YASHIRO CONFIDENCE 〜天竜川開拓日記 〜

長野県にてスモールからラージまでバス釣りしまくってる男のダラダラ暇つぶしブログです😂

【後編】冬の川スモール攻略 〜タイミングとルアーセレクト編〜

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前回記事「冬の川スモール攻略 〜場所編〜」の続きになります!

(見てない方はこちらを先にどーぞ!👇👇)

mc-yashiro.hatenablog.com

前回の場所考察でもまとめた様に、「越冬場」と「フィーディングエリア」の2つに何となくの目星をつけるのが、個人的な冬の大前提にしているという話でした!

では、次に場所の絞り込みをある程度終えた段階で、次に絞っていかなければいけない部分が「狙うタイミング」と「ルアーセレクト」になっています!

今回のブログでは、この辺を再考察して行きたいと思ってますので、お時間ある方は是非お付き合い下さい😁

それでは、早速後編にいってみます!

 

○狙うタイミング

スモールに限らずラージもそうですが、特に冬は魚の代謝が低い&テンション低めな時間が多い事もあり、必然的に1箇所に費やす時間がハイシーズンよりも多くなる傾向があると思います。

そのため、限られた時間をより効率的に動く為には、場所選びとタイミングの図り方が大切になるイメージです🫨

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では、そのタイミングについてですが、より具体的にいうと「どのモードの魚を、どのタイミングで狙っていくのか」っていう意味で自分は使っています🫨

「魚のモード」とは、"越冬エリア内の安定した場所に常駐している群れ(OFFモードの魚)が、彼らなりの何らかのタイミングでシャローや地形変化に差し込んでくる(ONモードの魚)"と仮定しているので、回遊してるONの魚と、常駐しているOFFの魚のどっちを狙うのかで大きく攻め方・狙い方が変わる為に重要視してます!

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基本ONの魚を狙う「フィーディングエリアの釣り」では、魚が固まる越冬場の中でも"差し込んでくるであろうシャロー"や"ちょっとした地形変化"に差してきたバスを如何に口を使わせるかっていう感じなので、結構ねっちり系の釣りを展開することが多いです。

また、裏を返すと、差し込みのタイミング以外ではフィーディングエリアと呼んでいる場所に基本魚はいないという事になるので、留守のタイミングでねっちり系の釣りをすると結構ガッツリと時間をロスってしまう事が多いです😂

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(地形変化系のフィーディングエリアでは付いてることもありますが、特にシャローでは差し込みタイミング以外では魚皆無です😇)

 

また、差し込んでくる際には、ほとんどが群れで差してくる場合が多く、イケイケの日にドンピシャのタイミングで当たったりすると、今までバイトすらなかったのに突然の連発コースなんかもあるくらいフィーディングエリアの釣りはマジでタイミングが命です笑

 

逆に、やる気のないOFFモードの時は、フィーディングエリアに隣接する深場や、深いヨレや反転流、緩く厚い流れの下といったある程度安定した場所に常駐しており、魚の動き的には、基本その付近をフラフラしていたり、障害物系にタイトに付いていたりするバスが多いイメージがあります。

ただ、やはりOFFモードの為、基本喰い気がない事が多く、ルアーが通過してもガン無視や、若干反応しても口を使い切らない場合がほとんどなイメージです😅

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もちろん、こちらも何らかの状況変化で口を使ってくれることもあるので、結局タイミングが重要ではあるのですが、喰い気が無くとも"魚が固まって留まっている"という意味では、ルアーを見る回数が必然的に多くなるので、フィーディングエリアの釣りよりも交通事故要素が多く、チャンスは多いとも言えます。

この場合は、「若干でもルアーに興味を持ったタイミングで、運良くリアクション要素が入り口を使ってしまった系」の交通事故狙いで釣りをする事が多いので、リアクション要素を絡めやすいルアー・リグを使うことが多いです。

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つまり、、、

"差してたら比較的反応は得られやすいが、そもそも魚が居ない"リスクがある「フィーディングエリアの釣り」と、、、

魚が居るという意味ではチャンスは多いものの、"中々口を使わない・使っても基本渋いので結果的に釣れない"リスクがある「越冬場の釣り」

この2つを使い分けていく必要があると思っています。

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個人的な超絶理想的プランとしては、、、、

・魚が狙いのフィーディングエリアに入っていないタイミング

⇒難しけどオフの魚が溜まっている場所で、粘りの釣りや、リアクションの釣りを展開。

・差し込みのタイミング

⇒ドンピシャでフィーディングエリアに移動して狙い撃ちプラン

これが出来れば1日の中で、魚とルアーとの接点が多く作れることからもチャンスが多く、ベストなんじゃないかと思っています😂

(そんな理想的に動けたことはまーないですが笑)

 

では、「差してくるタイミングとはいつぞや??」っていう話になってくると思うのですが、、、

 

正直これは断言は出来ません😂😂笑

 

というのも、場所によってタイミングが違う事も多い上に、天候や水温などの外的要因にかなり左右される為です😅

 

しかしながら、個人的経験として、昔から冬のデイゲームで、魚を最も釣っているタイミングは「13時〜15時」付近であることが多いです!

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推測ではありますが、日射量やそれに伴う水温上昇による"水温が上がるタイミング"なのかなーと勝手に思ってます。

特に近年では、あまりOFF魚狙いのプラン(越冬場事故待ちプラン)はそんなにやり込まずに、基本的にはフィーディングエリアでON狙いの展開をすることが多い為、水温上昇するタイミングで個人的に釣れる経験が多いのかもしれません😅

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(逆にOFFモード狙いだと、謎の時間にポロッと釣れたりもします)

 

○ルアーセレクト

では、そんな場所とタイミングをある程度予測した後にようやく考えるのが「ルアー・リグのセレクト」です!

こちらもかなり昔に記事にしたこともありますが、正直、当時からやってる釣りはあまり変わっていません。。。笑

mc-yashiro.hatenablog.com

(減った物は多いですが、増えたのといえば高比重系くらいです😂)

厳寒期の川スモを真剣に釣ろうと思った際に持ってく物はほぼ3つくらいかなーと思います。

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①ライトキャロ

②ライトテキサスorフリーリグ

③高比重系ノーシンカー

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この辺が、個人的冬の手堅い系リグです笑

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これに、OFFモード狙い多めの時には、シャッドやメタルなどの固いリアクション系を持っていったり、シャッドテールやジグヘッドの横移動系を持ってたりしますが、あくまで基本にするのは上記の①~③になります。

(高比重系でもリアクションを混ぜれるので、近年はメタルの出番も減少気味です😅)

使い分けとしては、、、

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①ライトキャロ:フワフワしながらの超遅ずる引き用

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②ライトテキサス:引っ張り時やハングオフの瞬間をキビキビさせたい時用

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③高比重:フォールやジャークを入れる事でリアクション要素も入れたい時用

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ざっくりとこんな感じの使い分けです。

僅かな違いではあるものの、厳寒期のスモールは意外とえり好みが激しい印象があることから、この辺をローテーションさせながら、その日の好みを探っていくことが多いです。

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正直、動かし方や通し方でもかなり変わってくるので、一概にこれがイイとはならないかもですが、個人的にはこの辺だと思います。

このほかにも定番どころとしては、ミドスト・ボトスト等のジグヘッド系が挙げられたりします。しかし個人的にコンパクトサイズのジグヘッドが苦手なこともあり、あまり厳寒期にやりこんだことはありません。。。笑

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というのも、ジグヘッドの構造上、どうしても上記リグに比べて根がかりのリスクが多く、1日の中でもあるかないかの"貴重なチャンス"を狙っていく中で、根掛かりによる余計なプレッシャーを与えたくないというのが本音です😅

(単純にジグヘッドが苦手という事なんですが、、、、笑)

しかし、安定したレンジコントロールと、ファイト時の安定したやり取りができる人であれば間違いなく有効的なリグなのでローテーションに組み込むのはかなりアリだと思います!

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(昨年から投げまくっているフルサイズのジグヘッドスイミングも、スモールの場合ショートバイトばかりで乗せきれない事ばかりなので、川スモールにおいて冬の出番は減りそう気がしてます😇)

 

最後にON/OFFのモード別の使い分けとしては、、、

・OFFモードの魚

⇒高比重系やメタル、シャッド等を使ったリアクション系で事故的に口を使うワンチャン待ち

・ONモードの魚

⇒フィーディングエリアでライトキャロ/テキサスとかでねっちりと口を使わすイメージ

例外も多々ありますが、基本はこんな感じでやることが多いです!

投げてても反応が全くなかったり、逆にバイトはあるけど食い込まん的な場合にはねっちり系→リアクション系に振ったりもしますし、その逆もあったりします👍

 

 

○まとめ

こんな感じが、近年個人的に考える冬の川スモールの考え方になります。

また、細かい部分は若干違うものの、冬ラージの場合でも考え方の根本は基本一緒です。

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実際、琵琶湖や野池、湖でも、止水/流水域の違いこそあれど、ベースの考え方はほぼ一緒な感じで釣りをしていることが多く、決して川スモールに限った話では無いように思っています👍

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正直、個人的に厳寒期は苦手なので「まったくアタリすらない日」が何日も続き、やり切れずに挫折することもあります😅笑

しかし、何となくでも魚の動き方や場所・ポイントの考え方をイメージしながら釣りをする事で、まだやりきれる様になった経験があることから、今回はまとめてみました😂

参考になるかは正直微妙ではありますが、誰かのお役に立てれば幸いです!

最後までお付き合い頂きありがとうございました!

今年もより良い魚と巡り会えるよう頑張って行きましょう😁

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(今年のファーストフィッシュだったワカサギちゃんを添えて終わりとします)

 

#BP  #長野県バス釣り #千曲川 #川スモール #千曲川攻略日記 #天竜川 #天竜バス釣り #天竜川釣り #天竜川開拓日記 #YASHIROCONFIDENCE 

【前編】冬の川スモール攻略 〜場所考察〜

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どーも皆さん!

新年あけましておめでとうございます🎍

年末年始の実家帰省で川スモール釣る気マンマンだったのに、帰省エンジョイしすぎて、ほぼ釣りに行けなかったYASHIROです。。。。😇

 

当初の予定では、川スモ釣る気マンマン過ぎて、7タックル組みあげた上で、帰省したにも関わらず、結局ワカサギ釣りと野池半日釣行に行っただけで正月休みが終わりました笑

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(初ドーム船も楽しかったですが、千曲川もめちゃくちゃ行きたかったです。。。😇)

しかも、かなりの暖冬で長野エリアでも雪がほぼなく、正直、釣れやすい冬の雰囲気を感じていた分めちゃくちゃ悔しいです。。。。😅

 

そんな一瞬で終わった正月休みの速さに震えている今日この頃ではありますが、今回は、以前から何度かコメントを頂いていた「冬の川スモール」について、改めてまとめてみようと思います!

ブログ始めたての頃にも、冬の川スモールについて何個か記事を書いたりしてましたが、その頃と若干の考え方の変化や、より絞り込んだ冬のイメージとかもあったりするので、その辺も楽しんで頂けると幸いです😂

特に、晩秋以降の川スモールは"地形依存タイプ"の魚がめちゃくちゃ増えるイメージがある事からも、秋以降の水温下降シーズンで、自分が大切にしている「エリア・ポイントの絞り方」と「そのタイミング」についてご紹介出来ればって感じです😁

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(ダラダラ書いてたら長すぎたので前後編に分けて投稿します笑)

 

○「越冬場」と「フィーディングエリア」

正直、基本的な考え方自体は、ブログ初期の頃からさほど変わっておらず、、、

大枠である「越冬場」と、さらにその中の限られたスポットの「フィーディングエリア」の考えをベースにしながらゲーム展開を考えている事がほとんどです。

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ではどこが越冬場で、どういう箇所がフィーディングエリアなのかというと。。。

 

まず一般的な河川フィールドで「越冬場」と呼ばれる箇所の多くに共通する要素としては、下記が挙げられるかと思います。

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・水深がある(周囲に比べて深い)

・流速が緩い、もしくはほぼ無い

・流れをブロックできるものがある

・湧水や温排水絡み

・冬にベイトが固まる

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実際、どの要素も冬〜厳寒期という厳しい環境下では非常に重要な要因であり、さらに、これら要素が重なれば重なるほどに魚側からすると魅力度が増すエリアになるイメージを持っています。

また、こういった要素が重なる場所は、冬に限らずにある程度の個体数を通年ストックしている場合が多い事からも、その地域の中でも釣り人がよくいる「定番エリア(大場所)=越冬場」になっている事も多いです。

 

大規模越冬場以外にも小~中規模な越冬スポットも各地にポツポツと存在はしているものの、規模が小さくなればなるほどに、魚をストックする魅力も小さく、更に減水などの外的要因の影響をもろに受けやすいことから、規模に比例して、魚のストック量も増減しているように感じています。
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(その分、釣り人も少ないので、一長一短て感じですが笑)

さらに「越冬場に入っているバスはボトムでジッとしている」的なイメージがあるかも知れませんが、実際にはそういったモードの魚以外にも、サスペンドしていたり、フラフラしている魚がいたり、タイミングで回遊している魚達がいたりと、多様なモードの魚が混在していると思っています。

特に天竜川や千曲川といった県内スモール河川の場合、めちゃくちゃ水深のあるエリアと呼べるのは堰やダムを除くと極めて少なく、ド流芯以外で2m以上の水深があれば"深いエリア"として分類されるようなフィールドです😅

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その為、堰やダムの開閉による水量や流速の変化、光量・風・水温の高下といった外的要因の影響を比較的受けやすいフィールドであることは間違いなく、さらに恒常的な流れのある環境下で生息している個体群の為、低活性ではあるものの、厳寒期でも上記の要因に合わせながらエリア内を移動・回遊している個体が多いように感じています。

(特に大型個体ほどこの傾向は強い印象です)

とはいえ、流石に何キロも広範囲に動くことは稀であり、ある程度決められた範囲内にて回遊を行い、彼らなりの「タイミング」で決められたシャローや地形変化に差し込んでくるようなイメージだと個人的には解釈しています。

 

それに加え、この越冬場というのは基本的にバス以外の他魚種も冬季の間に利用していることが多く、小型魚種やニゴイ、コイといった魚種もバスと同様によく見かけられる種です。

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特に、オイカワやハヤ、フナ等の小型魚種が上記エリアに絡んでいることは個人的に重要視しており、釣りをしている中で、ベイトの存在が確認できた時は結構テンション上がります笑

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(千曲川・冬の代名詞といったらのコイツも居ますが😂)

また、大学時代、スモールマウスバスの研究をしていた頃には、漁協の方に見せて頂いた研究で、国立大学の研究チームが千曲川のスモール数体にGPSを取り付け、1年の移動データを集めた実験がありました。

そのデータの中では、初秋頃まではそれぞれが広範囲に散っているものの、晩秋付近を境に、ある1カ所に集結をはじめ、そのまま冬の間はその絞られたエリアの中で活動をしていたという研究データも見たことがあります。

特に、平均水深が浅い河川エリアの場合には、深場が限られることからもワンエリアへの依存度が高くなるイメージです。

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(スモールの特性上、群れで活動していることが多いことから、GPS個体以外のスモールも集結していく可能性が高く、大規模越冬場にはそれなりの個体数が集まり、生活しているものと思われます)

また、実際にその集結場所も、地元バサーの間では「冬の大場所」として認知されているような鉄板エリアだったという経験を踏まえても、水温低下と共に、各エリアにある大場所に魚が集まる傾向が強いのはほぼ間違いなく、その集結する大場所こそが自分的には「越冬場」であると勝手に定義付けしています。

 

そして、その越冬場に集まってきたバス達が、何らかのタイミングで、シャローや地形変化に差し込んでくるスポットが、各越冬場に必ず存在しており、そんな限られた越冬区域の中でもさらに限定的なスポットのことを「フィーディングエリア」と自分は呼んでいます。

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(当時、冬によく通っていた小場所の1つですが、こんな感じのとこ好きです笑)

そんなフィーティングエリアですが、基本的にある程度の水深が確保されている越冬場の中でも、部分的に盛り上がっている緩い流れの馬の背だったり、複合的な要素が絡むシャローエリアだったり、ディープ隣接のせり上がるようなブレイクゾーンだったりと、大小も地形の種類も様々ではあるものの、基本的には越冬場の中、もしくはその近くにある、若干水深が他より浅く+差し込みが容易なエリアです。

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基本的にフィーディングエリアは「他に比べて浅めの水深+流速が緩いスポット」というのがベースになっているので、日射量が多く水温が上がりやすい特徴があります。

その為、産卵に向けた積算温度の貯蓄や、はたまた単純に周りよりも暖かいからやってくるだけの可能性も、正直全然ありえます😅

しかし、そこまで考え出すとかなり複雑で、なんて呼んでいいのか分からなくなる上に、事実、そういうエリアに差し込んでくる個体群は比較的口を使いやすいという経験があることから、正解かは分かりませんが「フィーディングエリア」と勝手に定義付けしています笑

 

○まとめ

かなり長くなってしまいましたが、まとめると、、、、

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①冬にバスが集結する大きなエリアである「越冬場

②その越冬場の中でも、タイミングでコンタクトする「フィーディングエリア

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この2点を探し出すことから、冬の川スモールは始まると思っています。

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他の時期に比べて、何よりもまず"場所探し"が重要であり、最低でも①の越冬場くらいは何個か目星をつけておきたいところです👍👍

越冬場自体、結構分かりやすいというか、そもそも有名な場所が多いので①の越冬場を探すこと自体は比較的簡単かと思います。

ただ、有名な大場所は人とのバッティングが付きまとうこともあり、出来ればサブプランとしてマイナーな場所も何個か押さえておけると、先行者がいてしまった場合に有利に立ち回れるかと思います。(冬の釣り人は結構粘るので待ってもあかないことが多いです笑)

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こんな感じが、個人的に大切にしている冬の釣りの場所の考え方編になります!

暇なのをいいことに、ダラダラと書き連ねてたら長くなりすぎたので、後編に続きます😂

(後編はタイミングと食わせ方編です)

お暇な方は是非👍

 

#BP  #長野県バス釣り #千曲川 #川スモール #千曲川攻略日記 #天竜川 #天竜バス釣り #天竜川釣り #天竜川開拓日記 #YASHIROCONFIDENCE 

 

【2023年版】川スモールMVP紹介・TOP5

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皆さんどーもお久しぶりです!

年内最後の琵琶湖釣行も終え、一息ついてるYASHIROです🤩

毎年思ってる事ではありますが、この時期になると1年間が一瞬過ぎることに気づき、手の震えが止まらなくなります😂

そんな震えの中ではありますが、今回のブログでは年末恒例、2023年に川スモールで活躍したMVPルアーTOP5を紹介して行きたいと思います!!

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正直、2023年は琵琶湖釣行が爆増しており、以前よりも川スモールに行く頻度は低下気味ではありました。

そんな生活ではありましたが、とはいえ出退勤前後の隙間時間や単日休暇のようなタイミングを活かしながら、ある程度は天竜川・千曲川にも釣行を重ねており、特大級こそ出なかったものの、イイ型も比較的安定して釣れてくれたイメージもあることから"頻度の割にはアベレージも悪くは無い1年"だったと思っています笑

それでは、ホイチョイフィッシング(死語ですかね??😂)でも、しっかりと活躍してくれたルアー・ワーム達の紹介をして行きます!!

 

○5位:ドライブシャッド3.5 /OSP

第5位にランクインしたのはドライブシャッド3.5インチです!

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こいつは今年の春使っていた巻きフリーリグの具として使っていたのがメインでした。

ただ、夏前くらいから導入した「ダルンダルンのジグヘッド用スピニング」がメインロッドになってしまってからは、ウェイトや使用感の関係もあり、あまり使うことが無くなってしまいました😅

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しっかりとしたタックル(ハリが有る掛け方向のロッドセット)を組んでいれば、春に限らず通年を通して効果的なリグであり、サーチをからそのままフォローまで出来る万能系リグなので、ライト〜ミドルクラスのワーミング主体であれば、かなり汎用性が高いリグだと思います👍

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(同リグでスタッガー3とかもローテーションで入れたりしましたが圧倒的に釣れ感が良かったのはドライブシャッドです)

3.5"に限らず、昔からドライブシャッドシリーズ自体、かなり好きで投げ込んでいましたが、改めてその有効性を思い知らしめてくれたワームです。

テールの構造上、良くも悪くも水を掴みすぎない設計となっている為、波動は弱いですが、流れに対しては非常に強く、流れが複雑な河川域における安定性能は他のシャッドテールの追従を許さないイメージを昔から持っています。

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(ショートバイト連発で乗らない時にはトリプルフックセットも試してみたりしました)

巻きフリーリグについては過去記事でも詳しく書いてます👇👇👇

mc-yashiro.hatenablog.com

 

○4位: 3"ファットヤマセンコー /ゲーリーヤマモト

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こちらも昔から使い込んでいたワームであり、前回のブログでも解説したクラシックワームです。天竜川・千曲川問わずで「サイズ関係なく真剣に1匹釣りたい」シチュエーションでかなり頼りになるワームだと思います👍

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テキサスだけに限らず、表層トゥィチン等のサブサーフェイスレンジでの食わせや、ボイル撃ちでもかなりアリアリなワームなので、万能で安定したワームとして起用していました!

ライト〜ミドルパワーのタックルだとかなり使いやすいサイズ感なので、メインタックルにL〜Mクラスのロッドを使用する際には1個忍ばせといて損が無い系なのでオススメかと思います。

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こちらも過去記事で詳しく書いてます👇👇👇

mc-yashiro.hatenablog.com

 

○3位:アベンタクローラー ウッドリミテッド /イマカツ

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今回唯一のハード系です笑

日本式デカ羽根モノの元祖ともいわれるアベンタクローラーシリーズの中でも、最も巨大なボディーを誇ることから「メガベンタ」の通称でも呼ばれているシリーズです。

基本的には朝夕のマズメか日が出る前のタイミングでの使用がメインでした。

ド日中でも、バイトはしてくるんですが、ノりきらないバイトが多発したので、日中使用する場合はオリジナルアベンタやアベンタRSといったちょっとコンパクトなサイズの方がいいかもしれません😅

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メガベンタに限らずですが、デカ羽根モノ自体がかなりバレやすいジャンルの為、タックルセッティングはかなり重要なジャンルだと思います。

自分の場合、今夏の琵琶湖でもメインパターンをデカ羽根で組んでいた事もあり、そん時に使っていた専用タックルをそのまま流用していました!

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またラージと違って吸い込み系というよりも「バシャッ」みたいなアタック系のバイトが多く、基本ノりは悪いです笑

更にそれに加え、ルアー自体の自重が重い為、手前での首振りやジャンプ等でポロポロと悲しい位にバレて行くことも多いので、掛かってからはゴリ巻きで瞬間制圧が理想的なファイトだと思います。

その他にも、フックはマメに交換しつつ、ティップの上げ下げでラインスラックのコントロールにも常に気をつけたりと、かなり繊細にタックルやコントロールをする必要があり、やり込むほど気をつける事が多いルアーだと気付かされた印象でした😅

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○2位:ジャンボグラブ(6"グラブ) /ゲーリーヤマモト

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こちらも往年の名作シリーズです。

ファットヤマセンコーほどでは無かったものの、昔からそこそこ使っていたワームでした👍

使用用途はテキサス、巻きテキ、ノーシンカースイミング、グラビンバズ等、主にノーシンカーorテキサスで使っていました。

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特に濁った状況下では圧倒的に強く、後述するデス6とのローテーションで用いたり、スイミングで入渓一発目のサーチ要因で使う事が多かったです。

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また、デス6とのローテーションでは、ボリュームがある程度しっかりあるボディーサイズながらも、出す波動はかなりピロピロ系という点で使い分けており"ナチュラルだけど大きい存在感で喰わすデス6"と"ある程度ボリュームもある+ピロピロ波動も併せ持つジャンボグラブ"というイメージでスイッチしながら使っていました。

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デス6で食い渋ったタイミングでも、ジャンボグラブにローテするとまたバイトが始まったりする場面も今年は多くありました。

 

○1位:デスアダー6インチ /DEPS

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こちらも説明不要の名作ですね😅

昨年から、ジグヘッドスイミング用にしこたま買い込んだ事もあり、今年はかなり使用率が上がっていたワームです。

釣りウマ・KZM式厳選法により厳選した精鋭達のみをジグヘッド用として使っているので、審査落ちしてしまったクセ付きの不要在庫をテキサスやトレーラーとして使っていました笑

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昔から千曲川では定番ワームとして根強い人気があるワームだった記憶があるのですが、個人的にあまり使い込んで来なかった背景もあり「釣ったことがある」程度の位置づけでした。

しかし、厳選により余りまくっていた大量のクセ付きデス6をなんとか消費するべく、川に持ち込んだのがキッカケで、いざ投げ込んでみるとその実釣能力はめちゃくちゃ高く、めっちゃくちゃ釣れました😂笑

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クリアアップ環境下でも普通に釣れますが、何より濁った時の爆発力には目を見張るものがあり、上記の6"ジャンボグラブと併用したテキスト(テキサスストローリング)では真夏の濁り環境で連発などもあり、かなり今年で信用度が爆上がりしたワームになります。

mc-yashiro.hatenablog.com

「晴天無風・どクリア」環境では、先発デス6で食い渋っできたところで3"Fヤマセンコーや沈み虫、イモケムシ60等をローテに加えたりもしていました。

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主な使い方はテキサスで、ズル引きからテキストまでをアクションやレンジをコントロールしながら釣っていく場面が多かった印象です!

 

まとめ

今年を改めて振り返ってみて気づいたのですが、昔から釣れるといわれつづけているクラシックワームをメインにしていた1年でした😅

やはりロングセラーなルアーやワームはどれも使いやすく、発売から長い時が経った今なお、めちゃくちゃに釣れるということを再確認出来ました👍

また、ジグヘッドスイミング用にアリヴェールを買った事で、基本的にはジグヘッドの練習をしていた事もあり、ルアー・ワームの選考基準が「ジグヘッドロッドで扱えるモノ」をベースに持っていた事も、今回のランキングに大きく影響してます😅

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(結局、本命のジグヘッドスイミングは、川ではおチビしか釣れなかったので余裕のランク圏外となってます😇😇😇)

 

また使用頻度の関係からランクインこそしなかったものの、沈み虫・イモケムシ・サカマタシャッド・クリーチャーホッグなどの過去のMVP達もスポット的ではありますが、使えばしっかりと魚を持ってきてくれていました😁

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以上が個人的川スモール活躍ルアー紹介になります!

どうしても琵琶湖遠征の回数が増えてしまっている関係から、土日2日間をしっかり川スモでやり切るという回数が減ってはいるものの、身近に川スモールという超魅力的な釣種がある環境を活かしながら、来年も今以上に釣れるよう頑張って行きたいと思います!

また今年は有難いことに、釣り場でお声掛け頂く機会も増え、釣りウマさん達の深い話を沢山聞けた年でもありました😂

やはり勉強になることが非常に多く、自分の未熟度を痛感してばかりでしたので、来年も是非見かけた際には、皆さん詳しく教えて下さい笑

 

最後になりますが、こんな超低頻度更新&ダラダラクソ長文にお付き合い頂きありがとうございました!

来年も、恐らく低頻度ではありますが、何かの参考になれば幸いと更新すると思いますので、是非よろしくお願い致します🙌

年末の長野駅前で出会ったUS直輸入の激シブラインを添えて終わりとします😂

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(なんとなんとの900m巻きらしいです😂😂)

#BP  #長野県バス釣り #千曲川 #川スモール #千曲川攻略日記 #天竜川 #天竜バス釣り #天竜川釣り #天竜川開拓日記 #YASHIROCONFIDENCE 

「3"ファットヤマセンコー」を振り返る

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皆さんお久しぶりです!

ブログ更新しなきゃと思いつつも、釣りに夢中になっていた結果、いつのまにか夏はおろか秋まで終わりかけになっている事実に気づいてしまったYASHIROです🤩🤩

(相変わらずの低頻度更新ですいません😅)

中々に小難しい季節にはなってまいりますが、それと同時に一撃の質や価値がドーンと跳ね上がるウィンターシーズン開幕間近。

不安もありつつも、何だかんだでワクワクしている今日この頃です笑

 

そんな中、今回ブログネタとして取り上げるのは往年の名作「3インチ ファットヤマセンコー」についてです!

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個人的にはバス釣りを始めた頃に投げまくってたワーム筆頭であり、Fヤマセンコーとレッグワームのテキサスはそこらじゅうで転がしまくってました笑

そんなFヤマセンコーですが、バス釣り歴が長くなるに連れて、どんどんと使用頻度が低下してしまってました😅

とゆうのも、今までの実績があるからこそ、何となく「釣れるよね」的な扱いになってしまい、飽きがきていたというのに加え、個人的なタックルセッティングが基本ヘビー寄りになってしまったことで、ファットヤマセンコーの軽さ的に気持ちよく使い切れないという2つの理由があったからです。。。

しかしながら、今年(2023年)はジグヘッドスイミングの練習の為に「L〜MLクラスのダルダルスピニングタックル」の使用率が格段に増加したことに伴って、ジグヘッドが全然ダメな時のローテーション要因としてそこそこな出番がありました笑

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(本気でFヤマセンコーを使い切るならパキパキファーストロッドで組んだ方が多分快適です😅)

そんな経緯もあり、今年の天竜川・千曲川問わずの川スモールで久々にイイ感じに釣らしてくれたワームとなったので、今回はそんなファットヤマセンコーを紹介して行こうかと思います👍

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○ 3インチ ファットヤマセンコーとは

名前の通り、3インチながらもファットボディーになっており、ずんぐりとしたヤマセンコーシリーズです。

実際、かなり多くのバスアングラーがお世話になったワームなのではないでしょうか?

自分がこのワームを使うようになったキッカケはバス釣りを初めた頃に遡ります。

当時、フライフィッシングしかやった事がなく、手探り状態でバス釣りを始めた高校生のYASHIRO少年が、「バス釣り 釣れるワーム」みたいな感じで検索したら出てきたのが出会ったキッカケでした😂

(実際はオリジナルヤマセンコーだった気がしますが、たぶん間違えて買いました笑)

実際に使ってみるとめちゃくちゃに釣れたし、その後買い直したオリジナルヤマセンコーよりも千曲川では圧倒的に釣れ感がよく、いつの間にか超一軍ワームに格上げされて行った思い出があります。

使用用途としてはテキサスリグはもちろんのこと、ワッキー、ノーシンカー、トゥイッチ・ジャーク、トレーラーなど様々な使い方で、めちゃくそにバスを釣ってきた「バス釣りを教えてくれたワーム」なので、自分の中では青春です😂

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(人生初の45upもファットヤマセンコーでした)

そんなFヤマセンコーですが、個人的に考えている1番の魅力は「超多用途な万能性能」これに尽きると思います👍

そもそもが置いとくだけで食われちゃうでお馴染みゲーリーマテリアルな上に、超シンプルなボディーなので様々なリグ・トレーラーになってしまうという、マジで「これがあれば何でもできる系」の代表格だと思います。

個人的な意見として、複雑なボディーやモシャモシャといっぱいパーツがついてるワームは使いこなせていたり、状況にドンピシャでハマっている時の爆発力はとてつもない威力がありますが、使いこなせていなかったりや、そもそも合ってない状況下ではマジで反応が全くないなんて事も多く、練度や状況判断が結構重要になる場面も多いと感じています。

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そういった意味では、昔から存在し続けている「名作」と呼ばれるようなワームはシンプルなシルエットであるものが多く、発売から何十年もたった今現在でも釣れ続けている事などを踏まえてみても、余計なパーツのないシンプルフォルムであるほど対応できる状況が広く、万能感が高いと思っているので、このFヤマセンコーを初めとしたヤマセンコーシリーズ自体が様々な状況に対応できる「万能型」だと自分は考えてます!

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○使い方

前述のように、割かしどんな使い方も出来ちゃうワームの為、様々な使用方があるのですが、個人的に今年メインにしていたリグはテキサスとノーシンカーでした。

テキサスに関してはジグヘッドスイミングタックルということもあり、ナイロン8lbに1.8〜3.5gのバレットorフリリグシンカーを組み合わせたセッティングが多かったです。

ボトムずる引きはもちろんですが、ドリフト、ボトムジャークなどでも結構な数を釣れてはいたものの、、、、

その中でも今年格段に釣ったテクが「テキスト/フリスト」でした笑

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使い方は非常にシンプルで「ダウンクロスに投げる→シェイクを掛けつつドリフト気味に喰わせコースへ入れていく→良い感じら辺でターン掛けつつスト(シェイク)しながら巻いてくる」という単純なものでしたが、これが結構釣れるという事に気づいてからはそこそこ多用していました。

ドリフトの延長みたいな感じなので、比較的楽で、尚且つドリフトよりもテンポが若干ですが早いこともあり、飽きずに続けられるのでオススメです。

また、その際には順刺しでも釣れるんですが、逆刺ししてあげた方がお尻を振るので、使い分けたりもしてました。(1匹釣ったらアタマ裂けするとこがネックですが、、、😇)

なので、テキストでサーチ掛けつつ、フォローでドリフトやボトズルのようなテンポの遅い釣りを入れてあげることで、イケイケな魚から、ちょっとローテンションな魚まで幅広く拾っていけるので結構便利だと思います👍

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(晴天クリアだとFヤマセンコー、濁りとかによってパワーがいる時はデス6やジャンボグラブでローテーションしてました✌️)

またノーシンカーに関してはサイトや中層ドリフトの際には順刺しセッティング、ボイル打ちや表層高速トゥイッチの際にはアタマずらしセッティングを使い分けながら使っていました。

特に天竜川では、今年から開拓し始めた上流域だと、対岸ボイルでもロングキャストすれば届いちゃう位な川幅が結構多いので、このセッティングで遠距離ボイル打ちをしてもそこそこ釣れました。

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○タックルセッティング

今年、自分が組んでいたセッティングはほぼスピニングでした。

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ロッド:アリヴェール72

リール:C3000番クラス

ライン:ナイロン8lb

これで、ほぼほぼ通していましたが、正直向いてないと思います😅

真剣にFヤマセンコーでタックルを組むとしたら、L〜MLクラスのシャッキリ目なファーストテーパー位のスピニングロッドにフロロ6〜8lb(シンカー:1.8~2.7gクラス)か、Mクラスベイトロッド(こちらもシャッキリ目)+フロロ10~12lb(シンカー:3.5~5gクラス)が過去の転がしまくってた経験上ベストだと感じてました👍

 

以上が、今年の春〜初秋にかけてイイ感じに釣れていたFヤマセンコーの紹介になります!

昔はかなり主軸にしていたワームなので、晩秋〜冬にかけての渋い時期にも超ネッチリずる引きや、重いシンカーを使ってリアクションを意識した瞬テキとかでも魚をキャッチしていた経験もあるので、根気さえあれば冬でもしっかりと仕事をしてくれるワームです笑

また、ドリフトや今回紹介したテキストもそうですが、ボトムにラインをベッタリ這わせる釣りでは無いので、スピニングPEもより感度よく釣りを展開できるのでアリアリだと思います👍

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「最近使ってないなぁー」という方や、「安定して釣果が欲しい!」という方にはオススメですので、是非使ってみてはいかがでしょうか👍

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この前釣れたプクプクすぎて自立する系スモールを添えて終わりとします。

この冬も皆さん頑張って行きましょう!💪

 

 

 

 

#BP  #長野県バス釣り #千曲川 #川スモール #千曲川攻略日記 #天竜川 #天竜バス釣り #天竜川釣り #天竜川開拓日記 #YASHIROCONFIDENCE 

久々の千曲川攻略日記 〜夏の千曲川でバス釣り〜

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お久しぶりですYASHIROです!🤩🤩🤩

ハイシーズンに入ったこともあり、釣りばかりで、案の定ブログ更新が止まっておりスイマセン😅

そんなクソ更新頻度でも、アクセスしてくださる方も多く、たまにコメントやDMも頂けるので非常に嬉しく思う反面、もっと更新頑張らねばと思っております!

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(釣りにはめちゃくちゃ行ってるんですが如何せん時間がないのが言い訳です😭😭)

 

そんなクソ更新ブログですが、今年のお盆帰省では、久々に千曲川の川スモールを真剣にやり込んできたので、今回は「久々の千曲川攻略日記~お盆編~」を書いていこうと思います笑

しっかり今回もダラダラ長文なので、辛いかもしれませんが最後までお付き合い頂けると幸いです!😂

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今回の帰省では、計3日間、千曲川を釣り込んできました!

お盆期間の千曲川のコンディション的には、、、、

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1日目:晴天そよ風、水質クリア

2日目:曇りやや風、水質ちょい濁り

3日目:曇り爆風、どちゃ濁り、しっかり増水

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こんな感じになっており、特に、直撃こそしなかったものの、台風が通過して行った関係からか天候は日に日に荒れ傾向+水質もどんどん濁りが増していった感じでした😅

そして今回のメインエリアは坂城〜長野エリアと、ブログ開設当時に通いつめていた懐かしの「青春エリア」を軸にゲームを組んで行きました👍👍
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○1日目

初日、春の帰省で調子良かった坂城エリアに朝イチ入りましたが、想像以上にクリアアップ&減水が酷く、深めのランだった場所がただのチャラ瀬へと変貌していたためあえなく撃沈。。。

イモケムシ60等のフォールベイトや、スタッド4インチを僅かに残る深場へ入れると20cm台のおチビがポロポロとは釣れるものの、明らかにダメダメな感じでした😇

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1時間くらい粘ったものの可能性を感じずそそくさと移動を開始。

通いまくっていた頃の思い出を頼りに、ドンドン下流へとランガンしまくりましたが、バイトがそもそも遠く、釣れてもおチビちゃんばかりと大苦戦展開。。。。

そこで、午前中では反転流やカーブエリアのアウトサイド側のヨレといったような「水深のある淀みエリア」をメインに探っていましたが、午後からはイメージを変え、広めの瀬や同じカーブエリアでもインサイド側のランのような浅め+水通しの良いエリアへとプランを切り替えてみると、ポロポロと釣れ出したので、ゲームプランを変更。

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すると、釣れるサイズも、酷すぎた前半よりもだいぶマシな30後半クラスが混じり始めながら徐々に上がっていき、最後には千曲川発祥のローカルスイムジグで明らかな良型をかけるも無念のバラシで撃沈してしまい、デカい奴はキャッチこそ出来なかったものの、何となく癖が掴めてきたところで終了でした。

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○2日目

所用を済ませ、午後からのエントリー🚗

昨日掴みかけた癖をより掘りこむべく、意気揚々と出発しましたが、いざ現地に着いてみると謎の濁り+増水傾向。。。

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膝までウェーディングするとシューズが見えなくなるくらいの笹濁りな感じでした。

個人的にはこの時期の笹濁りはプラスなイメージがあるので嫌いではないのですが、昨日やっと掴んできた癖やパターンがガラッと変わるような気がしてならず不安を感じながらも釣行開始。

するとやはり、昨日までのクリアパターンから魚のテンションも変わっていたようで、午後に調子良かったエリアからは思ったような反応が返ってこず、広め+浅めのランやインサイド払い出しのランから魚が抜けたような雰囲気でした。 

しかし、濁り方的には決して悪くはなく、明らかにプラスな雰囲気をヒシヒシと感じてはいたので、昨日触れれなかった更埴~長野らへんのちょい下流エリアを、スラスイ175・シャワーブローズビックママ・プロヴィデンス+サカマタ7インチのフルサイズロローテーションでテンポ良くランガンして行ってみました。

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結果的には、スラスイに何度かチェイスはあるもののバイトまでは至らず、ビックママでも2発バイトがありましたがルアー後方に出るミスバイトがある程度でフックアップまでは至らずな感じでした😇

想像していたよりも魚の出が悪く、トップやデカい系でもサラサラと流れてしまうものにはそこまで反応が良くなく、むしろしっかりと見せながら誘う方がいいのかなーーー?な雰囲気。。。

またエリア的にも、昨日の坂城エリアで反応が良かったような広め+浅めのランやインサイド側の払い出しランではほぼ反応が無く、むしろ反転流やストレートエリア馬の背周りのヨレといったような若干の水深がある+流速がそこまで強すぎないエリアでの反応が集中したので、濁り&プチ増水の影響で魚のポジションが移動したっぽい印象でした。

結局デカいのは釣れず、連日惨敗と想像よりタフな千曲川に頭を悩ませながら釣りを終了でした笑

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○3日目

千曲川攻略最終日。

用事もあり中1日開いてしまいましたが、2日分のサーチを踏まえた上で何とかデカいのを取りたいと思いながらのいざ出陣。

しかし現地についてみると、2日目を遥かに上回るカフェオレクラスのド濁りモード。。。

明らかにまた魚の雰囲気が変わった感満載過ぎるコンディションにショックを受けながらも釣りを開始しました。

自分の経験上、カフェオレクラスに濁度が入ってしまうと水深のあるエリアではほぼ釣れないイメージがあったのですが、念のため2日目にスラスイやビックママで反応の有ったちょい深みエリアをサラッと通してみるも、当然のようにバイトは無く、例えチェイスしてきても絶対見えないレベルなので早々に移動を決断。

過去記事でも書いたことがありますが、夏時期のド濁り時は反転流系で昔はよくいい思いをしていたこともあり、「石or砂ベースのある程度浅めの反転流」を求めて、当時よく通っていた篠ノ井エリアのデカ反転流ポイントへ向かってみました。

mc-yashiro.hatenablog.com

ところがどっこい、地形が全く変わっており中洲が消えドストレートエリアへと変貌していたので、竿を出さ気も起きず。。。笑

しょうがないので、篠ノ井~坂城までをハイペースに藪漕ぎ&ランガンを繰り返しながらガンガン上っていきました笑

久々の大行進にヘロヘロになりながらも、ようやく見つけたのは戸倉下流エリアにある、大き目のカーブエリア・インサイド側の反転流ポイントでした。

ド濁りを考慮しつつ、存在感を出しつつも移動距離を抑えられるデス6のテキストで1投目からバイト。

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40cm前半くらいと短いながらも、千曲川らしいポリン体型のグッドコンディションフィッシュ。

そこからはプチ連発し、1時間で一つのスポットから40up×5匹、30~20cm台クラスが10匹くらいが連発するプチフィーバーモードでした。

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(釣れてくるバスのプロポーションが素晴らしく、これぞ千曲川って感じのバス達でした😂)

サイズこそMAX45位と伸び悩みでしたが、ひたすら歩き回ってようやく場所当ててのプチ連発だったので、中々に嬉しい最終日となりました👍👍

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◼️まとめ

3日間千曲川をやりきった印象としては、、、

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⚪︎クリア時はカーブエリアインサイド側の広めのランや、流速速めの馬の背といった「流速がそこそこある+やや浅め+広めなエリア」が効いている

⚪︎笹濁り時は反転流やストレートエリアのヨレ、馬の背周りのヨレ、カーブエリアでもアウトサイド側のヨレといったような「ある程度水深がある+流速があまり強くない緩めのエリア」が有効的

⚪︎ド濁り時はカーブエリアインサイド側の反転流や中洲周りといった「ある程度浅め+定位しやすい緩めの流れ+石~砂の泥ではないハードボトムエリア」が有効的になる

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といった感じでした。

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3日間を通じてコンディションがコロコロと変わっていったので、様々な状況下で魚探しをせねばならず苦戦しながらも、楽しめた釣行となりました。

状況ごとの魚の付き場的には、かなりセオリー通りな感じでしたが、やはりしばらくぶりなこともあり、上記の条件を満たすエリアの中から、さらにその中でも魚が濃いエリアを探すのに苦労しました😅

数年前の台風19号直後よりは、大幅に魚の個体数が増えたように感じますが、それでも台風以前のように「それっぽい場所にはどこにでもいる」レベルまでにはまだ回復しきっておらず、効く場所・効かない場所がかなりはっきり分かれるような印象を感じました。

また、魚の好みというか癖の部分でも、何となく以前と変わっていた雰囲気があり、特に象徴的だったのが、ロングワームの打率の悪さです🤔🤔

自分の経験上、夏の千曲川における鉄板モノとしてロングワームはとても多用していました。

マグナムヒットワームや、スパテラをくっつけた自作長スパ、ドライブクローラー9など7~9インチクラスのストレートはチビからデカいのまで満遍なく釣れる数釣りワームのイメージだったので、今回の釣行でもマグナムヒット・キンクー7・ナガスパをそこそこ投げ込みましたが、バスからの反応がかなり悪く、そもそものアタリが少ない+アタっても食い込まない状況が連発しました。

サイズ感を5インチクラスまで落とすと、同じエリアからでも途端に釣れだすことが何回かあったので、長すぎるロングワームへの反応が以前よりも悪くなっている印象を持ちました🤔

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(当時溺愛してたマグナムヒット)

逆に反応が良かったものとしては、濁り時にはデスアダー6インチやジャンボグラブ、クリアアップ時にはサカマタ6や5インチクラスのストレートワーム、ファットヤマセンコー等が反応がいい感じでした👍

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メインに使用していたリグは、ほぼテキスト(テキサスリグのストローリング)を軸にしていました。

クリアアップ時ではドリフトやボトムズルでも反応がありましたが、濁りが入ってからは圧倒的にボトムコツコツのストが反応良く、最終日にまとめて釣った魚はほぼほぼテキストの釣果です。

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ハードプラグではスライドスイマー175やシャワーブローズビッグママでチェイスやバイトはあるものの、完全に噛んでないアタリばかりであり、若干ズレていた感が否めなくもありました。

朝夕のマズメ時にあまり釣りが出来なかったので、タイミングさえ合えばガツッと噛んできそうな気がします👍

 

以上が久々に真剣に千曲川をやり込んできた感想レポートになります。

3日間やって40cmクラスが5匹と中々に苦戦してしまった釣行でしたが、懐かしの元ホームリバーと真剣に向き合っただけで楽めた帰省でした😁

今年はかなり琵琶湖の割合が増えてしまい、ブログも中々更新出来ていませんが、天竜川にもポツポツとは行っているのでまた記事にまとめたいと思います。

ここまで読んで下さりありがとうございました!

また次回の記事もお願い致します🤩🤩

 

最後にこの前釣れたビッグカープを添えて終わりとします🐟

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#BP  #長野県バス釣り #千曲川 #川スモール #千曲川攻略日記 #天竜川 #天竜バス釣り #天竜川釣り #天竜川開拓日記 #YASHIROCONFIDENCE

「巻きフリーリグ」めっちゃ便利っていうお話

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どーも皆さんお久しぶりですYASHIROです🤩🤩
春もかなり進んだ今日この頃。

ようやく天竜川も活発になり出し、横への反応がかなり良くなってきたので、産卵に入るであろう5月末くらいまではこのままイケイケで釣れてくるような雰囲気を感じています🤩

そんな中、ここ数年、特に川で多用してきた「巻きフリーリグ」がかなり煮詰まって来ており、現在進行形でイイ感じに釣れてくれるので、今回はコイツを紹介していこうかと思います😁
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というのも、元々は千曲川の頃からサーチベイトとして使っていた「巻きテキサス」を激流の天竜川でも使えるように改良したのが「巻きフリーリグ」でした。
「巻きテキ」と聞くと、琵琶湖で以前流行っていたカーリーテール系を使った巻きテキサスを思い浮かべる方も多いかと思いますが、自分が使っている巻きフリー(巻きテキも)は、ミニシャッドテール系をトレーラーに据えたモノであり、どちらかというと「ミニスイムベイト」チックなイメージで使うリグです👍
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(特に川スモールでの先発パイロットルアーとしての起用が多かったです)
また、一般的に「サーチルアー・パイロットルアー」と聞くと、ハードプラグのイメージが強いかと思いますが、個人的に河川において「1つで、線の動きだけでなく点でも誘えつつ、全レンジでサーチをかけれるルアー」というクソ高ハードルを満たすようなプラグはほぼ存在してなく、当然ですがその日ごとの状況やポイント・シチュエーション等によってローテーションする事が必須です。
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(たぶん本来のサーチベイトはそういうものなんですが😅)
そんな事を考えつつも、当時は結論に至る事はできず。。。。
結局、千曲川でサーチの主軸として多用していたのが「バイブレーション」でした。

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理由としては、基本的にシンキングなので諸々が任意で変えやすく「レンジ・ゾーン・スピードのコントロール幅が広い」+「釣りのテンポも変えやすく線から点まで対応可能」だったからでした。
様々な角度から、多様なシチュエーションに対して手早いサーチをかけれる上に、大から小まで様々なサイズがバイトしてくるので、当たりレンジ・エリア・スピード感等を絞り込みやすく、サーチとして優秀なジャンルだと思います😁

正直、流速もそこまで早くなく、また1つのポイントの規模が比較的大きい千曲川に限ってしまえば、バイブレーションで問題なくサーチの役割を担ってくれます。
しかし天竜川、特に自分がメインにしている下流エリアでは、そもそものポイントが狭い+流速がある厚い流れ絡みという、バイブレーションのメリットが生かしづらいエリアが多く、千曲川のような広めのストレッチが少ない傾向にあります。そんなこんなでバイブレーションの使用率が下がってしまったのが現状でした😅
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(天竜川ではシンキングミノーもいい線行ってましたが、タックルセッティングが結構シビアなのが玉に傷。。。)

また、特に自分の場合、オカッパリで持ち歩くルアー・ワームはなべく最小限に纏めたい甲斐性なしなので「1つで大まかに全部探れるルアーがあったら便利なのになぁーーー」とストレスを感じながら釣りする日々でした😅

そんな中、試行錯誤を繰り返していくうちに辿りついたのが「シャッドテールフリーリグをスイミングさせたらいんじゃね??」というものでした。
千曲川でもシャッドテールの巻きテキサスはそこそこ使っていた事もあり、元々経験はあったのですが、流速の関係から、千曲川風巻きテキをそのまま天竜川で使うと重心が安定せずに、ローリングする事案が多発してしまったので、より安定性を求めた試行錯誤の結果、フリリグシンカー+ネイルインサートの「巻きフリー」に行き着いたという訳です😂

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(重心が安定しやすいフリリグシンカーは抜群の安定性を誇ります)

自分がサーチベイトに求める要素としては、大きく4つ存在しており、、、
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①流れに強い(止水orスローでもあ動く必要アリ)
②テンポが早い(早〜遅まで対する必要アリ)
③攻め方が多様(レンジ・アクション・スピード等)
④スナッグレス性能が高い
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上記の4点になります。
つまり、今日の魚の活性や反応・魚の着き場所・意識しているレンジやスポットといった「その日のフィールド状況をより少ないキャスト数で・ある程度テンポよく・ストレスフリーに探ることが出来る、食わせ能力の高いルアー」が、個人的に考えるサーチの理想系だと考えています。

そういった各項目を巻きフリーはかなり高いレベルでこなしてくれる上に、ハードルアーよりも格段に根がかりづらいという優秀なオマケ付きなので、サーチとしての汎用性が非常に高いリグだと感じるようになりました。

正直、早巻き性能やフッキング能力といった部分面にフォーカスすると、ハードルアーに圧倒的な軍配が上がりますし、手返し・テンポの良さなどの面でもハードルアーには劣ります。
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しかし、巻きフリーはハードルアーにはできない技として「付け替える必要なく、ボトムのサーチもできる」という強烈な強みも併せ持ってます🤩
名前こそ「巻きフリー」とは呼んでますが、所詮はフリーリグなので、あたりまえにボトムユーズでも非常に有効です👌
その為、巻くだけでなく、ズル引きやボトムパンプ、リフト&フォール、シェイク、テンションスイミング等の「一般的なフリーリグの使い方」を、リグを変えずにそのまま使えるという点も、当たり前のことのように見えます、めちゃくちゃ大きなメリットです👍
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つまり、入渓一発目はとりあえず巻きフリーで、ザックリと切っていきながら、魚のポジションやテンション、反応の感じ、地形・カバーの確認をしていきます。
その中で、カバーや良地形を発見した際には、そのままズル引き等のネチネチ系フォロー。或いはボトムパンプや瞬テキ(フリーリグだけど笑)、カーブスイミング等のリアクション的なフォロー。近距離ではストやドゥードゥリングといった中層のフォロー。といったように「同じモノのまま次の攻め方」が非常に多彩であり、結び替えの1手間が省ける為、非常に効率的です。
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そうやって巻きフリーで探ったフィールドの状況、魚のレンジ・テンション・ポジションなどを考慮しながら、そのままボトムをじっくり攻めてもよし、或いはトレーラーやシンカーを変えてよりアジャストを図るもよし、もしくはガラッと別のルアーに変えもよし。と「最初のとっかかり」を作る為のルアーとして先発起用することが多いです。

○他スイミング系との比較
●スイムジグ

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また「スイミングのフリーリグ(テキサス)」と聞くと、用途が似ているリグとして、スイムジグやシャッドテール系のノーシンカーとかを思い浮かべる方も多いかと思います。
確かに似たようなシチュエーションで使うことの多いジャンルではあるもの、やはり様々な状況に対しての「対応力・汎用性」という面では頭一つ巻きフリーが突出しています。
例えば、スイムジグと比較した際には、そもそもが水抵抗を増やすためのヘッド形状なので、流れが厚く速いエリアにおいてはトレースコースやポイントは選ばらざるを得なくなり、万能型ではありません。
(ヘッドウェイトを上げるとスイミングは安定はしますが、必然的にスピード感やレンジコントロールなどの幅は狭くなるので、こちらも万能とは言えません)
さらに「ワームをチェンジしたい」と感じた時にトレーラーを差し直すorジグごと交換する必要があるので、ジグを何個も持ってくよりかは、巻きフリーでシンカーやワームだけを交換した方が荷物が少ないというメリットがあります笑

 

●ノーシンカースイムベイト

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また「スナッグレス性能」においては、ノーシンカーのシャッドテールやハドルテールがやはりピカイチの性能を誇ります。
しかし、横からの水流には弱い(クロスコースが苦手)や、流れが厚いポイントは苦手な点がデメリットとして挙げられます(特に軽く小さいものほどこの傾向が強いです)

重心の関係上、厚い流れやクロストレースは不向きな傾向が強くなるので、浮き上がってしまったり、バランスを崩しながら泳いでしまったりしてしまうことも多く、やはりポイントやトレースコースは「巻きフリー」に比べて河川ではやや狭い印象です。
その点、巻きフリーは低重心シンカーによる下側への応力とボディーに仕込むネイルシンカーにより重心が非常に安定しやすく、流れにもイイ感じの対応力を見せます。

こういった要素より、似たような使い方であるスイムジグやノーシンカースイムベイトに比べても汎用性が高く、多様なスポットに対して多面的なアプローチができるのが巻きフリーという訳です。
さらに前述したように、そのままズル引き・ボトムパンプ・リフト&フォール・ピンスポットシェイクといったボトムアプローチもアリなので、リグを変えずにそのまま使えるという面も超絶便利です😂
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そんな便利な巻きフリーですが、高い汎用性を持ってるが故のデメリットも存在しており、「特化性」という部分では、確実に他ジャンルには劣るというのも強く感じています😅
例えば上記のジャンルでいくと「流れも緩いから、ゆっくり・じっくり魅せる感じでトレースしたい」状況下ではデッドスローなスイムジグやノーシンカースイムベイトには絶対に及びませんし、「リアクション意識の超高速巻きで攻めたい」的な場面では、バイブレーションやヘビーウェイトジグ、チャターにはこちらも絶対に勝てません。

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その為、ある程の攻め方・レンジ・アクション・ゾーンなどが絞れている状況であれば、巻きフリー使う必要がなく、特化型のルアーを入れ込んでいった方が間違いなく爆発する可能性は高いです。
その為、あくまでも万能型の安打製造機なイメージで使うことが多いです笑



セッティング編
○トレーラー
トレーラーについては、正直どのシャッドテールでも釣れると思います笑
ただ「使いづらい」という意味では、「テールで水を掴みすぎるシャッドテール」や「重心がぼやけているシャッドテール」は巻きテキの場合だと、高速巻きになればなるほどローリングや不安定化してしまう傾向が強いです。
そのため「重心が下側に安定している」+「水を受け流すタイプ」のシャッドテールが個人的にはオススメです👍
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個人的にはドラシャ3.5やパルステールの頻度が最も高いです🤩
(重心を作る意味でネイルシンカーをお腹らへんにぶっ指すのを忘れずに👍)

○サイズ感
ここが個人的に結構キモな部分でありまして、、、、
普段は4.5∼7インチクラスのシャッドテールしかほぼ使いませんが、巻きフリーの場合にのみ3.5~4インチクラスの比較的小ぶりな具を使うことがほとんどです。
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理由としては、基本的にパイロットルアーとして使うので、様々なスピード・レンジ・アクションを用います。
その為、高速巻きする展開も多くなる為、少しでもフッキング率の向上とスイム姿勢の安定性を求めていくと、確実に小さな具が安定しやすくなります。

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特に、ハイスピードリアクション的な誘い方の際には、オフセットフックという事もあり、大きすぎるとフッキング率が格段に低下するため、その対策という意味でもこのサイズ感を使うことが多いです。
また、特に初場所では子バスのポジションやレンジ、反応するスピード感なども知っておきたい要素だと考えていることから、使うトレーラーは基本的に「小ぶりな一口サイズ」を意識して使っています。

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(逆に、フィールド状況や、レンジ、テンション、パターン等が完全に分かっている場合や、ドカンの1発狙いの場合には、最初から特化型のルアー・ワームをスポットに入れ込んで行った方が確実性が高いです)

○タックルセッティング
タックルに関してはベイトでもスピニングでも満遍なく使います!
ベイトの場合は一般的なバーサタイルなタックルでいいと思うので、M~MHクラスのロッドにフロロ12∼14lbクラス

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H以上のロッドでもできますが、高速巻きやリアクションを視野に入れた際にはある程度ロッドが入ってくれないとバイトがあっても「ガッ」で終わっちゃう場合が多いのでM〜MHクラスである程度ティップの曲がりがあるロッドがベストかなとおもってます。
スピニングの場合は、フッキングなども視野に入れて、ある程度のハリ間とバットパワーが欲しいのでL~MLクラスにフロロ5∼8lbクラス、もしくはPE0.8号に6~10lbフロロリーダーがやり易いところかと思います。

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○シンカー
状況に応じてかなりローテーションするので一概には言えませんが、上記のベイトセッティングだと2.7∼7g、スピニングは0.9~3.5g程度のバレットシンカーを持っておけば大体のフィールドでは問題ないかと思います。
ベイトの場合は3.5g、スピニングの場合は1.8gを軸として考えながら、流れの厚みや巻き速度、コースによって重くしていく感じです。
重要なのはシンカーの形状がめちゃくちゃ鍵で、フリーリグによく使われるようなスリムタイプより、少しずんぐり目のフリリグシンカーの方がこの釣りは向いてます。

なのでメーカー不詳のダウンショットシンカーみたいな形のシンカーを1番愛用してるのですが、正直中々売って無いので、フィッシュアローのやつで代用する事も多いです😅

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また、ビフテキシンカーも非常にスイミングに向いているシンカーだと感じており、実際に多投しています👍
しかし、ボトムフォローに切り替えた際のスナッグレス性能がフリーリグより劣ってしまうのが玉に傷な部分ではありますが、スイミング時の安定性や水押能力などはかなりイケてるのでシチュエーションによってはビフテキシンカーの方がイイ場面も多々あります👍

以上が近年多用していた優秀サーチの「シャッドテールの巻きフリー」になります。
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長々と書いてきましたが、とりあえず巻きフリーリグは「めちゃくちゃ便利」っていうお話でした😂
コスパも良く、様々なシチュエーションに果敢に攻め込む用のサーチベイトとして使ってみてはいかがでしょうか!
興味湧いた方がいればぜひ試してみて下さい。

 

最後に先月の琵琶湖遠征で釣ったビックママを添えて終わりとします😁

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#BP  #長野県バス釣り #千曲川 #川スモール #千曲川攻略日記 #天竜川 #天竜バス釣り #天竜川釣り #天竜川開拓日記 #YASHIROCONFIDENCE 

春のクローザー「エスケープツイン」のはなし

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皆さんこんにちはYASHIROです🤩!

急に春めいてきた今日この頃。

自分も早春の天竜川産ポリンポリンスモールちゃんに会うべく、開拓を徐々にですが始めております🫡

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(ゆうて全く川スモは釣れず、釣れてもニジマスorコイという鬼畜ループにはいってますが。。。笑)

 

当ブログでは、今まで「川スモールマウス」に照準を絞った記事を書いてきましたが、個人的な釣りの割合でいくと、半々位にラージの釣りも結構行っています。

そんなこともあって今回は初挑戦となる「春ラージ」をメインとしたブログを書いてみましたので、お暇な方はお付き合い下さい🤩

 

ラージ記事1発目として紹介したいのは、個人的「春の絶対的なクローザー」ポジションとして何年も使い込んできてる不変のリグです🤩

それがエスケープツインのテキサスリグです👍

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(数年前謎にプレ値ついた時期もありましたね笑)


そもそもが「エサケープ」と巷で呼ばれるほど、言わずと知れたクラシック超絶優秀君なので、通年めちゃ釣れなワームなんですが、その中でも突出して輝く季節が「春」だと個人的には強く感じます。
飽き性の自分ですら、長年使い続けている数少ないワームであり、毎年フィールド問わずにナイスな春バスを連れてきてくれているリグなので、春直前のこのタイミングで、ポリンポリンな雌を釣るために紹介したいと思います!

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まずワームフォルムがシンプルなので、テキサス・フリリグ・ジカリグ・ラバジトレーラーと用途多様系ではありますが、個人的に、春はほぼ「テキサス」でしか使いません。
(そのくらい、自分の中では絶対的な精度と信頼を置いています👍)

 

そんな春の守護神「エスケープテキサス」ですが、使用するシンカーウエイトも近年はほぼ固定になってきており、、、

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○ライトタックル

(Mクラスベイトロッド+フロロ12lb)
・ずる引き用の3.5g
・ボトムパンプ用の7g

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○ヘビータックル

(H~XHクラスベイトロッド+フロロ20lb)
・ずる引き用の7g
・ボトムパンプ用の14g


この3種類のウェイトをタックルに合わせて使い分けることがほとんどです。
以前は、エスケープテキサスを春の釣りのメインとして組むことが多かったので、何種類もウェイト・形状別でシンカーを持ち歩いていました笑

しかし、現在ではメインというよりも「これ使っとけば釣れるよねー」的な抑えポジションに定着してしまっているので、色々と他のことやってみたけどダメだった時に抑えとして起用することがほとんどになってしまっています😅

なので、極力持っていくウェイトも絞り、最低限を精査した結果が現状の簡略化スタイルになります👍

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(正直、一杯持ってった方が細かいアジャストは絶対しやすいです😅)


このリグで釣りたいのは、ポリンポリンのプリ雌個体です!

なので、そういった個体が「つく」もしくは「通る」ようなエリア・スポットを絞りながら投げ込んでいく釣りになります。
春の魚はフィールドごとの癖さえ掴んでしまえば、基本的にはセオリー通りな動き方をする場合が多いので、とりあえずは”The 春”みたいなポイントから打っていく事が多いです😁

水温やスポーニングの進行具合によりますが、特に野池は一度ステージングさえしてしまえば、ベッドエリアの周辺をフラフラとしているイメージがあり、ネスト場っぽいエリアに隣接するニアディープや接続のブレイクライン、もしくは周辺の縦ストラクチャー絡みを行き来している場合が多いので、エリアさえ絞れてしまえば比較的釣りやすい季節です。

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その為、上記の要素が絡むエリアで、まず春っぽい横の釣りを流してみて、魚からの反応(チェイスが掛かった・バイトがあった・実際釣れた)があったエリアを、そのフィールドにおける「春に意識するエリア」の可能性が高いと仮定し、「動きを変えたフォローベイト」として放り込んでいくことが近年ではメインです🫡

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(正直、横で喰う状況が1番楽ですよね😅)


エスケープツインの魅力〇

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過去の自分は「どこでも、いつでも、ひたすらにテキサスを四方八方に投げ散らかす」という異次元スタイルで釣りをしていた時期があります笑
なので、もちろんエスケープツイン以外のテキサスでも春バスを釣ってもいましたし、気に入っているワームも数多くありました😁
実際に気に入っていたのは、、、、

・ダムダムホッグ
・ファットベイビークロー
・ロッククロー
・ドライブクロー

この辺はかなり気に入って使っていましたし、実際かなりの数のバスを釣ってきた実績ワームです!

特にダムダムホッグは初めてテキサスリグでバスを釣った思い入れのあるワームなのでめちゃくちゃ信頼して使い込んでいました笑

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(初テキサスバス。今みるといにしえタックルです😂)

 

そんな、テキサスをやりこんできた経験として「アングラー側が入力しているアクション以上のアクション」が出しやすいワームの方が釣れるというイメージを強く感じていました。
(今となってみるとテキサスだけでなく、ルアー・ワーム全般に言えることですが)

表現が難しく、文章にするのがめちゃくちゃ難解なんですが、、、

例えば、「手堅く釣れる」でおなじみのネコリグで考えてみると、アングラー側が入力するシェイクのピッチ以上に、水中では複雑に動いています。

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「シェイクをしている」=「フックのセット位置を上下に動かしている」ということですが、その時のネコリグの水中アクションを分解してみると、、、

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・フックが刺さっている付近は規則的に上下に揺れている。
・ネイルが刺さっているヘッド部分は、若干ボトムに干渉していることでシェイクのテンポよりも遅れて不規則に揺れている。
・テール側は自重による下側への倒れ込む応力と、シェイクによる横方向への応力が加わるためかなり不安定に揺れている。
・横方向へ引っ張らっれている為、水の抵抗によりワーム全体に僅かなロールや揺らぎが生じている

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細かくいうと、もっと多様なアクションがより複雑に絡み合っているのですが、ざっくり分解しただけでも4つの大きいアクションが混在しており、例え入力しているのは単調な弱いシェイクでも、ネコリグ全体では不規則かつ不安定に動いているという事になります。
これはネコリグに限らず、他のルアー・リグでも多かれ少なかれ発生するアクションではあるものの「出にくい・出やすい」の差は使うものによってかなり変わってくるとは思います。

こんな感じで「アングラー側が入力している以上のアクション」のことを、たまに耳にする「二次的アクション」だと自己解釈しています(間違ってたらスイマセン笑)

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上手い人だと「そこまで意図して出してるわ笑」と言われてしまえばそれまでなことですが、「二次的アクション」が生まれやすい・もしくは生まれる動きが大きいルアーやワーム、セッティングは総じて釣れやすく、オートマチックに食わせやすいのは間違いない事実だと思います。

なので自分は、ワーミングに限らず、ハードベイトでも「二次的アクション」を生み出しやすいものを好んで使うことが多く、動かし方や通し方等でもこのアクションを出しやすいように操作することが多いです。

そんなめちゃ釣れアクションを、フォルム・パーツとのバランス・マテリアルの柔軟性などの様々な要素バランスの妙により、テキサスで生みだしやすいのがエスケープツインの最大の魅力であり、愛用する一番の理由です。

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(近年では同系統のオマージュ品も多く、正直エスケープの独壇場ではなくなってきた感はあるものの、それでも廃れない釣力と渋カッコよさがたまらんすね笑)


エスケープツインのシルエットを見ると、ほっそいボディーに不釣り合いな太い爪(腕?)がついている形状をしています。
恐らく、対カバーでのすり抜け性能を高めた結果だと思うのですが、この特性はオープンウォーターでのボトムパンプにおいても非常に光る部分となります。

「すり抜け性能が高い=水の抵抗を受けづらい」という事なので、リフト時の立ち上がりラグが少なく、クイックかつ小刻みにパンプすることが可能です。
それに加え、ボディーよりも遥かにデカい爪が生み出す、水をしっかり押しながらのフォールアクションも最高に素晴らしいです👍

 

個人的に、特に春ラージのポリンポリンちゃんは「移動速度は遅いけど、大きく水を押すルアー」の方が好む個体が増える傾向にあると思っているので、そういった部分を意識してセレクトすることが多いです。(もちろん例外も多々ありますが笑)

その為、クイックなリフトで瞬発的にボトムから跳ね上げさせて、ストンと落とす。
そこから水押し+余韻のある倒れ込みでじっくり見せて拾い食いさせる。こんなイメージで使っています。

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(ステイ時間は余韻アクションをしっかりと作る為、最低でも3~5秒くらいは入れてます)
また「ずる引き」でも同様に、ほっそいボディーと巨大な爪から成るエスケープツインは、フックをセットした際に、固定部分よりも、フリー部分(爪部)の質量が重い設計となっているので、石や岩、ウッドカバー等といった抵抗物をクリアする際にブルンアクションを出しやすく、ボトムパンプと同様にめちゃくちゃ釣れるので、アクションのローテンションとして使い分けるのがおすすめです!

こんな感じが個人的春の守護神である「エスケープテキサス」になります😁

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大体水温が二桁超えるか超えないか位から、徐々に反応が良くなりはじめ、水温15℃を超えてきたあたりが最盛期だと感じているので、まさにこれからに抜群な釣りですよ👍
例年しっかり釣ってるリグなので、春の選択肢の一つとして忍ばせておいても損は無いと思います!


またクソ長文になりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!
2023春も楽しみましょう!

そして天竜川で釣っている方、釣り方を教えて下さい😂

 

最後に解禁で狙ってきた天竜川産BIGニジを添えて終わりとします😂

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#BP  #長野県バス釣り #千曲川 #川スモール #千曲川攻略日記 #天竜川 #天竜バス釣り #天竜川釣り #天竜川開拓日記 #YASHIROCONFIDENCE