どうも皆さん年末年始は釣りに行きまくったもののメザシサイズしか釣れずに凹んでいるYASHIROです🤩🤩🤩
今回はYASHIROブログ初のタックルインプレ記事を書いてみようと思います。
というのも、以前よりスピードスティックについての質問やインプレ依頼等があった為、2年程使い込んでみた感想などを暇なので、ダラダラとインプレッションしてみようかと思います😂
個人的な感想にはなりますが参考程度に読んでいたただければ幸いです笑
自分が今、導入している番手は、、、
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・TSS#3-267B
・TSS#4-2611B
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この上記2機種になります
上記の他に、#2も使ってましたが、あまり自分のスタイルに合わず、現在ではほぼ出番無しなので、愛用している#3&#4の2機種に限ったインプレッションだと思ってください😅
TSSシリーズを2年程使い込んでみた感想としては「綺麗にしっかり曲がる竿」という印象が一番強いです。
メーカーHPを見ても「日本のバスフィッシング黎明期を飾ったシリーズの信念を受け継ぎ、現代的な技術を取り入れたバスロッドとして生まれ変わりました。大人が心から楽しめる道具であり、世代を超え受け継がれていくルアーフィッシングの面白さを伝えられるシリーズです。」と記載がされているので、昔のロッドテイスト、いわゆる「胴調子で曲がるロッドを、現代技術でリバイバルしましたぜ」的なコンセプトなのかと思います。
ぶっちゃけ、世代的にも初期スピードスティックには触れたことがないので、当時の物との比較はできないですが、自分の手持ちの中では、昔のアメリカンロッドのフィーリングに近いものを感じます。
その為、いわゆる現代での人気テイストである「バットは強め+ティップセクションは細目で入りやすい、急テーパーのファーストアクションロッド」とはかなり異なっており、自分自身、導入当初はキャストやファイトで結構な違和感を感じたのを覚えています😂笑
ただし、この「曲がる」という部分に関して言うと、確かに応力が加わった際にはバットからグイッと曲がり込むのですが、その割に降った感じのダルさは意外と感じませんでした。
購入以前のイメージでは、グラスロッド的なダルさがある竿かと想像していたので、いい意味でイメージが覆されたと言えます。
完全なグラスロッドだと、キャスト後のロッドティップのびよよーん感(ティップがめっちゃブルブルする感じ)がありますが、TSSは低弾性とはいえ、あくまでカーボンベースの為か、曲がってからの収束は意外にシャープです。(2番パワー以下の柔らかい番手は使ったことないのでわかりません笑)
なのでキャスト後の降り抜き感も悪くなく、テイクバック時にはギュッと曲がり込みつつも、スパッとティップが収束する為、かなり軽快にキャストが楽しめます😁
また、これもカーボンの恩恵なのか、自重もかなり軽いです👍
正確な自重は測ってないので不明ですが、持ち重りも特になく、軽い気がします笑
なので、コンクエストのような「自重重い系リール」と組み合わせると、ガチガチな手元重心となり、手首のスナップだけでもブランクを曲げ込みやすく、軽快に扱うことができます。
それに加えて、「曲がる」=「キャスト精度の向上感」が増えてくる為、かなりキャストは楽しいロッドです😁
キンキンのティップ曲がる系ロッドだとバットパワーがかなり強い(ハリがある)ので、しっかり振りぬくとキャスト時にパワーは乗りますが、ブランクの曲がる箇所が少ないことから、リリースポイントが比較的狭くなる傾向があります。
自分自身、基本はキンキンなティップ曲がり系ポッキーロッドが好きなので、今まで特に違和感は感じていませんでいたが、TSSを初めて使った際にはリリース時のスイートスポットの広さから、普段ではミスキャストになるキャストが許容範囲内のキャストになることが多く「キャストが突然上手くなった」かのような錯覚に陥りました😂😂
また、次に気になるポイントとしては「感度」問題が挙げられるかと思いますが、使ってみた結論として、、、
「巻き感度」はかなりいいです👍
正直、巻きテイストロッドではあるので、ゼロテンション時や、ボトムリグ系のバイトをとるのには向いてはいませんが、ある程度ロッドに巻き負荷が加わっている状態であれば「感度」に関する問題は特に無く、むしろ比較的的とるのが難しい、春先スイムジグ系の「フッと消えるアタリ」(懐かしの消える魔球ってやつです😂)でも、スイムジグやスイムベイトをスローに巻いて感じる僅かな抵抗感や、魚が丸飲みして、ルアーの抵抗感が無くなった瞬間もかなり伝わります。
なのでこの春は「乗せ」用のスイムベイトロッドとしても多用するレベルでした。
(消える魔球バイトからの鬼ゴリ巻きフッキングはクセになります😂)
そんな中でも、個人的にこのロッドでなくてはならない場面として、最も使用率の高かった使い方「バイブレーションゲーム」です👍
野池・川、ラージ・スモール問わずに、個人的マストアイテムのバイブレーションですが、このルアーを使う中で、今となっては必要不可欠な程に信頼をしています😂
ルアーの特性上、リアクションを意識した食わせ方を多用するジャンルになってくる為「バラシ」や「アタるのに乗らない現象」が多々あるバイブレーションゲーム。
もしくは、掛かってもギリギリ針1本掛かりな場合も多いジャンルなので、こういったギリギリの場面でも、ロッド全体で曲がる「追従性」と、曲がってからの「復元力」があるので、このロッドを使っていたおかげで捕れた魚も今年は多かったように感じるレベルです😂
また、それに通ずるメリットとして、巻物での30cm以下のミニマムクラスのキャッチ率が上がります😂
特にリアクション気味な巻物をしていると、意外とデカい魚よりミニサイズの方が、魚のサイズが小さい分、ファイト時やフッキング等の各モーションの中で加わる応力は必然的に小さくなるため、バレる確率も多くなるのですが、TSSの場合だと、多少の応力でもある程度ロッドが入ってくれる「追従性能」が高いので、ミニマムサイズのキャッチ率が今年は上がったような気がしています笑
(硬竿・巻物だとポロポロとバレるサイズですが、今年はこのサイズのバラシも減った気がします😂)
このように「よく曲がる特性」を持ちつつも、巻き感度は良好なことから、今年自分が多用していた「乗せ重視の巻きスタイル」にはめちゃくちゃ向いており、実際いい活躍をしてくれました👍
では苦手な分野に関してはどうなのか、
ズバリ「掛けの釣り」と「アクションのキレを求める釣り」がかなり苦手です。
食った瞬間に掛けるような釣り。
つまり、微細なアタリを取りつつ、瞬間でフッキングを仕掛けるような釣り(リアクションラバジや、メタルバイブ、掛けのスイムジグ等)はどうしても不得手です。
またアクションの中で「キレ」を出さないといけない釣り。
ダートさせつつ、キレを出す時のS字系や、メタルバイブ(リフト&フォール)、ボトムタッチさせた際にもたれさせずに「ピッ」と逃がす系の釣り(重スイムジグや重スピナーベイト)など、も良くも悪くもブランクが入りやすいが故に、苦手な部類になってくるかと思います。
(正直この点に関しては、ロッドのコンセプト的にしょうがない部分ではあります😅)
その為、個人的には「乗せ重視の巻き物系」を主体とした釣りが、このロッドにとってのドンピシャなところかなーと今のところ思っています👍👍
トップウォーター系もロッドテイスト的に、めちゃくちゃ向いているとは思いますが、如何せん、自分のトップ使用率が年々減ってしまっているのでじっくりやり込めてはいないのが現状です笑
(SNSを見ると、#1や#1Lの軟番手をトッパーの方々が使っているようなのでやはりトップ系での使用が人気なのかもしれません)
あとボトム系の釣り(テキサスやフリーリグ、ラバジズル引き等々)は、「出来なくもないけど、、、」ぐらいなイメージです。
そもそも、そういった釣り用に買ったわけではないので問題は全くないのですが、そういったジャンルの使用感としては「アタリも分からんことも無いし、やろうと思えば釣れるけど。。。」ぐらいな感じなので、何でもできるバーサタイルロッドではありません笑
そういった釣りを主軸にするのであれば、ガチムチ系ロッドかキンキン系ロッドが間違いなく向いてますので、そちらをお勧めします😂
(ガチムチ系の掛け竿も楽しいですよね😁)
こんな感じが、ここ2年程スピードスティックを使い込んできた自分なりのタックルインプレッションになります!
正直、スモールよりもラージでの使用が主ではありましたが、川スモールでもBT100で千曲川ゴーマルも今年はとってますし、夏から秋にかけて火を噴きやすいバイブレーションゲームにはピッタリのロッドになっているかと思いますので、気になる方は使ってみても楽しいかと思います👍👍
今年は勢力的に天竜川スモやろうと思いますので、不定期更新ではありますが、期待して頂けると幸いです💪
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