YASHIRO CONFIDENCE 〜天竜川開拓日記 〜

長野県にてスモールからラージまでバス釣りしまくってる男のダラダラ暇つぶしブログです😂

元フロロ信者による「ナイロンライン」の再考察

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どーも皆さんこんにちは!

今年から琵琶湖北湖に通いを始めたYASHIROです🤩

まだまだ絶賛「厳寒期」な雰囲気をヒシヒシと感じる今日この頃ですが、皆さんはいい釣り出来てますか??😭

かく言う自分は、激釣りウマパスタ屋さん後輩のロクマル報告に触発され、苦手な北湖通いを始めてみましたが、釣れても如何せんサイズが伸びず、絶賛苦痛な今日この頃であります😇

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(野池かな??ってレベルの北湖バス😂)

そんな自分ですが、通い始めた琵琶湖北湖はもちろんのこと、リザーバー、河川、湖沼においても、最近の自分のメインラインは「ナイロン」を軸に使用することがかなり多くなりました。

しかしバス釣り業界全体をみると、ナイロンを軸にしている方はやはり割合的に少ないように感じており、フロロラインユーザーが多くの割合を占めているのではないかな?と思います。

それに加え、かつては敷居・値段共に高かったPEラインも、今では安価で優秀な製品が一気に増えた背景もあり、ここ数年でPEユーザーも加速的に増えたようにも思います。

実際「ナイロンなんてここ数年使ってない」的なバサーも自分の周りでも結構居たりと、近年ではフロロやPEの台頭によりナイロンメインなユーザーも昔に比べると減ったのでは無いでしょうか?😁

 

かく言う自分も、釣りを始めた高校生の頃こそ「安い」という理由で激安ボビンナイロンを使っていましたが、釣りのスタイルが固まってくるにつれて、ナイロンラインの出番はみるみる減少していき、大学時代はほぼ100パーセントフロロラインのみで釣りをしていた感じでした😂

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(青春時代はお世話になったJSライン😂)

当時流行っていた「カーボナイロン(CN)」も一時期取り入れてはみたものの、あまりの結束強度の低さに使うのを辞め、そこからはほぼフロロメインで釣りをしていました笑

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(CNは、当時流行っていた上に、めちゃくちゃ安いのでしこたま買い込みましたが、結束強度が如何せんダメダメの為下巻き用ラインと化しています😇)

そのため、一昨年くらいまでは「ナイロンラインなんてもはや出番なくね???」とまで考えているレベルの自分でしたが、同年の夏ごろにふと買ったナイロンラインから、ナイロンラインのメリットを再認識することができ、それ以来ナイロンの使用率がドカーンと上がりました。

特に昨年(2022年)に感してはバス釣り全体のライン使用率がナイロン70%・フロロ20%・PE10%レベルになるほどにナイロンの起用率が増えた年でした。

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特にラージ釣行に関しては、ほぼナイロンをメインに使いきるレベルにまでなっており、もはやメインラインが変わりつつある今日この頃です笑

 

そんな自分ですが、過去にナイロンを使わなくなった理由としては、当時はよく耳にした「フロロこそ最強・最高」という思想に取り憑かれていたからに他なりません😂😂

(これは仲間内だけなのかもしれませんが、当時の風潮的に「え?まだナイロンなんか使ってん???」的な感じがうっすらと蔓延していた様な気がします笑)

そんなフロロ思想に染まっていた、当時のYASHIRO君はしっかりと「フロロ大好き人間」と化し、ナイロンをほぼ使うことなく数年を過ごしていました。

その時のナイロンラインのネガティブイメージとしては、、、

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・感度が悪そう

・フッキング決まらなそう(伸びそう)

・ラインの沈下率問題

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この辺のネガティブイメージを理由にしながら、ナイロンを全く使わなくなっていました😂

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(当時はラージの巻きでもほぼフロロしか使っていませんでした😅)

そんな「元フロロ大好き人間」だった自分が、改めて近年ナイロンを使い込んでみた感想を、当時感じていたイメージと照らし合わせながら、今回は書いてみたいと思います!

 

〇感度が悪そう問題

→思ってた程悪くはない

伸びやすいので感度が悪そうなイメージを持っていましたが、ショート〜ミドルレンジであればフロロに極端に劣ることはないとココ最近は感じます。(とはいえ、多少マイルドな感じにはなりますが😅)

むしろ「飛距離」よりも「水深」の方がアタリはぼやけるような雰囲気を感じており、例えば「水深8mレンジでテキサスズル引きしまっせ!」的な釣りだとライン角度の問題やテンションのかかり具合等により、アタリはかなりぼやけやすいと感じました。

そういった面ではやはり、ボトムワーミング系を主軸で使っていくのであればフロロのほうがストレスなく釣りできるのかな?と現時点でも思います笑

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〇フッキングがきまらなそう問題

→ロングキャスト時は巻合わせ必須!

これは昨年かなり痛感したのですが、特にロングディスタンスになればなるほど、フッキング時に「ライン伸びてるなぁぁ」とは感じます笑

正直、近距離戦やラインテンション掛けながらのリトリーブであればフロロとフッキング感は大差なく、普通にフッキングに持ち込めます。

しかし「フルキャスト大遠投→超沖でバイト」パターンや、中距離以上でラインダルダルなリトリーブになってくると、やはりフロロよりもパワーが伝達しきっていない感じは強く、フロロと同じアワセだと「ジャンプでポロリ」する確率も増えてくるように感じました😅

そのため、フッキングはしっかりと糸ふけを巻き取りながらの「ゴリゴリ巻合わせ」がほぼマストです👍

またハードルアーやスイムベイト等のトリプルフック系はロングディスタンスでもフッキング掛けやすいのですが、オフセットフックやラバージグ等のシングルフック系が特にゴリ巻合わせ必須です笑😂

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(低伸度ナイロンを使うと比較的改善されますが、どうしてもゴワ感は増しますね😅)

〇沈下率問題

→良し悪しアリ

ラインの沈下率に関しては、良くも悪くもフロロよりも沈みづらい特性があるので、投げるモノによってメリットにもデメリットにもなり得る感じがします。

ナイロンを使ってて気持ちいいと感じる釣りは、やはり「巻物系」や「トップ系」が圧倒的です!

巻物の中でも特に、ビックベイトやスイムジグ、スイムベイト系、ノーシンカーシャッドテールなどでは「ほぼナイロンオンリーでも良いな」と思えるレベルで使い勝手は良いと感じています。

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(巻きスピードをゆっくりできる上に、スイム姿勢も沈下率の関係から比較的、綺麗にとれますよ👍)

その理由としては、、やはり「遅巻き」が非常にしやすいからに他なりません。

スーパーデッドスロー〜スロー巻きの際に「ロングディスタンスであればあるほど」、そして「太糸であればあるほど」フロロの沈下率はめちゃくちゃ早いです。

そのため、いくら綺麗にループを作っても、ライン沈下による下方向への応力がどうしてもかかってしまうので、レンジも入りやすくなる上に、それを浮かせようとすると必然的に巻きスピードも早めにならざるをえず、巻きスピードが早くなりがちです。。。

そのため、感度を若干犠牲にしてでもデッドスロー性能を重視して、ラインセレクトすることが多くなったのもナイロンライン使用率が増えた要因の1つになります。

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(自分がシャローマンなせいもありますが、DS系はマジでナイロンマストです)

 

この辺が、個人的にナイロンに抱いていたネガティブイメージと、実際使い込んでみた感想とのギャップになります!

上記の他にもラインが沈みにくいので、フロロよりも扱えるトップ系の幅が広くなるため、選択肢にトップを入れやすいといったオマケ的メリットもあったりします。

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(フロロメインだと、ラインがガンガン沈む為ポーズがとりづらく、扱えるトップの幅が狭いです😅)

 

上記要素をトータルして考えてみると、当時のフロロ大好きYASHIRO君が提唱していたナイロンラインのネガティブイメージも決して間違いではなく、使っていく上で確かにそういった1面もありました。

しかし、それは釣りのスタイルや、用途が変われば圧倒的なメリットにもなり得るということであり、当時のボトムワーミングを主体とした釣り方だと「デメリット」として捉えていた部分でも、現在のハードプラグ系やデッドスロー巻物系、ビックベイト等をメインに据えた際には圧倒的な優位点となってくるため、用途や状況によって使い分ける事でより快適に釣りを行う事が出来ると、今更ながら気づく事が出来たように思います。

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やはりそういった意味では、未だににボトム系の釣りを多用する川スモールに関しては、圧倒的にフロロのほうが使いやすいと感じてるので、川スモールを1日みっちりやりきる日や、ラージでもネチネチボトム系をメインに組んでいる時などはやはりフロロの使用率が上がるのが現状です。

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(やはり現状のスモールの釣りはワームの使用率が自分は多いので、フロロのが向いてるかなーと思っています😅)

 

この辺が、昨年みっちりとナイロンラインを使い込んできた「元フロロ大好き人間」のインプレッションになります笑

スピニングやボトム系リグの出番の多いスモールに関してはやはりメインラインの立ち位置はフロロになりますが、スモールの中でもトップを入れていきたい場面やビックベイト、巻き物系をメインで組む時のような要所要所ではナイロンのアドバンテージが増す場面もあるので、こういった場面での起用は今後増えて行くかもしれません👍

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ナイロン・フロロ・PEと選択肢が数多い現代ですが、自分なりの用途に合わせたライン選択でより楽しめるようになると思うので、誰かの参考になれば幸いです🤩

 

最後に真冬のハーモニカ赤ソギフィッシュを添えて終わりとします。

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