経験があります笑

(台風以降はまだスーパーハッチに出会えてないので、今でもこのパターンがあるのかは正直不明ですが、、😢)

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5月下旬:晩春

5月下旬に入ると、ネストにはオス単体でガーディングしてる状態になり、メス達はスポーニングエリアから徐々に姿を消します。

ただ、スポーニング終わりたてのメスはいわゆる「ポストスポーン」にあたる為、スポーニングエリアから離れて1~2週間位はかなり喰いが渋くムズいです笑

デカメスのポジション的にはスポーニングエリアから移動するようで「ある程度水深がある&流れが緩い・無いエリア」に一時的に入る傾向があると感じています。

(水深があり、流芯に接していない緩い流れのテトラ帯などはこの時は結構熱いです🔥)

流芯に接していないテトラ帯は元流芯である場合が多く、増水などで河川の流れが変わったことで、今は流芯に接していない場合が多いため、ある程度の水深が確保されている場合が多く、トロっとしたテトラ帯は厳寒期やこの時期のような「喰い渋」の際にはかなり機能してきます。

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また、この時期には大小様々なバスがスポーニングに絡むようになってくるので、基本的にこの時期もスポーニングエリアはスルーするように釣りをしています😅

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6月:初夏

6月に入るとネストは所々にまだ見られるものの、ガーディングしているオスのサイズも小さくなっているので、デカい個体も体力回復の為に積極的に摂餌をおこなうようになります。

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6月からはかなり夏めいてくる季節でもあり、「アフター〜回復系」が面白い季節に入ってくるので、攻め方や狙い所も春から大きく変わる月だと感じています👍

ここから先はかなり「夏」を意識しながら釣りを展開していくので、また別の機会に書こうかと思います⛱

ざっくりになりますが、春の河川では基本的にこんな感じで「春」を楽しむことが例年だと多いです。

今年は天竜川での「春」初体験の年でもあるので、腹パンビッグなママを捕獲出来るよう攻略して行ければなと思います😂

 

ダラダラ長文お付き合い頂きありがとうございました!皆さんもよい春をお過ごし下さい🌸

とりあえず釣れたラージを添えて終わりとします😂

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#BP  #長野県バス釣り #千曲川 #川スモール #千曲川攻略日記 #天竜川 #天竜バス釣り #天竜川釣り #天竜川開拓日記 

 

天竜川バス釣り【TOP5】2021年版

どーも皆さん冬に入り、ハンドメイド制作に勤しんでいるYASHIROです🤩🤩

新しい年になったということで、振り返りも兼ねつつ、今更ですが個人的2021年の川スモールで活躍したルアー TOP5を紹介して行こうかと思います。

今回はざっくりと紹介する感じで書いて行こうかと思います😂

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5位   ハドルスイマーエラストマー4.5(IMAKATU)

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個人的に大好きなハドルスイマーがエラストマー素材でリニューアルということで春先に速攻でリアクションバイトしてしまったやつです笑

1パック3匹入りで1800円弱とワームとしてはそこそこ値段設定は高めではあるものの、コスパはめちゃくちゃいいです笑

春にかなりの数釣りましたが3匹で、余裕に事足りました💵

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(内訳としては変形1匹、頭裂け1匹でラスト1匹はまだご存命です笑)

使い方としては、春先に見つけていた40~40後半くらいのスクールを獲るのに主に使っていました。

表層をスクールが回遊してくるのが見えるので進路にサスペンドに設定したハドエラを浮かせておいて、スクールがハドエラを発見するギリ前から超デッドスローに表層を巻いてくるとワラワラと着いてくるので、そこで1ジャークで食わせるやり方や、ボトムに追い込ませて喰わせるような釣り方をしていました👍

(詳しくは過去記事で書いてるので気になる方はこちらで👇👇)

mc-yashiro.hatenablog.com

表層のみならずボトム系の釣りでも普通に釣れるので、恐らく通年様々な場面で使いどころがあると思いますが、気温が上がるに従って保管がめんどくさくなり(気温が上がるとクセがつきやすく面倒です笑)専用のブリスターで持ち歩くのがダルくなったので使用頻度が下がってしまいました😇

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(ブリスターに入れず暑い車内で放置するとご臨終一直線です😇)

しかし、通常のワームではなし得ない「サスペンド〜超スローシンキング状態」を作れることからかなり唯一無二の存在だと個人的に思っています。

また見た目もウルトラ可愛いので大好きです笑

 

4位  スピアヘッドリュウキ70F(DUO)

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これは千曲川時代から結構シークレット的に使っていたルアーだったのですが、天竜川でも案の定いい感じに釣れてくれたので紹介します!

リュウキの優れている点としては、フローティングミノーの中では圧倒的に「クロスで巻いてくる能力が高い」点にあります。

バス用のミノーはトゥイッチやジャークにも重きを置く傾向があるので「ただ巻時の走破性」においてトラウトミノーやシーバスミノーと比べた時にかなり劣ってしまいます。(両魚種ともシンキングミノーが主流のせいもありますが、、)

しかし、そんなトラウトミノーの中でもフローティングであり(ここ大事🤩)、走破性も抜群によく、そしてなにより「めちゃくちゃ入手しやすい」というスーパースグレモノミノーがこのリュウキ70Fになります👍

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正直、シンキングミノーの方が走破性だけをフォーカスすると圧倒的に安定しているのですが、やはり早巻きだけでは喰いきらない時や、魚との距離が近すぎた時に「トゥイッチかけて浮かせて獲る」や「早巻き→岩に当たった瞬間に一瞬浮かせる」といったような小技がフローティングのほうが使いやすく、汎用性が高いという意味でもフローティングを好んで使ってます。(あとシンキングタイプはフローティングに比べてかなりバレやすい気がしています)

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メインの使い方としては至極単純で「早巻き」これに限ります。

ざっくりと纏めると、基本的にクロスもしくはダウンクロスで「流れの壁」をどう使うかを意識しながら使うことが多いです。

ほぼ100%リアクションの釣りなのでかなりミスバイトも多いため「どのコースで入れて、バスのスイッチを入れるのはここで、食わせはここで、、、」などを考えながら使う事が多く、テクニカルで好きな釣り方の1つでもあります🤩

 

3位  フラットワーム(Berkley/MaxScent)

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これも千曲川時代から使っていたワームなんですが、今年は天竜川という初フィールドでも使い道を発見したことで、そこそこ使っていました😂

千曲川だと3.6インチとちっちゃい事もあり、子バス率があまりにも高く、子バスラッシュになってしまうのでハイシーズンはほぼ使わず、冬〜春先のフィーディングバスがデカいシーズンに出番の多かったワームだったのですが、天竜川だとハイシーズンでもデカいヤツが謎にスモールシルエットにしか反応しない日があり、そんな時に出していたのがこのフラットワームです👍

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正直、「練り餌」とまで言われるマックスセントシリーズであり、尚且つスモールシルエットという釣れる要素しかないワームなので、特にこれといったテクニックなどなく、ライトテキサスやライトフリリグなどで根がからないコースなら、基本通せば釣れます笑

デメリットとしてはニゴイが異常に釣れるので、ワームの消費はかなり激しく、特に天竜川ではあまりコスパは良くないです😅

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(ニゴイやハスに構われると瞬でズタボロにされます😇)

個人的に「釣った時にワクワクするようなモノ」を使いたいと思いがちなので、あまりこのワームは釣ってもワクワク感は特になく、無難にめちゃくちゃ釣れる系のワームだと思うので、出し所としてはどうしようもない時の「逃げ道」的な存在として今年も使っていました😂

仮に1年間フラットワーム縛りしたとしたら、釣数だけなら「多分今の5倍くらいバス釣ってるよなぁ」とか思える位の安牌ワームです笑

 

2位  サカマタシャッド4&5&6(デプス)

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サカマタシリーズも5インチ、6インチは千曲川でもそこそこ使い込んでおり、それに加えて今年4インチも発売された為、さらに「出し所」が増えたワームになります。

5&6インチは、中層ドリフト、テキサス、フリーリグ、トゥイッチ&ポーズ、重ネイルをぶち込んで早巻きなど様々な使い方で釣れました。

特に中層ドリフトでは、千曲川ではライトテキサスでボトムを転がしながら釣っていましたが、天竜川では根がかりの関係上ネイルシンカーを入れてフォールスピードを早めつつ、ボトムベタベタには転がさないイメージでの使い方がメインでした。

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(2021スモールMAXだった、ミリ50届かないフィッシュも中層ドリフトです😟)

正直、中層・ボトム関わらずに「ドリフト」というテク自体、ラインスラックさえコントロールできれば比較的簡単な釣法なので、ラインを張りすぎずにワーム先行で転がしてけば普通に釣れます笑

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また4インチに関しては、ほぼミドスト・ボトストでの釣果となります。

今までミドストは苦手意識の強かった釣りだったのですが、去年の冬ごろから練習をはじめて何となく美味しい所が分かり始めてきました。

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サカマタ4の特徴としては、ロールセッティングではなく、順刺しで水押し主体のミドスト・ボトストとして使っていました。

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1位 クリーチャーホッグ(Berkley/MaxScent)

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前回の記事でも書いた、こいつが今年のMVPです👍

根掛かり多発エリアでも難なく超えてくるスナッグレス性能に加え、信頼の練り餌素材なので、めちゃくちゃ釣れます🤩

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こちらに関してはめちゃくちゃ詳細に前回の記事で書いてるので興味ある方は是非読んでみてください👇👇

mc-yashiro.hatenablog.com

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以上が2021川スモールMVP・ベスト5になります😎

この他には、ベスト5には劣るものの、ランチワーム(バークレイ)やTKツイスターJr改(メガバス)、Dワーム改(バークレイ)、スーパーリビングフィッシュ(PDL)、ハドルトラウト6(ハドルストン)等でもそこそこ釣れていました👍

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また、全体を通してみるとかなりワーム率が高い結果になってしまいました。

というのも、千曲川で超有効だったシャワーブローズBIG MAMAやスラスイ175などの自分が持っていた「ストロングパターン」を初め、ペンシルベイトやプロップベイト、スモールクランク、スピナーベイト等の千曲川では「サイズを選ばず釣れちゃう系」だったハードルアー達に関してもかなり投げ込んではいるのですが、見事に反応がなく釣れてもニゴイやハスばかりという結果になっていたので、まだまだ出し所が捉えきれてない感が強いです😅

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2022年ははもう少しストロングなパターンを発見出来るように釣りを展開して行ければいいなぁと思っているので、温かい目で見守って下さい😂

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また「こんな釣り方あるよ!!!」的なのがありましたら教えて下さい😂

天竜川ロコな知り合いがまだおらず、絶賛手探り状態なので、オススメパターンとかあったら知りたいです笑

こんな感じが天竜川スモール開拓2021年版でした!

2022年も雑魚ブログを何卒よろしくお願い致します🙇‍♂️

最後に2021年の個人的ベスト釣果である「大人詰め合わせセット」を添えて終わりとします😂😂😂

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#BP  #長野県バス釣り #千曲川 #川スモール #千曲川攻略日記 #天竜川 #天竜バス釣り #天竜川釣り #天竜川開拓日記