YASHIRO CONFIDENCE 〜天竜川開拓日記 〜

長野県にてスモールからラージまでバス釣りしまくってる男のダラダラ暇つぶしブログです😂

対川スモールの高比重ノーシンカー

皆様明けましておめでとうございます!

昨年は忙しさにかまけて2個しかブログを更新出来なかったYASHIROです🤩

そんな雑魚ブログですが、ありがたいことにちょくちょくコメントやDM頂くこともありますので、今年こそもう少し更新頻度を上げていけるよう頑張ります笑

 

今回のブログは2021年の川スモールで釣りに釣りまくった高比重ノーシンカーについて書いてみようと思います。

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高比重ノーシンカーと聞くと、近年流行りに流行っているカバースキャット系のあの釣りを想像される方も多いかと思いますが、あの釣りとはまた違ったノーシンカーです笑

(自分もカバースキャット買ってみたのでそこそこ投げてはいるのですが、謎のI字引きで釣っただけで、通常使用では全く釣れません笑)

 

自分が今年川スモールで多用していた高比重ノーシンカーは2タイプあり、、、

バックスライドアクションをするタイプの高比重  ノーシンカーでの「ズル引きバックスライド」

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ドリフトを主体とした「中層ノーシンカードリフト」

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この2つを今年は多用していました。

そんな中で今回は「ズル引きバックスライド」について詳しく紹介して行きたいと思います!

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元々テキサス人間だった自分ですが、何故、高比重ノーシンカーを今年は多用するようになったのか、、、

理由は至極単純で、今までのテキサスやフリーリグが天竜川では死ぬほど根がかるからに他なりません😂

 

千曲川でもファットイカやイモをズル引きで使ってる方もよく見ましたが、個人的にテンポが遅かったり、面倒くさそうなイメージがあったので川ではほぼ使わず、根がかり問題に置いても正直ライトテキサスやフリーリグで千曲川では問題なく攻略出来ていました。

しかし、千曲川とは比較にならない程の石デカ、岩デカな地形の天竜川ではテキサス&フリリグの根がかりする確率があまりにも高すぎるため、逆に非効率的になってしまう場面が数多くあり、「スナッグレス性能」を追い求め続けた結果行き着いたのがこの釣法でした。

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(減水時に撮影したボトムなんですが写真だと伝わりづらいかもですが、ボトムの隆起がエグいです笑)

テキサスリグという構造上、重心が先端のバレットシンカーに集中してしまう為、ハードボトム過ぎるとどうしても根がかりはしてしまいます。

テキサスの根がかりはウッドカバー以外では、ほぼシンカーのスタックが先に発生し、無理に抜こうとして障害物にフッキングしてしまうパターンの根がかりがほとんどなので、ボトムの隆起が激しすぎると正直テキサスではキツくなってきます😅

 

千曲川でも飯山エリアのようなハードエリアでは、テキサスはポイントやコースを選ばないと根がかりしまくりだったので、飯山エリアで使っていたのがフリーリグでした。

フリーリグといっても使い方はテキサスと同様でズル引きメインの使い方ですが、バレットシンカーよりも岩に接する点が細く、かつ可動域も広いのでテキサスよりもスリ抜け性能は高いと感じていました。

しかし、その分スタック感やアピールという点ではバレットシンカーやラウンドシンカーに劣るので、あくまで「テキサスで根がかるエリア」での攻略に用いてた手段の1つでした。

 
 
 
 
 
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しかし、天竜川ではそのズル引きフリーリグですら、根がかり多発してしまう程のゴロゴロボトムなので、美味しいコースに綺麗に入ってもスタックしてしまい終了なんて場面も春先はかなりありました😇

 

そこで個人的に試行錯誤した結果が「バックスライド系の高比重ワームを用いたノーシンカー」という釣法にたどり着いたのです。

この釣りは元々、春のラージで移動距離を極力抑えたい時に使っていた釣り方でした。

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春のスポーニングを意識したラージでは、そもそもあまりフィーディングを意識しておらず、テリトリー意識が雌雄ともに強くなる時期なので、スポーニングエリアの1段下に待機しているようなバスに対し「2歩進んで1歩下がる」的なイメージで、ひたすらにじっくりネチネチと見せ続けて口を使わす釣りだったのですが、これを川で応用したのが、今年最も天竜川で魚を釣ったリグでもある高比重ノーシンカーのバックスライドでした。

 
 
 
 
 
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テキサスやフリーリグ系のリグは先述した通り、構造上、重心が頭にあるシンカーに集中してしまう為、岩や石にスタックした際に、ラインをフリーにしても真下に落ちる事しかできません。

そのため、岩・石の隙間にハマった場合だといくらシェイクやラインフリーを作っても、ライン自体が隙間に挟まっているので、どうしようも無い場面がゴロゴロハードボトムでは存在してしまいます。

しかし、これがバックスライドだと、岩・石にハマりそうになってもラインをフリーにすると若干ではあるものの自発的に後方に下がってくれます。

そのため、例えスタックしそうになったとしても、「ちょっと引っ張る→テンションフリー」や「シェイク→テンションフリー」を繰り返す事で岩・石の隙間や、ハマってしまいそうな箇所から、いい感じに引っ張る支点をズラすことが出来るため、無理やりに引っ張らない限りは圧倒的にスナッグレス性能が高いです。

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また「重心」の面でも違いがあり、テキサス・フリリグがフロントのシンカー部を重心とするリグなのに対して、ノーシンカーの場合は重心がワーム全体になるので、フロントの1点に力が加わりすぎず、ぼやっとしてくれるので、そういった面でもスナッグレス性能はかなり高いリグになると思います。

(その分、操作感もぼやっとしやすいですが😅)

 

基本的に「めちゃくちゃ根がかるエリア・ポイント」というのはイコールで「地形の起伏が激しいエリア」ということになり、根がかり多発するポイントはその分、バスが意識しやすい・着きやすい地形ということなので、そのチャンスエリアで変に違和感やストレスを魚に与えずトレースできるのは圧倒的なチャンスに繋がります。

根がかりを外すための糸をピンピンするやつや、引っ張って糸が切れる際のプッツンはそのスポットに対してかなりのストレスや違和感を与えてしまう原因になるので、この「根がかりする確率が下がる」という点がこのリグの1番の長所だと考えています👍むしろ根がかり回避の為にシェイクやテンションフリーを繰り返すという行為は、バスに興味を持たせるプラス要素に作用する場合も多々あり、実際かなりそのシチュエーションで今年はバスを捕りました👍

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ここまで長々と高比重バックスライドのメリットを書いてきましたが、当然デメリットも多数存在しています😅

代表的なデメリットとしては、、

①テンポが遅い

②ラインコントロールが面倒

③リアクション能力は高くない

④シルエットが大きくなる

 

この辺が挙げられるかと思います。

まずテンポに関してはフォールスピードから始まり、岩・石を抜く為にある程度の時間を要する場合が多かったり、テキサス・フリリグに比べてズル引きの速度も落とさないといけない点などから、かなりテンポは悪い釣りに分類できます。

遅ズル引きのテンポが気分的に合わない日だと、せっかち気味になってしまうので、抜ける根がかりも、抜けなかったりしてしまうことから、テンポやテンションが合わない日だと結構キツい釣りでもあります笑

また、フォールスピードも遅い上に、投げてるモノ自体も重心が安定していないので、流れがキツい場面だと転がりやすく、ラインスラックを常に意識しながらコントロールすることがかなり求められます。これもテンポが合わない日だとめんどくさい1面です。

またリアクション能力についても、何度も書いている通りフォールスピードが遅いので、「障害物から抜く時・抜けた後のリアクションバイト」や「ボトムパンプでリアクション気味に喰わせたい場面」等ではやはりテキサス・フリリグに劣っていると感じます。

最後のどうしてもワームシルエットが大きくなる点については、特に今年、天竜川に通って感じていた印象として、「謎にスモールシルエットにのみ反応する日」という日があるように思います。

その日に意識しているベイトのシルエット的な問題なのか、はたまたバスのテンション的な問題なのか、何が原因なのかは解明出来ていませんが、前回のブログでも書いた通り、千曲川よりもワーム・ルアーのサイズにうるさい印象があるので、そういったスモールシルエットな物に反応する日だと、この釣りは不向きな部類にあたります。

mc-yashiro.hatenablog.com

小さいシルエットでバックスライドするワームも存在はしていますが、ラインコントロールや障害物回避時のバックスライド幅が狭くなるなど、めんどくさい点がさらに増えるので、そういった場面ではやはり不向きであると考えられます。

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(エリアやコースをしっかり選べばフリリグもコンパクトシルエットを使ったフリリグもアリです🤩)

 

このようなデメリットも踏まえた上で、個人的な出しどころとしては、ここぞというエリアやポイントでの「喰わせ」の釣りとして、今年の川スモ攻略の軸として多投していました。

 

また、この釣り方は川スモールのみに限った話ではなく、川ラージや野池ラージにも当然有効な釣り方です。

 
 
 
 
 
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元々、春先のラージで使っていたテクニックでしたが、今年は春に限らず「テキサスだと強すぎるかなーー」的な場面や、水中のウッドカバーの中をよりスローにネチネチと誘い続けるような釣り方でもいい感じに釣果が出ているので、「テンポが遅く面倒くさい」というデメリットを我慢出来るのであれば、ラージ・スモール問わず、更にシーズン関わらずに釣れる釣り方かと思います。

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では、次にこの「ズル引きバックスライド」で使用していたワーム紹介になります。

 

①クリーチャーホッグ

様々な高比重系を試した中で、個人的に1番気に入っており、圧倒的に釣果を出していたワームがバークレイ マックスセントのクリーチャーホッグになります。

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色々なバックスライドを試しましたが、このクリーチャーホッグはフォールスピード(比重感)はそここそあり、スライド幅もいい感じにバックしてくれます。

そして何より秀でたポイントがワームの尻側(バックスライドの逆刺し時には頭側)にパーツが集まっている点です。

(特にフロント部に一対のデカいヒラヒラが付いていてこれが個人的に好きポイントです笑)

バックスライド系のワームの中ではトップクラスにパーツの大きさはデカい部類だと思います。

逆刺し時の頭側に大きいパーツが付いているので、ズル引き時にはこの部分が抵抗になってくれるので、より遅く引きやすい上に、スタック時にもこのヒラヒラがクッション的な役割をしてくれるので、根がかり回避率もバックスライド系の中でも高い部類だと思います。

あと個人的にマックスセントシリーズがかなり好きなので、正直それも多用する理由です😂笑

 

②ランチワーム6(バックスライドチューン)

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(画像はテキサスなんですが、別のチューニングして使ってます笑)

こちらはスピニングで使用していたワームになんですが、天竜川の場合、細すぎるラインだと巻かれたりした際に速攻でラインブレイクするので、76Lのロッドに6lbフロロを巻いたスピニングもよく使っていたのですが、そのタックルでネッチリ攻めるようのやつです。

オリジナルだとバックスライドは全くしないので、テールカットしてネイルぶち込んで、無理やりバックスライド気味にして使ってました笑

クリーチャーホッグに比べて比重はかなり軽いので、当然流れに弱く使い勝手はそこまでよくありません。また、ラインも細いのでハードエリアでやると巻かれたり、岩にスられたりした際にはワンパンでブレイクしてしまうので、主軸にはなり得ないと感じています。

しかし、軽い分よりスナッグレス性能は高く、ワンドエリアや流れの緩いエリアなどで、より丁寧にボトムに添わせたい時に使用することが多かったです。

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(イモリッパー60サイズアップチューン)

この他にもかなりの種類の高比重バックスライドワームを試しましたが、個人的にこの2種類に落ち着きました。

マックスセントシリーズがめちゃくちゃ好きなので、この2つの使用率が高かったものの、この他にも沈み虫2.7/一誠 や、ドライブビーバー3.5/OSP(バックスライドチューン)、TKツイスターJr/メガバス(チューニング済)、イモリッパー60/ジークラック(チューニング済)でもそこそこ釣れてはいるので、正直「このワームだから釣れた!」的な事ではなく、釣り方さえ出来ていればほとんどのバックスライド系ワームで釣れると思います笑

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(こちらもそこそこ釣れたTKツイスターJrヤマタヌキ風チューン笑)

ここまでダラダラ書いてきた「ズル引きバックスライド」ですが、この釣り方はラインをボトムにベタベタに付ける釣法なのでラインはあまり細すぎない方が良いかと思います。

カバスキャ系のように遠投する訳ではないものの、ハードボトムでの使用を前提としてるので個人的には最低でもフロロの16~14くらいはあった方が安心出来ると思います💪

(フロロの6lbで組んだスピニング紹介しましたが、ゴロゴロエリアでは全く使っていません笑)

スモール・ラージ問わず、しかもどのフィールドでも応用可能な上、季節すら問わずとかなり汎用性の高いため、ダルささえ我慢すればめちゃくちゃ釣れる釣り方だと思うので、誰かの参考になれば幸いです!

2022年こそは更新頻度上げれるよう頑張りますので今年もよろしくお願い致します🙇‍♂️

 

2022年ファーストフイッシュの千曲川産ゴイニーパイセンを添えて終わりとします😂

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#BP  #長野県バス釣り #千曲川 #川スモール #千曲川攻略日記 #天竜川 #天竜バス釣り #天竜川釣り #天竜川開拓日記 

 

 

天竜川開拓日記

どーも皆さん!飯田に引っ越して半年が過ぎようとしているYASHIROです🤩🤩

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今回のブログテーマは、7年間通い続けた愛すべきホーム千曲川と、半年間開拓を続けた天竜川。この似て非なる2河川の相違点について書いていこうと思います。

前回のブログでもちょろっと書いた通り、今年の4月から仕事の関係で飯田に住むようになり、ホームリバーを長年愛し、通い続けた千曲川から新天地・天竜川に移さざるを得なくなってしまいました🥺

mc-yashiro.hatenablog.com

引っ越してくるまで天竜川で釣りした事は1回しかなく、それも1時間くらいの超短期釣行だったのでポイントはほぼ知らず。。

とりあえずで車を停めれそうな場所に入り、一応釣れるには釣れましたが、20cmクラスが2匹と激ショボ釣果だったので、4月の引越し当初は正直あまり期待はしていませんでした😂

しかし、いざ引っ越してきて本腰を入れて開拓を始めてみると激ショボどころか、千曲川クラスのポテンシャルがあるフィールドなのが分かり、そこからは天竜川開拓にどハマりしている日々を送っています笑

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そんな天竜川ですが、千曲川と比較した際には結構な違いがあるように感じています。

対象魚は両河川共に川スモールの為、根本は一緒ですが、フィールドのクセや魚のクセ、魚の反応・好物、魚の動き方・着き場所等で違いが多く、最初はクセを捉えるまで結構苦労しました笑

なので今回は、元千曲川勢の自分が感じた千曲川天竜川の相違点についてダラダラ書いていこうと思います。

 

今のところ感じている両河川の相違点として、代表的なのは5点存在しています。

 

①子バスの少なさ

個人的に考える、天竜川と千曲川の1番の違いが子バスの少なさです。

半年間、天竜川で釣りをしてきた中での傾向として、子バスの割合が圧倒的に少ないイメージが強いです。

子バスが少ない=バスの絶対数も少ない

この点はイコールで繋がる事が多い為、バスの生息数自体が千曲川に比べて天竜川は少ないと思います。

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(後述もしますがダムがある為、ダムと川をバスが行き来している事が予測されるのでダムと川のバスを足したら総数だと千曲川に匹敵するかもしれません。ただ、単純に川同士で比較した場合には天竜川の方がバスの密度は薄いイメージがあります)

つまり、少なくとも天竜川の川エリアで、千曲川のように1エリア・夕まずめ2時間の釣行で子バスが50匹釣れる様なチッバスパラダイス現象はほぼ無いと考えられます😂笑

 
 
 
 
 
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チッバスパラダイスは極端な例だとしても、千曲川だとエリアを外した時は子バスがポロポロ釣れて「あー、エリア外してるなぁ」的な判断をしていましたが、天竜川だと子バスの率が異常に少ないのでエリアを外した時には完全な無状態になり、全く釣れません笑

千曲川が異常に子バスが多い可能性もありますが笑)

その為、千曲川に比べて「先に食わなきゃ!!!」的なバスの意識が薄く、しっかり吟味しながらバイトしてくる為、奪い合う頻度が少ないこともセレクティブつだと考えています。

そんな経験もあり、千曲川に比べて天竜川のバスはかなりセレクティブな傾向が強い印象を持っています。

 

②水質と渓相

天竜川の特徴2点目としては、水質と渓相です。南信河川特有の白っぽい地質に加え、流れる水もかなりクリアなテイストで、ロケーションがめちゃくちゃ綺麗な場所が多いです。見た目的にはバスフィールドよりもトラウトフィールドと言われた方がしっくり来るくらいにめちゃくちゃ綺麗です。

f:id:mc_yashiro:20210830123826j:image

https://tabi-mag.jp/nn691/

(日本旅マガジンより引用)

水質も千曲川が緑と茶色が混ざったような独特な水色をしているので、中々サイトするような場面は無かったのですが、天竜川だと薄緑がかったクリアよりな水質の為、バスが目視出来ることも多くサイトの出番もかなり増えました。

そんなクリアな水質も相まって、バスの反応もめちゃくちゃ極端な雰囲気があります。

例えば、その日に最も釣れる「当たりルアー」があったとします。

千曲川の場合だと、少し当たりルアーから外れていても、動かし方とレンジがあっていると案外口を使ってくれる事も多かったイメージがありました。

なので、友達とかと横並びで釣りをしてても動かし方とレンジが、あっていると釣れる数に差は出るものの、全く釣れないような現象はあまり経験したことが無かったです。

しかし、天竜川だとこんな状況が結構ザラにある場合が多く、、

今年の5月に連れてって貰った釣行では、横並びで同じ反転流に投げ込んでいたのですが、先輩が投げていたカバースキャット2.5だけが夕まずめ中釣れ続いている中で、カバースキャットを持ってなかった自分はイモや沈み虫の足カットチューン、イモリッパー等をローテーションしながら全く同じ使い方をしていてもバイトすらゼロな状況にも遭遇しました笑

(腕が足りない可能性も充分ありますが🤫笑)

 
 
 
 
 
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こんな経験からも見れるように、ルアーやワームに対するジャッジが結構厳しく、釣り方が合っていない時には、せいぜいショートバイトで終了。だったにも関わらず、テキサスの具を変えただけで同じコースから連発劇場。。なんて事もよくある光景なので、バスの選球眼はかなり賢い系なイメージを今のところ持っています。

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③岩や岩盤が多く地形が激しい

特に飯田より下流のエリア(天竜峡以降)の話ですが、岩や石のサイズがめちゃくちゃデカいです。

天竜川と比較した際に千曲川は、小石〜泥チックなボトム形状が続くエリアが多いので、割かし引っかかる物は少なかった様に思います。

なので千曲川でやっていたボトム系の釣りをそのまま持っていくと死ぬほど根がかりします笑

実際、天竜川通い初めの頃は千曲川では超絶多様していた、愛してやまないテキサスやフリーリグ系、ボトムパンプのフットボール等は天竜川だと投げ始めて2~3投でご臨終もザラにあるので、千曲川チックに一発目のサーチ要因として使うのはかなり気を引けます。。。

その為、自分のボトムサーチ方も千曲川からはかなり変わり「対根がかり」を意識したボトムサーチ法に変わってきています。

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(その為最近は、今までほぼ使っていなかった高比重ノーシンカー系をかなり使うようになったんですが、ここについてはまた別のネタとして取っておきます笑)

 

 

④ヘドロがない

天竜川に通い始めて、ある意味最も感動した点です笑

千曲川だとウェーディングすると感動的な香ばしいクソヘドロの香りに襲われる状況が多々あります😂天竜川では、自分が確認した限りはヘドロが存在しておらず、1番細かい地質で砂地がMAXなので、臭いやグッチョグチョなあの感じはまだ味わえていないのが少し寂しくもあります笑

釣りの面でみると、千曲川だとボトムにヘドロが溜まりまくったエリアはあまりバスが好んでない印象があり、エリアを見切る要素の1つだったのですが、その反面サンドボトムなエリアは千曲川におけるシーズナル的重要エリアだったので、特に夏〜秋はかなり意識して探っていた経験がありました。

 
 
 
 
 
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しかし、これは千曲川天竜川共通して言える点なのですが、基本的にサンドエリアに居るバスは常駐しているスクールでは無い場合がほとんどです。

天竜川のサンドエリアに差し込んでいるバスは2パターンに分類できる気がしています。

1つ目の魚のパターンとしては「フィーディング全開系」。餌を喰いたくてスクールで差し込んできているパターンです。こいつらの場合は朝・夕のマズメ時に多く、めちゃくちゃ高活性の為、一投目からバイトがある位にやる気マンマンなスクールです。

(これは千曲川も同様で、フィーディングや活性が上がったタイミングでサンドエリアに差し込んでくる光景はよく見られます)

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2つ目の魚のパターンが天竜川独特で「避難系」のバスです。

次項に出てくる「ダムの存在」にかなり影響があるのですが、天竜川はダムを3~4個抱えているので、例え雨が降ってなくても1日の中で水位の上下が非常に激しい河川です。

しかも水位の上下の振り幅が、多い日で川幅60cm近い日も結構あったりするので、「昨日の夕まずめまでは超効いてたスポットが朝になったら干上がってた。。。」なんて現象も多発します😂笑

なので、昨日まで居心地の良かったスポットにいたバス達が減水により居場所を失い、緊急避難的な形で流れの緩やかなサンドエリアに入ってきているパターンというのが減水時には結構ある気がしています。

 
 
 
 
 
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このパターンのバス達は、喰い気があって差し込んでいるフィーディングのバスとは違い、「追い出されてサンドエリアに入ってきている」ので基本的に喰い渋な事が多いです。

それにより、超ショートバイトやアタるのに食い込まない現象が多発する為、結構難しい部類のスクールになります。

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⑤ダムの存在

天竜川の長野県内下流域(天竜峡以降エリア)ではダムが複数存在していることで、水位の増減がめちゃくちゃ激しいです。

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これによる影響としては

・魚の着いてるスポットの切り替わりが早い

・魚の喰い気や活性などのテンションが急激にコロコ 

  ロ変わる

点にあります。

魚の着いているスポットに関しては川幅が50~60cmくらい変わってしまうので、前述した通りバス的に前日の夕まずめは居心地の良かった反転流があったとしても、朝にはその反転流自体が干上がってる場合も多く、半強制的に移動を強いられてる状況になります。

バスからすると「居たくない流れ」に移らざるを得ない為、必然的にやる気が全く無い場合も多いです。

しかし、逆に今まで流れが強くて入れなかったポイントが減水により入れるようになるパターンや、魚が居つけるポイントが絞られることにより、ベイト達が一定の場所に固まり、それをガンガンに捕食するパターンのような「プラスのパターン」というのも存在しているのが難しい部分でもあります。

つまり、増水時に活きるエリア減水時に活きるエリアを知っておく必要が出てきてしまうのです。

 

さらに水位の上下によって左右されるのは「魚のスポット」のみに留まらず、「魚の活性」にも絶大な影響を及ぼします。

目で見て分かるレベルで水位が変動する(10分前まで水面に出ていた岩の頭が気づいたら水中になってるなんてことも多々あります)ので、自分が釣りをしている現在の状況は「上げ」なのか「下げ」なのか、はたまた「止まり」なのかによって魚自体の活性もかなり変わってきますし、次に入るエリアを選ぶ超重要な要素の1つでもあります。

現在(2021年8月下旬)までのイメージとして、個人的には「上げ」の時の方が圧倒的に喰いがよく、次いで「止まり」の状況。1番釣りづらいのが「下げ」の状況の場合が多いです。

「上げ」のタイミングで、いいエリアに入ると釣っても釣っても増水によって、そのエリアに魚が次々と差し込んで来るので「上げ」のタイミング中、ずっと釣れ続くなんてことも結構ざらにあったりします😂

 
 
 
 
 
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その反面、「下げ」のタイミングでスイッチが入る場合も稀には存在しており、、

数時間前まではガンガン瀬だったけど、水位下げによりチャラ瀬になったエリアで連発したことも何回かあるので、一概に「上げ」しか喰わない訳ではないのがまた難しい所でもあります笑

(ただ現在までの割合でいくと、圧倒的に上げタイミングのほうが高活性な場合が多いです)

その為、常に現在の自分が置かれた状況を細かく分析しつつ、予測をして釣りを組み立てていく必要があります😂

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(イメージとしては利根川水系のようなタイダルリバーに近い雰囲気があります笑)

つまり、コロコロと状況の変化が激しいフィールドであるが故に、その時の水位や水位の上げ下げのタイミング、水質、地形、ベイトの有無等、自分が置かれた状況を考慮しつつ「その瞬間を釣る能力」というのが高いレベルで求められるフィールドであるという点が天竜川の1番のクセとも言えます。

 

まとめ

以上の5点が両河川を比べた時に、自分が感じた大きな相違点になります。

細かく分けると、もっとあるんですがあまりにも長すぎるのでざっくりとまとめてみました。

(それでもだいぶな量になりましたが、、笑)

同じ川スモールでもフィールドによって魚の習性やクセが変わってくるので、千曲川勢の人達も天竜川にまだ来たこと無い方がおられましたら是非1度は釣りしに来てみてください👍

千曲川とはまた一味違った川スモールを楽しめると思います😆

 

最後になりますが、今後の釣行はほぼ天竜川と南信野池がメインになっていくと思われますので、ブログタイトルを天竜川開拓日記に変更します。

とはいえ、千曲川に共通する部分もかなりあると思いますので、今まで、暇つぶしブログを見てくださっていた方々も、今後ともよろしくお願いします🙏

また天竜川勢の皆様も暇つぶしがてらに見て頂けると幸いです🙏

 

 

今回も長文に付き合って頂きありがとうございました🤩

最後に2021年夏、今のところの今期最大魚の天竜川ラージを添えて終わりとします!

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#BP  #長野県バス釣り #千曲川 #川スモール #千曲川攻略日記 #天竜川 #天竜バス釣り #天竜川釣り #天竜川開拓日記 

 

 

 

ハドル血統の魔力

どーもみなさん!お久しぶりです

就職が決まり、新天地・飯田に住むことになったYASHIROです🤩

引越しやら、仕事やら、天竜川開拓やらで気づいたらブログ更新せずにかなりの期間が空いてしまったのですが、その間にも結構質問やコメントが来たりと、意外と読んでくれてる方も多いようで嬉しい限りです🙇‍♂️

現状としましては、昨年までの毎日釣り生活から一変し、平日は完全にお仕事になったので釣行回数は超激減。

またメインフィールドを千曲川から天竜川に移すことにもなってしまいましたが、フィールドは変わっても対象魚は川スモールなのは変わらず、なんとか週末だけは毎週釣りに行っている状態です笑

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今回のテーマはケン・ハドルストンが作ったクラシックルアー「ハドルスイマー」を源流とする「ハドル血統」について書いてこうと思います。

というのも、去年くらいから自分はめちゃくちゃこのジャンルにどハマっており、様々なシチュエーションにおいて、かなりの高頻度で投げこんできました。 そして使えば使う程、ハドルパワーには驚かされる事がめちゃくちゃ多く、去年までの自分なら獲れていなかった魚達を獲れる様になったと実感したルアーの1つでもあります。

そもそもの使い始めた理由は、釣りうま後輩kzmがハドルスイマーで川スモゴーマルを出したのがキッカケでした。

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その釣果にしっかり影響されてしまい自分も使い始める様になり、いつの間にか結構な頻度でスモール・ラージを問わず投げ倒す様になってしまっています笑

そんな感じで、あらゆる状況で投げ倒してきた中で、徐々にですが自分なりのハドル血統のメリットデメリット、釣れる状況、使い方、セッティング等がちょっとずつ分かり始めてきたので、アウトプットの意味も兼ねて、ハドル血統の魔力について書いてみたいと思います。

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今のところ使っているハドル血統は

・ハドルトラウト6

・ハドルスイマー4.5、4、3インチ

・ハドルスイマーエラストマー4.5、4インチ

・バクラストン

・レイジースイマー

以上の血族です。

現状、こいつらハドル血統に共通して感じているポイントとして、、

水質がクリアであればあるほど、ハドル血統は威力が増していく印象が強いです。自分自身、最初にハドルを買った時は、ほぼハドルの知識は0だったので「こんなでかいテールが付いてんなら、相当水押しが強いワームなんか??」くらいに思ってました。

しかしいざ使ってみると、思ったほど水押しは強くなく、特にデッドスローにおいてはほぼノー感じでした笑

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比べられる事の多いシャッドテールワームと比較しても、手元に伝わるブルブル感はかなり劣っていることから、中速〜低速のノーマルリトリーブにおいて水中に伝える振動自体はあまり強いジャンルでは無い事が分かります。

しかしその反面、早巻きでのハイピッチなブルブルアクションや、ジャークやトゥイッチ、沈めてのボトムパンプ等では「ブルっっ」って感じの、瞬間的は強いアクションを出すこともできる側面も持ち合わせています。

まとめると、、、

・デッドスローなスローリトリーブでは、激弱な「水  

    を揺らす」アクション

・ジャークや早巻き、ボトムパンプではブルブルっ

     というバイブレーションチックなアクション

 

大まかにこの2種類のアクションを、アングラー側の使い方によって出すことができるジャンルのワームであると思っています。

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ハドル血統のアクションの原理

ハドル系のアクションの1番のポイントは「揺れないボディ&水を揺らすテール」になります。

原理としては、

ハドル血統最大の特徴ともいえるハドルテールが三角形に近い形状をしているため、ワームが直進した際に、左右の面が最も抵抗がかかることで 、テールが左右に揺れる仕組みとなっています。

また、特にハドルスイマー系は正面から見た際にボディがかなり正方形に近い形状をしています。

それにプラスで下部に出ている一対のフィンが下側に水を抑えるのも相まって、デットスロー時のボディの揺れは極力抑えられているのも特徴です。

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それに対し、似たジャンルとして比べられることの多いシャッドテールでは、テールの作りが円形のテールの上部分を1点で抑える形状をしています。その為、水流を受けると水を左右に散らしながら振り子状の運動をする為、構造上「ヒネリ」が生まれます。

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さらにボディ自体も半円〜円形状の物が多く、バランスを崩しやすいボディ形状の為、テールから生まれたヒネリが、増幅しながらボディへと伝わり、ボディ本体にもロールのアクションが生まれる仕組みになっています。

つまり、シャッドテール系とハドル血統の1番の違いはワーム自体にヒネリやロールが入るか入らないかの部分が最も明確な違いです。

(早巻きすると分かり易いのですが、シャッドテール系は暴れながら直進するのに対して、ハドル系はボディは揺れずにテールのみがバタバタする感じが強いです)

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このことから、ハドル血統の特徴は、似たジャンルに比べて良くも悪くも「水を動かす力が弱い」という点にあります。

起こす水流はテールが放つ左右の単調ともいえる波動のみ。つまりは、魚の側線に訴えかけるのでは無く、視覚に訴えかける事に重きをおいているジャンルだと認識しており、この弱さこそがクリアウォーターの天才級のバス達を狂わせる最大のポイントだと自分は考えています。

 

ハドル血統の使い方

今のところハドル血統を使い込む中で釣れたことのある釣り方は主に4パターンです。

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①表層デッドスローリトリーブ

②ボトムステイorそこからからの1ジャーク(サイト)

③テキサスやフリリグ系のボトムの釣り

④3インチのホバスト

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①に関してはハドル血統の最骨頂ともいえる超スローな表層リトリーブです。

ハドルスイマーエラストマーに関しては、元々がフローティングなので、ネイルの打ち具合によっては、サスペンド〜シンキングまで幅広く調節することが可能です。

現在のハドエラ表層デッドスローにおける個人的ベストセッティングは、、

3/0のストレートフックにお腹にネイルの1.3g、テールに0.6gを差し込むのがお気に入りで使ってます。

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このセッティングだと(水温にもよりますが)超スローシンキング+水平フォールなセッティングになるので、表層のデッドスローではこれを1番多様しています。最近はボールペンの芯で自作したラインスルーセッティングも試していますが、あんまメリットを感じない為、現状ストレートフックのままでいいような感じがしています😂

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またハドルトラウトでもお腹のウエイトを全除去してやると、浮力体のお陰でこちらもフローティングになります。そこにネイルシンカーを打って調節する事でスローシンキングに調整して使っています。

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※ハドルトラウトは断面図にするとボディ形状が楕円なのでこのチューンをするとバランスをかなり崩しやすくなるので調整は結構シビアです😅

(左右どちらかに傾いてしまう場合は傾く逆側に軽めのネイルを縦に刺してやると水平にセッティングできます👍)

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②のボトムを攻める際には、サイト・ブラインド問わずどこでも有効です。

サイトでは、スクールの通り道のブレイクやピンスポットに放置しておき通りざまでのワンアクションや、ノーマルリトリーブで追尾を確認した後、徐々にレンジを落としていきながら岩盤やブレイクに追い込ませて、縦ストの段差とかに当たった瞬間にその場でステイ。

興味を持ったバスが近づいて来た場合、バスがやる気ある場合はステイでそのまま食ったりしますが、食うか食わないかを迷っているような場合は興味失いかけの瞬間にワンアクション入れて振り向かせてドンのような使い方で食わせる場合が多いです。

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またハドルスイマーエラストマーのサイトでボトムで食わせる場合にはセッティングを①とは変える場合もあり、、

3/0ストレートフックにテールに0.6ネイルシンカー、ボディにはフリリグシンカーの2.4〜3.5gを入れて、急降下気味にボトムに添わせる場合が多いです。

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(ハドエラ以外でやると1匹釣るとぶち裂ける上に、ネイルシンカーに較べて圧倒的に抜けやすいので瞬間接着剤とワーム補修剤はマストになりますが、、笑)

「浮力のあるボディ+ボディの形状からくる安定性」があるためボトムに置いた際にも倒れ込む事はほぼ無いので、フックポイント剥き出しのシングルフックでも根がかりはかなりゼロに近いです👍

 

③またハドルスイマー系、バクラストンにおいては、ブラインドでも有効的であり、個人的愛して止まないボドズルのテキサスや、カバーに対してのピンポイントキャストでもしっかり釣れます👍形状的にハドル血統は引っかかるパーツが超少ないのでカバーに対する「すり抜け能力」は抜群に良い上に、重めのシンカーを背負わせてやると激しめのバタバタアクションが発動する為、カバー打ちでは一般的なクロー系よりもアピール力はかなり強くなります。

なのでクリア、マッディ、荒れたコンディション問わずで有効的です😎

(正直この辺はハドル系じゃなくてもいいっちゃいいんですが、持ってくワームの数も減らせるので使い方のひとつとしては全然アリです!)

 

④のホバストに関しては、まだ2本しか釣ってないので正直全然分からない事だらけです😂

今年木崎おかっぱりでラージを掛けた釣り方としては、どシャローのウッドカバーにポツンと浮いていたラージにサイトでアプローチしたら普通に食ってきました笑

 

ハドル血統とシャッドテールの使い分け

ではハドル系とシャッドテール系をどのように使い分けているのか??

ハドルを使い込んでみた今のところの結論としては、「クリアウォーターなエリアや、プレッシャーがかかりまくっているエリア」においては、ハドル血統は圧倒的な威力を発揮します。

前述した通り、ハドル血統の1番重要なポイントは「ノンロールボディ&揺れるテールが織り成す微弱なアクション」が最もキモとなる部分なので、中速〜低速のノーマルリトリーブにおいて、水を動かす力自体がかなり微弱なジャンルの為、アピール力はシャッドテール系と比較した際には格段に弱いです。

つまり、魚の側線に訴えかけるジャンルでは無く、「視覚」にアピールするジャンルであり、マッディウォーターや爆風、ナイトゲームのように水押しやトルクが求められるコンディションには不向きなジャンルといっていいと思います。

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(このような状況でも結構投げてきてはいますが、ことノーマルリトリーブにおいてはまじで釣れないっす笑)

なので、このような状況では断然、シャッドテールや、さらに強いスイムジグに軍配が上がると思います。

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なので、マッディやナイト、荒れた状況の様にルアーに水押しや撹拌力のような「パワーやトルク」が欲しい時はシャッドテールやスイムジグ。

クリアやハイプレッシャー等で、いい意味での「弱さ」が欲しい時にはハドル系。

こんな感じの使い分けを個人的にしています。

 

また前述した使い方②のような「チェイスしてきた魚を巻き→ボトムでサイト」へ持ち込む方法もシャッドテールでは中々難しい芸当だと思います。

ハドルの特徴として、アクションのせいなのか、はたまた見た目のせいなのかは分かりませんが、ハドル系の見た目に、バスが興味を示す割合が異様に多いように感じています。

特にリアルカラー系のハドルスイマーやハドルトラウトを使っている時に強く感じる傾向なのですが、クリアなフィールドでの回遊コースのボトムに置いとくだけでアクションせずとも発見次第めちゃくちゃ興味をもってハドルに接近してくるという場面はサイトで使ってるとよく見かける光景です。

個人的に、ルアーやワームを「まるで魚のような〜〜」や「生きてる」みたいに言うのはあんまり好きじゃないのですが、ハドルスイマーで釣れていた同じスクールにサイトでシャッドテールを同じアプローチで入れてみたりもしても全くと言っていい程に反応が無い様な場面に何度も遭遇していることから「巻きでもイケるし、じっくり見せても喰わせれる」というのはハドル血統の大きなメリットの一角です。

(もちろん、サイトに向いたちっちゃいリアル系のワームをきっちりとアプローチすれば全然釣れたりもしますが、「ゴツめのタックルで巻きも出来つつサイトでも普通にいけちゃう」というメリットは、特におかっぱりのようにタックル本数を絞られる釣りでは非常に大きなメリットの1つであると考えます。)

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マッディーやナイトにおいてハドルが釣れない訳ではありません。ただ効率という面においては、そのような状況であれば他のジャンルを使った方が効率良く釣りが成り立つ場合が多い為、あえてハドルを使う必要性は少ないように感じています。

 

ハドル血統のセッティング

セッティングについてですが、特にフックについては未だに研究中の部分が多いです。

三原プロがオススメしているシングルフックセッティングから始まり、多種にわたるシングルフック、大先生推奨のケイテックジグヘッド分解セッティング、ベーシックなオフセット、ラバージグフックまでかなりのフックを試していますが、どれも一長一短な感じで個人的なベストはまだ見つけられていないのが現状です😅

しかし、現在メインで使っているフックとして、ハドルスイマー4.5、ハドエラ4.5、バクラストンにおいては、、、

イチカワ3/0のTSWストレートフック

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・ピアスフックTC 4/0、5/0(ツイストロックのばね仕様)

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をメインに使っています。

このフックのメリットとしてはしっかりとした太軸の為、ガチガチのタックルで多少の強引をしても曲がる事はほぼ100%ありません!+フックポイントもしっかり鋭いので掛かりもかなり良好です👍

しかし、このTSWのデメリットとしては、太軸過ぎるが故に、フックを通す際や、魚を何本か釣るとアタマの部分からワームが避けてしまうことが多発します😇笑

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ノーマルのハドルスイマーならワームグルーで治す事ができますが、ハドエラのようなエラストマー素材だとワームグルーを付けてしまうと逆にどんどん裂けてしまうので注意してください笑

かといって、ケイテックジグヘッド分解セッティングだと刺さりはかなりいいものの、ガチガチタックルで強引にやると曲がってしまうことがちょいちょい出てきてしまいます😅

また、TSWは元々がパンチやデカい系ネコに使うフックの為、元々ヒネリが加えられています。このヒネリはハドルスイマーに関してはあっても無くてもどっちでもいいと思うのですが、見た目的に気持ち悪いので自分はペンチでヒネリを無くして使っています笑

なので現在は、ヒネリが入ってない+アタマが裂けないギリギリの太さ+強めのストレートフックを目下探し中です😂

 

ハドルトラウト、レイジースイマーでは、1本針+自作のハドルアシスト(ダブルフック使用)のフックを使っています。

ハドルトラウトを使った印象としては、特にスモールではショートバイトがめちゃくちゃ多いです笑

テールだけにガツッと食ってきたものの、食い込まずにフックポイントまで食わない現象が多発したので、ワイヤーで自作したダブルフックのアシストフックか、ZAPのトレーラーフックSを使用する場合が多いです。

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ハドル血統のタックル

自分がハドル血統を使うタックルは主に2種です

1.シェスタ(テンリュウ)70BBに7:3:1のハイギアリール、フロロの16lbを組んだタックル

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2.ゴールデンウイング ツアーエディション(フェンウィック)61SULにノーマルギアのスピニング、フロロの3lbを組んだタックル

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主にこの2パターンです。

 

シェスタは3ozまで背負えるパワーも持ちつつも、もっちりとした天龍ブランクの特性により、掛けてからしっかりと曲がってくれるロッドです。

その為、ハドルスイマーやハドルストンに関してはタックルセットからみてもかなりロッドパワーが有り余っている状態になので、シングルフックセッティングや掛かりづらいオフセットでもしっかりとした貫通力を持たせることができます。

また、ハドルトラウトやレイジースイマーのように「重めのルアー+アシストフック」というシングルに比べてバレやすいフックセットでもブランクの粘りがかなり仕事をしてくれる為、アシストフック系にもかなり向いてると思います。

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2セット目のゴールデンは、ハドルスイマー3のホバスト、ハドエラ4のピクピク用で使っているのですが、最近開拓中の天竜川や、千曲川でも特に下流エリア(中野以降)では川が谷間を流れてることもあり、かなり岩や岩盤がでかく、激しい地形が多いことから川では出番はほぼありません笑

スモールレイクやリザーバーでのサイトゲームに出番が多くなるタックルです。

 

ハドル血統の季節感

最後に、ハドル血統を使ってきた印象として最もハドルが爆発する可能性があるのは春のような気がしています。

今年の春にもかなりの数の良型をハドルで釣りましたが、アフター入りたて真っ只中の6月現在では、春程の爆発力を感じなくなっているのが正直なところです。。釣れても単発な上に、なんなら他のルアーやワームの方が圧倒的に反応が良い場合が多く、春のようなハドル連発劇場は遭遇出来てません。笑

ここからさらに季節が進行して、サブサーフェイスが熱くなる初夏の回復系に入ればハマる事も起きてくるのかもしれませんが、まだまだ未知の部分が多いのが現状です😅

今年1年を通してみっちり使い込んでみながら、ハドル血統についての見聞をさらに深めれるよう研究していく予定です👍

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くそ長文になってしまいましたが、駄文にここまでお付き合い下さりありがとうございました🙇‍♂️

質問やオススメハドルセッティングあったら教えてください笑

 

最後に今年初ジョイクロフィッシュのゴイニー先輩を添えて。。

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#BP  #長野県バス釣り #千曲川 #川スモール #千曲川攻略日記 #天竜川 #天竜バス釣り #ハドルスイマー #ハドルトラウト #ハドルスイマーエラストマー #レイジースイマー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アタルのにノらない?? 「吐き出しバイト」という存在

 

どうも皆さんYASHIROです🤩🤩

 

ブログ書こう書こうと思っているうちに、、

夏が終わりました😇笑

 

梅雨〜夏は個人的に1番大好きな時期で、例年なら爆発しているシーズンなのですが、、

如何せん今年は不発。。笑

というよりも、千曲川変わりすぎて、野池やレイクスモールに行きまくってしまったのが敗因です😅笑

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(千曲川のイメージとしては上流域は特に、通常なら40upが入るようなポイントすらも子バスが占拠して感じがしました😟)

 

そんな中ですが、今回のテーマは、、

魚がルアーやワームを食べた時に出る反応である、、

 

「アタリ。」コレについてです😂

 

バス釣りされている方なら1度は経験があるのではないでしょうか?

アタルのに乗らない」或いは「アタルのに離してしまった

こういった現象を、一纏めに「ショートバイト」で片付けている方が意外と多いような気がしています。

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(噛み跡だけなんてこともしばしば笑)

 

しかし、自分が考えるに、

この「アタルのに乗らない/離してしまう現象」を「ショートバイト」と1括りしてしまうのでは無く、さらにその先があるのでは無いかと、今年1年やり込んだレイクスモールの釣りを通して、思うようになりました。

というのも、「ショートバイト」と呼ばれるこの現象の中にも、2タイプのショートバイトが存在しているように感じています。

 

タイプ①

ワームを食ってきたのに、フックポイントまで食い込んでいない為に乗らないショートバイト。

 

タイプ②

ワーム自体を一口で口に入れているものの、そこから飲み込まず、瞬間的に吐き出してしまう為に乗らないショートバイト。

 

この2つです。

パッと見、同じように見える2タイプですが、この2つには決定的な違いが1つあります。

 

それは、、、

乗せられないショートバイト」と

乗せる事が出来るショートバイト」の違いです

(「いや、乗らないからショートバイトって言うんじゃないん???」っていう声が聞こえてきそうな気もします😅笑)

 

分かりやすく、例を挙げてみると

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サイトゲームをよくされる方だと経験あるかもなんですが、、

ハイプレッシャーフィールドとかで、、

 

見えバス発見してサイト中。

 

ちっちゃなワームで、完璧なアプローチを駆使し、バスに口を使わせた。

 

バスはワームを一口で吸い込んだものの、、

 

アワせる間もなく「パクっ、ペッ!」

 

。。。

 

おーまい😇😇

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って時ないですか?😅笑

 

完全にワームを吸い込んだものの、一瞬で吐き出してしまう。

特に人的プレシャーが高いフィールドだとよくありがちな光景です。

しかしながら、この「吸い込んだ瞬間」が今回のブログのキモな部分です!

 

デカいワームを使ったサイトだとワームの端っこやパーツだけを噛んだりする事の方が多いのですが、、

こと、1~3インチクラスの小さいワームを用いたサイト時では、ワーム丸ごと吸い込んでから、超瞬間的に吐き出してしまう事もまた多いと思うのです。

 

そしてこの、「ワーム丸ごと吸い込んだのに、超瞬間的に吐いてしまう現象」こそが、

前述した2つ目の「乗せる事が出来るショートバイト」ということになります!

 

確かに、超瞬間的すぎてアワせるのは非常に困難なバイトです。

しかし、冷静に考えると、1度はバスの口内にワームが完全に吸い込まれていることから、、

 

コンパクトサイズ(1~3インチ程度で、1口で口の中に入るサイズ感のモノ)であり、尚且つダウンショットやスモラバ、ラバージグといった「フックポイントが剥き出しのリグ」であるならば、、

理論上「パクっ」の瞬間にアワせれば乗るはずなだと思うのです!🤩

(とかいいつつサイトだと普通にアワせられないんですが。。笑)

 

実際に、YouTubeなんかでもアメリカとかの外人がたまに挙げてる動画で、バスの捕食シーンの映像なんかがあるのですが、、

ある程度コンパクトなワームやリグであるならば、口が小さいスモールでも一口で吸い込む様子が多いことが分かります。

 

つまり、一般的に「ショートバイト」と呼ばれる中にも、、

フックポイントまで喰ってないために絶対乗らないショートバイト」と「理論上は乗せる事ができるショートバイト

の2つが存在しているということになります!🔥

 

 

しかし、ここでもう1つ重要な点があります😳

もう一度サイトの時を思い出して見て欲しいのですが、、

この「パクっ、ペッ!」の時って

手元に伝わるアタリってほぼ無いに等しいレベルのアタリであることが殆どなんです😂

さらに、、

恐らくこの現象は、サイトフィッシング時に限らず、

普段のブラインドフィッシングの際にも、多々起こっているのではないでしょうか??

 

つまり、普段の我々が釣りしている際にもしかしたら、アタリを感知できていない、或いはアタリを取りきれていないだけで、、

自分が思っている以上の魚が、自分の投げているリグにバイトしている可能性が非常に高いと自分は考えています🤔🤔

 

 

では、その「手元にすら伝わらないような、瞬間的かつ極微弱なアタリ」これをとる為にはどうすればいいのか??

 

そこを考え抜いた結果、自分が今まで感じ取っていた「アタリ感」というものをもう一度、考え直して、勉強してみることを今年の目標としていました😂

 

自分がこの「吐き出しバイト」を特に痛感したのはレイクスモールの釣りを真剣にやり始めてからです。

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実は今年から、真剣にレイクスモールに通い始めたのですが、その時の1番の悩みが、、

ダウンショットをやってても「アタっているのに乗らない」現象でした😂

 

普段の川テキサスのイメージで釣りをしていた自分は、、

「アタリを感知→フリーにしてしっかり送る→フッキング」

こんな感じのタイミングでフッキングをしていたのですが、、

確かにぼちぼちは釣れるものの、タフな日なんかは特に「アタリはあるのに全く乗らない現象」が超多発してしまい、かなり苦しんでいました笑

 

そんな悩める時期に、自分が師匠と敬っている方と木崎湖にボートで出船する機会がありました。

 

この師匠は、週一に近いペースで木崎湖野尻湖にボートで出ており、今年のモダンボートシーズン戦でも年間上位入るレベルでレイクスモールをガッツリやってる方なのですが、、

その際に自分のフッキングの悩みを相談してみると

「それは吐き出している時のバイトなんだよ」

というアドバイスを頂きました。

 

つまり、師匠曰く、その当時の自分がダウンショットでアタったと思っているアタリの中には、「実は既にバスがリグを食っていたが、違和感を感じた為、吐き出している時のアタリ」が混ざっており、、

実際にバスがリグを食った瞬間のアタリが、確実

に取りきれていない為、空アワセになってしまっているらしいのです。

 

 

正直最初は「吐き出す時のバイト??なんそれ??」っていう感じだったのですが、、😅笑

しかしその後、自分なりに釣行や研究を重ねて行くうちに、、

確かに師匠の言うところの「吐き出し時のバイト」は存在していると思うようになりました。

 

その中でも特に、「エビ食いサイト」は個人的にめちゃくちゃ勉強になったゲームでした。

 

6~7月前半の木崎湖では、ドアフターのシーズンでワカサギやエビ等の接岸に伴い、アフターのバス達が4~2mレンジまで差し込み、オカッパリからサイトが狙える激アツの時期です。

この頃の木崎湖だと、シャロー=ネストのイメージが強い方も多いかも知れませんが、この時期に自分が狙っていた魚達は、単発でシャローレンジをフラフラと泳ぎ回る、いわゆる「エビ食い」って呼ばれるタイプのバスです。

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(胃から出てきたエビ。陸封テナガエビっすかね??)

 

この「エビ食いサイト」をかなりやり込んで見た結果として、最も印象的だったのは、、

 

低活性の日や、プレシャーが高めの日。

つまりタフであればある程、バスの「食った瞬間のアタリ」というのは、とてつもなく微弱だということです。

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(最初は、喰った瞬間のアタリは感知しきれず、目で見ながら即掛けしていくことが殆どでした)

 

ぼちぼちエビ食いサイトのコツも分かり、数も釣れていた時期だったので、、

アタリの研究のために食ってからあえてアワセず、そのままにしてみたり、あえて針先を折ったもので飲み込ませてみたり、咥えた瞬間からシェイクしてみたりなど、様々な技を使いながら研究をしてみました笑

 

結果として見えてきたのは、、

手元に明確なアタリがくるタイミングというのは、口に吸い込んだワームを、

・「ハムハムしながら食い直しているタイミング

・「喉奥まで飲み込んでいる瞬間

・「吸い込んで、即吐き出す瞬間

大まかに、この3つだと実感しました。

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(使っているワーム自体、2インチクラスのワームなので、ある程度サイズのある魚であれば、一口で吸い込みます。)

 

さらにこの傾向は魚の体サイズが大きければ大きい程、また、その日のコンディションがタフであればある程、この傾向は強いように感じました。

 

そして、アタリが来るタイミングとして、挙げた3つの内の最後こそが、師匠も言っていた「アタるのに乗らない。吐き出しバイト」というやつなのです!

 

感覚で行くと「トトッ」や「トン」のように1回アタったものの、そこから喰い込まなかったり、一切アタらなくなる事が多いです。

つまりこれは「吐き出し時のバイト」なので、基本的にいくら送ろうとも、シェイクで喰い込ませようとしても、そもそも既に吐き出している為に「のらない」バイトなんです。

 

そしてこのバイト感は、タフな時ほど多発する感じがしていて、気温や水温などが低すぎて、魚のテンションが鬼低くの時や、釣り人の多すぎ等によるによる人的プレシャーが高いフィールド、或いは超クリアレイクで天才バスが多いフィールドといったようなタフっている時ほど多いように感じます😳

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(かくいう私も、このバイトの存在を認識出来るようになってきたばかりなので、あまり偉そうな事は言えませんが。。😅笑)

 

以上の話は、自分自身がサイトフィッシングを通してたどり着いた今のところの結論なんですが、

これはサイトに限らずブラインドでも同じ事が必ず起こっているはずです。

 

つまり、釣り人側が「アタった」と感じる時には、既にワームを咥えている魚が、「さらに飲み込む」なり「吐き出す」なりといったセカンドアクションである場合が存在しているということです。

 

そして、バスがワームに対して行うファーストアクションであるはずの「咥える」瞬間のアタリは、ワームのサイズがコンパクトであればある程、極微弱である割合が増えていくのです。

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(ワームサイズがデカければ、一口では吸い込めない為、咥えた瞬間のアタリは明確に出る場合が多いです)

 

また、皆さんも1度は経験あるのでは無いでしょうか??

放置や沈めといたリグを回収しようとしたり、あるいはアクションしようとしたら、、

魚が「知らんうちに食ってた」パターン😂

 

これもある種、本来、ファーストアクションであるはずの「食った瞬間のアタリ」が手元に伝わっていないことのわかりやすい例だと思います。

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(スモールに限らず、ラージでもありますよね笑)

 

つまり、今回の記事で自分が言いたいのは、、

一般的によく言われる「アタったのに喰いこまなかった!」「アタったのに離した!」といったショートバイトの中には、、

魚がリグを喰ったものの、違和感を感じた為、「瞬間的に吐き出した際のアタリ」を感知している場合があり、実はその吐き出し時のアタリの前に、極々微弱な、極めて感知しずらい「喰った瞬間、或いは吸い込む瞬間の超微弱バイト」を認識出来ていれば掛けれていた魚だった可能性もあるんじゃね???

ということです!!!

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(実際「前アタリ」を確実に感知して、掛けた魚の場合、写真のようにフックが刺さりきらず、魚の皮膚に針先が「乗っかっているだけ」の場合が多いです。)

 

正直、川スモールとレイクスモールでは釣り方や生態などに大きな違いは存在しています。

湖のような「止水域」では流れもなく、バスが捕食する際にじっくりと時間をかけてエサか偽物かを確かめる余裕があるのに対して、、

川は「流れ」の存在により、エサらしき物が流れてきても一瞬の迷いが魚に生じると、貴重なエサをバスは逃してしまう上に、流れにより人的プレッシャーや違和感なども中和される為、バス自体がレイクに比べとてもアグレッシブの為、アタリ自体も、本気食いの確率が高まり、レイクに比べより明確なアタリであることが多いのは確かです。

 

しかし、いくらアグレッシブ傾向にある川でも、特に1.2月のような「厳寒期」では魚自体の活性も低く、「極微弱なファーストバイトのアタリ」が多いのも確かな事だと思います。

 

この「極微弱な喰う瞬間のアタリ」をとれるか否かは、タフコンディションの程、顕著であるものの、正直、通年を通して釣果を大きく左右する要因であるはずです。

 

また、普段の釣りにおいて、ダウンショットやラバージグといった「掛けの釣り」を得意とする方々はこういった微弱バイトをとるのが非常に長けてる人だと個人的には思っています。

 

この2つは一見すると、真逆のような釣りに思われるかもしれませんが、重さや見た目は違えど、根本的な部分においては「キンキンの掛け重視の釣り」だからです。

(トレーラーサイズやシルエット感にもよって変わります)

 

よく一般的に、ラバージグとテキサスが同列の様な扱いを受けている事も多い気もしますが、実は全くの別物です。

アタってから「しっかり送る事が重要」なテキサスリグと違い、ラバージグはワームとウェイト部分が一体化している上に、フックポイントがむき出しです。 

つまり、テキサスの様にアタってから送らずとも、フッキングが決まる。

これこそが、自分が考えるテキサスとの使い分けに置ける、1番の違いだと思っています。

 

ラバージグは喰った瞬間のアタリを感知し、釣り人自ら「掛け」にいく、攻めの釣り。

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つまりラバージグを得意とする方々は、今回ここまで長々と語ってきた「極微弱な喰った瞬間のアタリ」をとる能力に長けているのです。

 

過去には、今江克隆の代名詞ともいえる、クラシックテクニック「電撃アワセ」なども一躍ブームな古きよき時代ありましたが😂

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(当時の大先生、個人的にめっちゃ好きなんですよね😂)

「電撃」の話になると、「要するに、即アワセでしょ」的な考えの人も多いのではないかと思います。

 

しかしながら、これは自分の推測でしかないのですが、恐らく本当の「電撃」とは、「ただの即アワセ」ではなく、常人では感じ取れないレベルで、バスがジグを口に入れる瞬間の弱っっわいアタリ。

つまり、先述したような、、

バスがリグを口に入れた瞬間の、「極微弱な喰った瞬間のアタリ」を感知し、掛けていくテクニックなのでは?と思えてなりません😂

(美化しすぎですかね?笑)

 

少なくとも、、

そのレベルのアタリをとれるかとれないか

 

これは間違いなく釣果に影響を与える事は確かだと自分は確信しています。

 

自分は、まだまだ未熟で不完全ではあるものの、

今年半年間、このアタリ感を意識した釣りを展開していった事で、レイクスモールに限らず、様々なフィールドでの釣果は、昨年以前と比べても格段に釣れるようになりました👍笑

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(盛りなしで、既に昨年のトータルフィッシュの倍釣ってます笑)

 

自分の場合はダウンショットやラバージグの釣りからこのアタリの存在を知り、意識するようになりましたが、、

決してこのアタリ感はダウンショットやラバージグだけに限った話ではありません。

 

例え、ある程度送らなければいけないテキサスやキャロでも、即がけ!とはいかないものの、テンションフリーにしたりとか、くい込ませの為にシェイク入れるかを判断したりなど、アタってからやりたい事は山ほどあるので、、

 

やはり、咥える瞬間の微弱バイトをとれるに越したことはないと思います。

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もう既に、秋も終わりかなと思って止まない今日この頃。

バスの活性も、ポジションも、レンジもと何もかもが日替わりですが、

そんなタフな時期だからこそ、より輝いてくるであろうこの「アタリの感知能力」をより突き詰めて行けるよう精進したいと思ってます😂

 

まためちゃくちゃ長くなってしまいましたが、駄文をここまで読んで頂きありがとうございます🙌

皆さんの何か参考になれば幸いです😂

 

 

最後に、9月の琵琶湖遠征55upを添えて、、

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#BP  #長野県バス釣り #千曲川 #川スモール #千曲川攻略日記 #虎TORAトラ#千曲川バス釣り

 

 

千曲川「濁り&増水」攻略法

皆さんどうもお久しぶりです!

YASHIROです🤩🤩

 

季節は早いもので、あれよあれよと8月になりますね😅

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(今年の千曲川はサイズ出ずらいっす😅)

 

今年は梅雨も長く、濁ってる日がクソ多いですね。

 

2020年上半期を通して、重要なキーワードとなってきているのが「増水&濁り」です👊

 

濁り自体はめちゃくちゃ好きなのですが、如何せんポイントに入れないレベルの増水が続いていて辛いです😭

 

今回は、そんな梅雨〜夏時期に多発する、、

「濁り&増水の考え方・捉え方」を自分なりに解説していきたいと思います🤩

 

 

近年、千曲川は異常に濁りやすい川になっています。

 

佐久周辺の上流部に少し降っただけでも一気に濁るような、濁度変化が激しい川です。

(上流部の高原野菜が原因など諸説ありますよね笑😅)

 

 

なので、今後はより一層「濁り&増水」への対策がかなり大事になってきます!

 

千曲川は元々がクリア寄りの水質です。

そのため、「濁り&増水」は、普段の千曲川とはガラッと釣り方などが変わってしまう反面、大爆発する可能性が満ち溢れているチャンスタイムでもあります⚡

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(増水&濁りだからこそBIGが狂う瞬間も間違いなく存在しています😂)

 

濁り&増水が大爆発する理由としては、、

    ----------------------

・ベイトが濁りを嫌いショアラインや中洲、ストラクチャー周りに集まる為、バスの居場所も固まりやすい

 

・人的プレッシャーがかなり中和されるため、バスが口を使いやすい

 

・ルアー自体の輪郭がボヤける。或いは、ほぼ見えていない為、波動や水押しのみを頼りに食ってくるため騙しやすい

   ----------------------

ことなどが挙げられます。

 

要するに、、

 

 

濁り&増水はめちゃくちゃ釣りやすい!!!

 

 

ってことです笑

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そんな増水&濁り時に、めちゃくちゃ重要になってくるのが、、

 

 

ポイント選びです⚡

(めっちゃ普通😅笑)

 

 

 

しかし、普段以上に「濁り」はポイントによって天と地が別れやすく、ポイントを外すと普通にノーバイト食らいます笑

 

では、どのようなポイントを選択すべきなのか??

 

そこから解説して行きます🤔🤔

 

 

〇ポイントセレクト〇

 

個人的に増水&濁りの環境下に置いて、最も強いと思うポイントは、、

 

「石〜砂ボトムで、ショアラインに沿った、浅くて大きい反転流」

 

 

正直、これに限ります👍

 

増水することにより、普段は干上がっているショアラインにまで水位があがる。

すると、従来は存在していない所に反転流が現れるスポットが千曲川には数多く存在しています。

 

そういった、増水に現れる「反転流」こそが、増水&濁り攻略における最大のキーだと自分は考えています!!

 

では何故、反転流が効くのか??

 

まず、大切な前提として、魚はエラ呼吸です。

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そして、濁りとは目に見えないレベルの泥の粒子が水中に大量に存在していることを意味します。

 

 

この泥の粒子が、エラに詰まるため、魚にとって過度の濁りはとても嫌がります。

特に、渓流魚系や、千曲川のメインベイトフイッシュの1つでもあるオイカワなどは、比較的濁りを嫌がる魚種です。

また、体サイズが小さい子バスも、大きい魚に比べて、エラの目が細かいので、泥が詰まりやすく、大きいバス以上に濁りを嫌がる傾向にあると思います。

 

 

つまり、オイカワや子バスといった、千曲川に置けるメインベイトフィッシュ達は、激しく濁ったエリアを嫌う傾向にあるということです。

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その点、反転流は濁り時において、ど本流の流れよりかは濁りが多少マシな場合が多いです。

 

更に、濁りとほぼセットで、起こる現象が「増水」です😅

 

増水するということは、流れる水の量がめっちゃ増えているということなので、

 普段、魚が居着けるようなポイントは水流が強すぎる為、魚が居なくなります。

 

特に、遊泳能力の低いベイトフィッシュ達は流れが緩く、そして濁りが少しでも薄いスポットに避難して行きます。

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千曲川本流ではレアベイトのヤマメ)

 

だからこそ、生きてくるポイントが反転流なのです🔥

 

 

反転流とは、地形やストラクチャー等によって、川の流れがヨレ、巻いているエリアのことを指しますが、反転流の中にも様々なタイプが存在しています。

 

その中でも、増水&濁り時に置いて、個人的にめっちゃ好きな地形が、以下の2つです👍

 

 

①緩い流れ・大規模な反転流タイプ

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②中洲裏の反転流タイプ

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こんな感じのポイントが個人的に得意なので、増水や濁りの際にはダッシュで向かうことが多いです😂

 

 

泥の粒子から身を守りつつ、食欲も並行して満たすことが出来る反転流。

 

その反転流が、最も熱くなるのが「増水&濁り」の大きな特徴だと考えています。

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逆に、魚が着かない反転流の例としては、、

 

・水深が浅すぎる

・水深が深すぎる

・流れが強すぎる

・泥が体積する

 

こういった要素が挙げられます。。

 

浅すぎる場合は、そもそも、デカいバス自体が入れないスポットである場合が多く、バスのストック量は決して多くは無いです🙅‍♂️

 

かといって、逆に深すぎてもよろしく無いという矛盾もあるのですが。。

 

深すぎる場合はそもそも水流や濁りが強く入っている場合が多いため、深すぎるレンジも🙅‍♂️です!

 

また、泥ボトムもダメです🙅‍♂️

 

泥ボトムの場合は、ヘドロが増水により攪拌されてしまう上に、、

上流から流れてくる泥がさらに堆積してしまう場合も多く、バスのみならず、魚自体が泥主体のポイントは嫌う傾向があるように感じています。

 

その為、ど本流に比べて、まだ濁りが若干弱めな「反転流」が効いてくるのです👍

 

 

 

〇ルアーセレクト〇

 

では、ポイントは決まったと。

 

したらば、どのようなアプローチが効果的なのか??

 

ということで、YASHIRO流増水&濁り時のルアーチョイスを解説してみたいと思います🤩🤩

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まず前提として、上記のようなポイントを見つけられた場合、、

 

 

正直、何でも釣れます笑😂

 

 

 

そもそも、濁りに差し込んでいる魚らフィーディングを強く意識している群れです。

さらに、濁りによる「目くらまし」も効いてるので、いいスポットにルアーが入れば、基本何でも食ってきちゃうんです😅

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(濁りで釣れない時はバスがルアー・ワームを気づけてないだけの場合も多いです😂)

 

しかし、その反面、、

濁り&増水時には子バスの活性も鬼高です。。

 

 

なので、小さい系のルアー・ワームだとBIGよりも先に子バスラッシュになることも少なくありません😅

 

折角のチャンスを子バス数釣りで終わらせてしまうのは、個人的にもったいないと思ってしまいます。

 

なので、自分は基本的にBIGのみに照準を合わせたルアーチョイスをすることが多いです🔥

 

 

それを踏まえた上で、具体的なルアーを挙げていくと、、

 

①.ビッグベイト

 

②.ビッグトップウォーター

 

③.ロングワーム

 

④.フルサイズラバージグ

 

この4種のローテーションが夏の増水&濁りにおける、ほぼ100を占めます⚡

 

 

この4つに共通する点としては、、

 

「アピール・ルアーパワーを強くし、なるべく子バス攻撃を避ける」

 

そこに重きを置いたセレクトになってます😂

 

では1個ずつ、紹介していきます!

 

 

 

①.ビッグトップウォーター

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まず、濁りだからといってトップが反応しない訳ではありません!

 

むしろ、濁りの場合はシャローに魚が差し込んで来るため、バスがルアーを気づいてくれさえしたら余裕で釣れます笑

 

そのため、サイズ、音、スプラッシュ等を大きくすることで、魚に気づかせてやる事を目的として、ビッグサイズのトップウォーターを使う事が多いです。

 

具体的なルアーでいくと、、

 

・シャワーブローズ ビッグママ/エバーグリーン

・バズジェット/デプス

・ラッキー13/へドン

 

  をよく使います。

 

基本的に「音とスプラッシュ」が大きく出せる物が強いです。

音でいくとバズベイトも思い浮かべるかもしれませんが、バズベイトは低速が難しいルアーです。

笹濁り程度ならぜんぜんアリなのですが、本格的な濁りだとミスバイトも多く非効率です。

そのため、使用頻度はあまり多くありません😅

 

そして、上記3つのトップウォーターに共通して言える大切な点として、「ネチネチ攻められる」事が挙げられます。

大きな音とスプラッシュを出しつつも、移動距離を抑えながら誘うことができる。

これも、濁りに置けるトップウォーターの大切な要素です⚡

 

②.ビッグベイト

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増水&濁りに置いて、最も効率的にビッグフイッシュを引き出す力が1番強いと思っているのが、ビッグベイトです。

そもそも、小さい魚がバイトしてこないので、出れば基本的に40は下回りません。

 

しかし、ビッグベイト。特にS字系は大きさの割に水押しが強いルアーではありません。

基本的にS字系は、波動よりも視覚的要素で食わしていくルアーです。

なので、濁りにおいてはそこまで強烈なアピールとはなり得ません😅

 

これは、一見するとS字系のいい部分を消しているかのようにも見えます。

 

しかし、この「存在感が弱まったデッカイモノ」だからこそ、濁りの状況下で恐ろしい威力を発揮すると考えています。

 

濁りにより、視界がボヤけ、視覚的要素が弱まる。

 

それにより、気づきにくくはなるものの、発見した際のインパクトは絶大で、かなりの確率でバイトがあります🔥

 

この時期、自分が川で使うビッグベイトはほぼ100%でスライドスイマー一択です。

 

スライドスイマーは滑らかなSをかく訳では無いので、Sの際の波動が他のビッグベイトに、比べていい意味でぎこちなく、波動を他より出せると感じているので、スライドスイマーの頻度がかなり高いです!

 

 

しかしながら、このビッグトップとビッグベイトにも欠点はあります。

 

それは、「水深がありすぎると魚が気づかない」点です😟

 

濁りのため視界も悪くなる。すると、いくら存在感の強いコイツらでも、水深が深すぎると流石に、見えず聞こえずになってしまうので、水深があるスポット向きではありません。

(個人的な指標としては、水深1mを超えるとかなりパワーダウンしてしまう印象があります)

 

 

その為、自分が使うスポットでは、水深50cmぐらいがベストだと感じています👍👍

(水深50cmにキャストするのではなく、50cmラインで喰わせるイメージです)

 

50cmと聞くと「浅っ」と思われる方もいるかも知れません😅

 

しかし、泥濁りだからこそ、50cmの水深でもバスはガンガン入ってくるし、やる気もめちゃくちゃ高いので、こういったルアーに対して猛烈にバイトしてくるのです⚡

 

 

③.ラバージグ

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前述した、ビッグトップやビッグベイトのフォロー。或いは、ビッグベイトやビッグトップでは魚を呼べない水深のポイントに対して、入れる事が多いです。

 

 

たとえいくら濁っていても、活性やその日の状況によって、ビッグベイトやビッグトップに出きらない日も存在しています。

その際のフォロー1発目として入れます!

 

重さは、近年主流のコンパクトジグではなく、1/2ozを主体としながら、場所や水流、ボトムの材質を考慮しながらアーキヘッド、フットボールを使い分けています。

 

ボトムの形状が、砂多めの小石ちらほら的なボトムであれば、フットボール

小石〜石メインのボトムの場合はアーキタイプを使っています。

 

使い方としては、ボトムパンプ、ずる引き、シェイクと多様な使い方をしますが、、

 

ラバージグもかなりインパクトの強いジャンルのルアーなので、何投も投げ込むのではなく、ビッグベイトやビッグトップに出ない際に、釣れそうなコースに数投ずつ入れていくイメージです。

(コイツで反応がない場合は、ロングワームに移行して行くため、何投も投げ込むモノではないと思っています。)

 

正直、バイト数はこの後出てくるロングワームに比べると劣るのですが、インパクトの強いモノなので、食う魚はデカい事が多い為、フォローに移行する際には必ず投げるようにしています。

 

トレーラーも、1発狙いの為、シルエットの大きい物を使うことが多いです。

よく使うのは、、

 

・バルビューダ4/デプス

エスケープツイン/ノリーズ

・クリッターホッグ/バークレイ

 

等のザリ系を主に使っています。

これは、食ってるベイト云々ではなく、単純にシルエットをハッキリと出す為に、ボリューミーなシルエットのワームを使うことが多いです。

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(たまにゴイニさんも来たりします🤣)

 

④.ロングワーム

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これまで紹介してきた3種のルアーについては、「ワンパン系」です。

 

インパクトが強いぶん、投げ始めてほぼ数投で勝負がつくタイプのルアーのため、何投も投げ込む必要はありません。

むしろ、ファーストインパクトが強い分、スレやすくもあるため、投げ続けると全くアタリや反応すら無くなることがほとんどです。

(パターンの場合を除きますが😅)

 

そこで、最終フォローとして入れるのがロングワーム系になります!

 

基本的な使い方はテキサスとネコリグが多く、また使うサイズ感は、5.5~9インチ前後までをその時の状況によって使い分けて行く感じです!

 

ロングワームのメリットとして、1番に考えているのは「自発的アクション」を出しやすい点だと思っています。

 

自発的アクションとは、アングラー側が加えたアクション以外でおこる、ルアーが自発的に起こすアクションの事です。

 

例えば、ロングワームのテキサスリグ場合、

 

アングラーがボトムパンプを行ったとしましょう。

すると、リフトされたロングワームはシンカーが着底すると同時に、ウネウネしながら倒れ込んで行きます。

 

このウネウネしながらの倒れ込みが、ルアーが自発的に行うアクションの1例です。

 

人間がアクションし終わった後に自発的にワームが動く。

この自発的アクションはバスは異様に反応を示します。

 

そして、自発的アクションはワームが長ければ長いほど余韻も大きく、自発的アクションが増えるため、バスからすると非常に魅力的なアクションなのです。

 

なので、ビッグトップ、ビッグベイト、ラバージグと一通り攻めきった後でも、余裕で新たに魚を引っ張って来ることができるリグの1つでもあります🔥

 

また、最初9インチを使っていたなら、7インチ、さらに5.5インチとサイズダウンしてけば余裕でラッシュが起こるので、フォローリグとして非常に優秀です。

 

また、もう1つのメリットとして「サイズが選びやすい」というのもあります。

 

正直、濁りの川では、ロングワーム系はめっちゃバイト多いです。

 

例え、7.5インチでもしっかり送り込めば余裕で20cmクラスのバスが釣れるレベルです笑

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(送れば釣れちゃう子バスさん🙄)

 

しかし、ある程度ロングワームの釣りをしていると、だんだんとアタリで、大きいのか小さいのかが何となく判別出来るようになってきます。

 

そこで、子バスのアタリは全部くい込む前にフッキングしないように抜いて回収してしまい、投げ直す事でBIGのみを拾って行くことが可能になります⚡

 

基本的に、BIGなバスと子バスは棲み分けしている事が多く、BIGが連発する状況で子バスが釣れるのは稀です。

なので、子バスがアタってくる際には、フッキングせずに抜いてしまって、レンジやトレースコースなどを変えていくことが大切です。

 

バイト数が多い為、情報を得やすく、更にサイズを選んで釣っていくことが出来る。

BIGのキャッチ率を上げるには非常に有効なルアーになります😎

 

なのでロングワームを自分はこの時期、多用しています👍👍

 

 

 

最後になりますが、1つのポイントに対して投げる割合を表したいと思います。

 

1つのポイントに対して、上の4つの割合を10で表した時に、

 

ビッグトップ:1

ビッグベイト:1

ラバージグ:2

ロングワーム:6

 

こんな感じの割合で投げています笑

(ロングワーム率めっちゃ多いです😅笑)

 

ほんとに上3つはワンパン系だと考えいるので、出ない時は全く出ないルアーです。

 

なので、

「上3つでワンチャンを狙いつつ、ロングワームできっちり抑えていく作戦」

 

これが自分が夏の増水によくやる作戦です😅

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例年よりも、梅雨も鬼長く、濁りが多い千曲川

 

そもそもポイントに入れない日も多いですが、、

 

増水dayには爆発的威力があることは確かです。

是非参考になればと思っています🤣

 

増水はとても危険でもあるので、無理をしない程度に皆さん釣りを楽しんで下さい!!

 

ではでは!!

 

 

最後に今年よく見るマムシを添えて、、

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フックセレクトの話。

どうも皆さんこんにちは🤩🤩YASHIROです⚡

 

突然ですが、皆さんはフック形状はこだわりありますでしょうか??

 

 

上手い人程、細かく使い分けてる印象があるので

 

自分自身いろんな種類のフックを使い分けて、上手いと思われたい今日この頃です😂

 

 

なので、今回は、、、

 

 

YASHIRO流オフセットフックのセレクトについて今回は書いていきたいと思います🤩🤩

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何故オフセットに限定したかといいますと

 

 

 

マス針を使う釣り自体をあまりしないからです!!!!!

 

 

 

(使い分け出来る程の理解が出来てないっす笑

 

早速、下手がバレました。。笑

 

 

とりあえず、自分が使用しているオフセットの種類とその使用用途について書いていこうと思います🤩🤩

 

 

 

 

①DASオフセット/FINA(#1/0~#6)

   使用用途:ほぼ全般(笑)

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皆さんご存知、青木大介監修のオフセットフックです。

自分のオフセットの中で最も使用頻度が高いフックになります⚡

(使用するフックの内、95%くらいを締める、自分の中でマストなフックです)

 

 

 

 

コイツを一言で言うと、「超攻撃的フック」です

 

 

 

なぜなら、

 

ナローゲイブにも関わらず、フックポイントがめちゃくちゃ上向きなので、、

 

鬼のように刺さりが良いです⚡⚡

 

 

 

写真の通り、アイの位置よりも、針先がかなり上向きの構造をしている為、「刺さり」は尋常じゃなく良いです。

 

以前の「テキサスの話。①」でも解説した通り、個人的にはほぼナローゲイブを使うのですが、その際に使うフックがこのDASオフセットになります。

 

本来のオフセットフックのフッキング理論としては、、、

 

 

 

1.バスがリグを捕食する

 

2.ゲイブ側が支点となることで、ワームが沈み込む

 

3.ワームが沈み込む事でフックポイントが露出する

 

4.露出したフックポイントが、アワせる事によって、  

   バスの口に刺さる

 

 

 

というものなのですが、

 

このDASに関しては、他のナローゲイブフックに比べて、そもそもフックポイントが上向きの角度でセッティングされていることにより、

 

従来のナローゲイブの宿命であった

 

ゲイブ幅が狭いことにより、ワームが沈み込みずらくなってしうため発生する

 

「フッキングしずらい問題」

 

 

この難題を難なくクリアされており、

 

軽いフッキングでも、容易にバスの口に刺さってしまうというスグレモノになります。

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(上:ダブルエッジ、下:DAS。よく見るとDASの方が少しフックポイントが上向きなのが分かります。このほんの1ミリ程度の角度の違いがフッキングに大きく影響してきます😂)

 

 

 

さらに、メリットを挙げていくと、、、

 

「すり抜け性能」&「着底姿勢の安定性」

 

この2点です⚡⚡⚡

 

 

ワイドゲイブのオフセットでは、ゲイブ幅が邪魔をしてしまい不要なスタックが多発するのに対して、

このDASは、不要なスタックが大激減します🔥

 

 

しかしながら、DASの唯一のデメリットとして、、

 

他社のナローゲイブと比較した際、

 

「掛けに行く」事に重点を置いたキンキンの攻撃的フックの為、根がかりの際にも、カバーやストラクチャーに対しても刺さりやすくなってしまうという点があります

(かっこよく言うと諸刃の剣ですね笑)

 

岩、石系のカバー・ストラクチャーであればフックポイントを隠すだけで問題ないのですが、、

 

ウッド系のカバーの場合は、やはりスタックも多くなってしまいます😭

 

その際には、針先を、ペンチを使って少しだけ内側に曲げてやるチューンを施せば、大幅改善されます👍👍👍

(ウッド系のカバーだけを攻めるのであれば、ダブルエッジのようなもう少し大人しめのフックを使ってもいいです!笑)

 

 

次いでのポイントが「着底姿勢」です⚡

 

これの話は以前も書いたかも知れませんが、、

 

ナローゲイブにおける着底姿勢の恩恵は無視できないモノがあると個人的に考えています。

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(左:kgフック、右:ダブルエッジ)

 

一般的なオフセットフックと比較した場合で見てみると、、

 

キロフックの場合は、ワーム側面・フック下部・ワーム側面からなる直角三角形であるのに対して、ナローゲイブの場合はこれが二等辺三角形になるため、着底姿勢がより水平に近くなります。

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(ボトムの形状次第で、さらに水平姿勢に近くなります。)

 

正直、普段の状況であれば、どちらを使おうと釣果に差は出ないレベルなのかもしれません😅笑

 

 

しかし、タフコンディションになればなるほど、こういった細かい心配りが釣果の差に直結すると思っているため、、

 

自分はナローゲイブを超多用しているんです😂😂

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(先日ヘビダンで釣ったラージですが、これもDASっす😅)

 

そんな中でも、こと、DASに関しては、

 

他のナローゲイブと比べた際、比較的根がかりやすいといったデメリットはあるものの、

 

それを遥かに上回るメリットが溢れているフックです👍👍👍

 

 

 

正直、こいつ無しでテキサスは出来ないと感じるレベルの溺愛具合です😂笑

 

 

 

②ハイパートルネード/FINA (#4/0)

   使用用途 :シャッドテールワーム、高比重系ワーム

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イヨケンプロデュースのスクリューキーパー式のフックです👍

 

オフセットフックを使う釣りの内、95%近くを、ナローゲイブ使っている自分ですが、残りの5%を担うフックです笑

 

具体的な使用用途は、4~5インチクラスのシャッドテールワーム全般及び、高比重系ワームのずる引きに置いて使っています。

 

まずシャッドテール系についてですが、、

 

スイミングで使う場合は、基本的に重心が下側にあった方が安定したスイミング姿勢になります。

 

特に、ノーシンカーただ巻きのような釣りの場合は、「フックの重量」が唯一のシンカーになってきます。

 

なので、ゲイブ幅が大きい事により、低重心化が出来、尚且つ、スクリューキーパーの恩恵により、ワーム自体の自由度も高くなる事から、、

 

シャッドテール系の釣りでは、スクリューキーパータイプのフックを多用しています。

 

 

そして、高比重系の釣りにおいてですが、、

 

 

 

あくまで、スクリューキーパー式を使用するのは「ずる引き」に限ります。

 

 

 

 

 

「バックスライドでカバーの奥に〜」

 

のような釣りでは、すり抜け性能から考えても、ナローゲイブが圧倒的優位です👍

 

 

 

では、何故「ずる引き」だけが、このスクリューキーパー式を多用するのか、、、

 

その理由は、このフックにしか出来ない「ボトムとのコンタクトポイント」があるからなのです🤩

 

 

 

「ボトムとのコンタクトポイント」を、より簡単に説明すると、「ボトムとの接着面」の事です。

 

テキサスやフリーリグの様に、ワームの前にシンカーがあるタイプでは、コンタクトポイントはシンカーになる為、全く問題ないのですが、、

 

これが、ノーシンカーの釣りとなると話が変わってきます😅

 

ナローゲイブ・ワイドゲイブに限らず、「オフセットフック」では、ノーシンカー時のボトムのコンタクトポイントは基本的にワームになります。

 

つまり、ボトムとの接着面が「柔らかい」ため、ボトムの感じがとても分かりづらいのです。。

 

しかし、これがスクリューキーパー式のフックでは、ボトムとのコンタクトポイントがフックになる。

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つまり、より「硬い」部分で、ボトムに触ることが出来るので、感度が圧倒的に良いのです🔥

 

基本的に、高比重系ずる引きでは、ノーシンカー或いは、軽めのネイルシンカーが入っている程度なので、テキサス等に比べて、感度は悪いのが常です。。

 

しかし、皆さんもご存知の通り、タフコンディションにおける「ノーシンカー」というのは圧倒的に強いです😂

 

この、よく釣れる釣りを、より高レベルで行う為に必要なアイテムこそ、ハイパートルネードを初めとする、スクリューキーパー式のフックになるのです⚡⚡

 

 

 

では何故、数あるスクリューキーパー式の中でもハイパートルネードなのか?

 

ハイパートルネードは他のスクリューキーパー式に比べて線形が細い為です。

 

基本的に高比重系のずる引きを行う際には、シチュエーションにもよりますが、Mクラスのロッドに12lbの組み合わせで行う事が多いです。

 

そのため、線形が細く、よりフッキングが決まりやすい、ハイパートルネードを多用しています。

 

リューギのピアスフックも線形的に好きなタイプのフックなのですが、如何せん、ピアスのスクリューキーパーは、ワームのロック感がはちゃめちゃに弱く、あんまり使っていません笑

 

 

 

しかし、ハイパートルネードのスクリューキーパーも、円錐状になっているため、ワームによってはかなり刺しづらいかも知れません😅

 

 

その点、カルディバのツイストロックは、スクリューキーパーがかなりイケてるのですが、、

 

如何せん、線形が太いのであまり細糸向きではないので、

 

正直言ってしまうと

 

ツイストロックのバネS × ハイパートルネードが1番好きな組み合わせになってます笑

 

 

②マルチオフセット/owner (#4/0)

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村上晴彦監修の縦アイのオフセットフックです。

こいつに関しては、ほぼ100%ギルフラット専用フックとして使っています笑

フックサイズが#4/0なのもその理由っす😂

 

ギルフラット。特にオフセットセッティングの場合は、、

 

 

 

 

めちゃくちゃすっぽ抜けが多いワームです😅笑

 

 

 

 

しかし、特にアフター以降では、バイト数も多く、釣果が期待できるワームです。。

 

その際に、、

 

ゲイブ幅がかなり広めにセッティングされている点はめちゃくちゃ有利です。

 

 

前述した、スクリューキーパー式フックもゲイブ幅は広く、フッキング自体はしやすいのですが、、、

 

 

 

アフター以降のシーズンで多用する、ギルフラットのアクションが「スキッピング→高速巻き」です⚡

 

 

しかし、スキッピングを多用する場合では、スクリューキーパー式はキーパー部分が、「グリんっ」てなってしまう現象が多発します😅

 

そのため、ワームの中に

結び目が横にズレてしまうことで、泳ぎが破綻する現象が極めて少ないため、、

 

ギルフラットの際には、ほぼ100%で使っています笑

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以上の3種類が自分の中のオフセットの使い分けって感じです

 

改めて、文書にしてみると、、

 

 

「種類少なっっ」

 

 

て自分で思ってしまう程に少なかったです😅

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まだぜんぜん使い分けが出来てないってことですね。。。

 

自覚して凹みました😇😇

 

 

 

 

しかしながら、自分がブログで紹介してる釣り方については、

 

 

基本的にこの3種で補う事ができます笑

 

 

 

特にDASは本気のマジでオススメフックなので、

 

使ったことない人がおられましたら是非使ってみてください👊👊

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梅雨直前ということで、、

 

例年なら大好きな時期ですが、川スモールはまだどうなるか分からない部分が多いです笑

 

既に更埴エリア近辺で川スモ、ボコボコにイわしてる方おられましたら是非釣り方教えてください!笑

 

 

長文ご購読ありがとうございました🤩

 

 

 

最後に先日、久々の木崎湖ボートで出たGoodsizeを添えて、、、

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#BP  #長野県バス釣り #千曲川 #川スモール #千曲川攻略日記 #虎TORAトラ#千曲川バス釣り

テキサスは軽いシンカーを使え!!〜テキサスの話。その2〜

5月中旬、

 

遂に我がホームリバーである、千曲川更埴エリアでもスモールが釣れ始めました。。。

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正直、例年に比べて魚影は圧倒的に薄いですが、

 

生き残ってくれただけで嬉しいです😭😭😭

本当にありがとう🤣🤣

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という事で、「YASHIROブログ」1ヶ月ぶりの更新です笑

 

 

 

なんと嬉しい事に、ちょこちょこと応援コメントが来てしまうようになりました。。

 

 

正直死ぬ程嬉しいです笑

めちゃめちゃ励みになっています!!

 

 

拙い文章ですが、読んで下さる方々、本当にありがとうございます🙇‍♂️🙇‍♂️

 

期待に添えるよう更新して行きたいと思っているので、今後とも宜しくお願いします🤩

 

 

 

そんな中、今回のテーマは、前回に好評だった「テキサスについてのはなし。パート2」です⚡⚡

 

 

 

 

。。。

 

 

 

 

テキサスばっかですいません笑

 

それくらいにテキサス好きなんす。。笑

 

パート1では、確かアプローチとフックセッティングのようなざっくりとした話だったと思うので、

 

今回は、テキサスのコツ編に行きたいと思いやす😂

 

 

テキサスは、個人的に最も得意な釣りです。

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(池、川、昼、夜、問わず投げまくりです🤣)

 

 

しかし、テキサスと一言で纏めても、その中には無数のアプローチが存在しています。

 

自分のテキサスの手持ちの中だけでも、ずる引き、ボトムパンプ、巻テキ、飛びテキ、カバー打ちなど、

様々なアプローチを、1つのセッティングで行えてしまうのもテキサスの魅力です。

 

そんな中でも、特に得意としているのが、、

 

 

 

 

「ずる引き」です!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正直、めちゃくちゃ地味な釣りっす。。笑

 

 

 

 

しかし、「ずる引き」は、めちゃくちゃ地味だし初歩的なテクなんですが、、

やり込めばやり込む程にめっちゃ釣れるというトンデモアプローチなのです笑

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(千曲川において最強のリグは間違いなくテキサスだと思っています)

 

 

 

そんな、信頼している「テキサスよずる引き」なのですが、、、

 

個人的に非常に大切にしている超重要ポイントが何個かあります。

 

 

今回はそのうちの1つである、

 

 

 

「軽めのシンカー」を使う

 

 

 

について書いていきたいと思います🤩🤩

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まず、この「軽めのシンカー」とは、ただ単純に0.9gや1.8gのようなライトシンカーという意味ではなく、

 

 

自分のタックルバランスからみたときに「軽いシンカー」という意味で使っています。

 

 

 

普段、自分がボトム系のリグで組んでるタックルは、2パターンになります。

 

タックル①

フルレンジC65M (MAX3/4oz)×アルデバランMGL、フロロ12lb/14lb

 

⇒3.5~5gテキサス・フリーリグ、2~4gスモラバ等

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タックル②

SLANG 76H スペックB (MAX4oz)×グラップラー300HG、ナイロン30lb/フロロ25lb

 

⇒1/2ozラバージグ、1/4〜1/2ozテキサス等

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以上の2タックルです。

 

 

この2タックルでボトム系の釣りをほぼこなしているのですが、、

 

 

共通して言えることは、どのタックルも、ボトム系の釣りに置いては、表記よりかなり「軽めのリグ」を投げる事を意識しています。

 

 

 

では、「タックルバランスから見て軽めのシンカー」を使うメリットは一体なんなのか??

 

 

 

そのメリットと有効性について詳しく紹介して行きます。

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まず最初に、テキサス・ラバージグを初めとするボトム系の釣りに置いて、1番の天敵は「根がかり」です。

 

 

形状的に根がかりづらいとはいえ、常にボトムと接触しているアプローチなので、根がかりは切っても切れない関係にあります。

 

 

そんな中でも、

最悪のパターン「回収不能」に陥ってしまう根がかり。

 

これらの原因というのは、、

 

 

・カバーあるいはストラクチャーに針先が刺さって

    しまった場合。

・カバー・ストラクチャーの隙間にシンカーが挟ま    

    ってしまった場合。

 

 

以上2点である場合が多いです。

 

針先が刺さってしまう場合については、フックポイントを深くワームに隠す。等の対策である程度改善出来ます。

しかし、シンカーが挟まってしまう場合については

軽いシンカーを使うといった様な対策方法はあるものの、根がかるときは死ぬほど根がかります😭😭

 

 

こういった場合に重要になってくるのが、タックルバランスなのです。

 

 

 

 

皆さんはテキサスが根がかりした時に、どこから切れているのか考えたことはありますか??

 

「結束から!!」

 

と考えている方も多いのでは無いでしょうか??

 

 

 

自分の経験からいくと、意外にも結束部以外のラインで切れている事が多いように思っています。

 

何故なら、、

 

テキサスにおける回収不能の根がかりの多くは、

「針先が何かに刺さってしまうパターン」

 

ではなく、「シンカーが何かに引っかかってしまうパターン」が圧倒的に多いからです。

 

そして、シンカーがスタックしてしまうと、いくら引っ張ろうともシンカーはハマったままで、ラインだけがカバーに擦れてしまい切れてしまう。

 

なので、テキサスの根がかりでは、結束部よりも、ライン部分でのブレイクが多くなってしまうのです。

 

 

 

 

では、こういったシンカーハマりにおける対処法としては何があるのか??

 

 

まず前提として、タングステンシンカーはマストです🤭🤭

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鉛と比べて高いですが、根がかり率という面では圧倒的に減ります。

(鉛自体が柔らかい金属のため、岩と岩の間のような場所では、引っ張ることでシンカーがよりくい込んでしまうことも多いです。素材が固くさらにシルエットも小さい、そして感度も良好であるタングステンシンカーはほぼ必須だと考えています)

 

 

 

そして更なる対策法として登場するのが、、

 

 

 

 

「タックルパワー」を上げる。です👍👍

 

 

 

タックルパワーというのは、ロッドの硬さ、ラインの太さなどを総じてタックルパワーと意味しています。

 

例えば、ラインだけの話で考えてみても、細いラインより太いラインの方が、勿論回収率は高いです。

 

さらにプラスで、ロッドパワーが強ければ強いほどど、例えスタックしても、軽いシェイクやワンアクションで抜けてきてくれるため、ストレスなく操作できます👍👍👍

 

 

 

そして、これだけではありません🤣

 

 

タックルパワーを上げることによる最大のメリットというのが、、

 

 

「重いフィネスができる」

 

という点です。(なんか矛盾してますね😅笑)

 

 

タックルバランスからみて軽いシンカーを使う利点で1番大きなポイントがこれです。

 

 

ここでの「フィネス」という言葉は「繊細」という意味で使わせて貰っています笑

 

自分の中で、「釣れるずる引き」は、スロー且つ繊細にボトム・カバー・ストラクチャーを触ってくる事だと考えています。

 

具体的な時間にすると、、

 

 

 

「1秒に1センチ」です笑

 

(もちろんスタックや、ボトムの起伏の関係などもあるため一概に1秒1センチの訳では無いですが笑  あくまで感覚的の話です😂)

 

正直ハイシーズンであればここまで時間をかけなくても釣れるんですが、、

 

特に厳しいシーズン。

 

厳寒期や人的プレッシャーがかかり過ぎている等の、魚の活性が鬼低いシチュエーションに置いて非常に有効なメソッドです。

 

何故なら、こういったテンションの低い魚に共通して言えることが「動き過ぎるモノ」は嫌ってしまう傾向が強い為です🤔🤔

 

(メタルやボトムパンプと言ったリアクション系の釣りは、また別として)

 

こと、「ずる引き」に関しては、、

 

丁寧にネチネチとスローに引くことが最も釣果に直結する要素だと思います。

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(1~2月の様な厳寒期においても有効性は高いです)

 

 

そして、このネチネチとしたずる引きの際に、厄介なのが先述した「根がかり」なんです😂

 

 

例として、、

 

とある河川の地形ストラクチャーに、7gのテキサスがスタックしてしまった場合で考えてみましょう。

 

先述した自分のタックル①の場合、

 

Mクラスのロッド×フロロ12lbの組み合わせだと

 

このちょっとしたスタックを外すのに、正直かなりめんどくさいです。

 

ロッドでピシピシしたりしても取れない場合というのはめちゃくちゃ多く、その場合、最終的にはロッドを強く煽ることで、ロッドパワーを使って外そうとします。

 

そして、なんとかストラクチャーから脱出!!

 

しかし、脱出したとしても、かなり強く煽ってしまっているので、そこそこの勢いでストラクチャーを抜けてくることになってしまうのです。

 

つまり、ストラクチャーから脱出した直後、そのストラクチャーからリグが、遠く離れすぎてしまうことが多発してしまうのです。

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この「離れすぎてしまう」ことが一概に悪いとは言えません。

 

しかし、、

 

ハイプレッシャーフィールドや、厳寒期、ローライト、ナイトゲームに置いては正直マイナスです。

 

(リアクション狙いであれば別として、基本的にプレッシャーが掛かりまくっているフィールドでは激しい動きを嫌う上に、魚自体の活性が低いと激しい動きを追いきれなかったりする為です。)

 

 

そこで、タックル②の4ozまで背負えるSLANGを使うとどうなるのか??

 

SLANGの場合では、7gテキサスが同じストラクチャーに掛かったとしても、ロッドパワーが強く、しなりも少ない為、より低反動でハングアウトすることが可能なのです。

 

基本的にテキサスに限らず、バスフィッシングでは「根がかり⇒脱出」は超バイトチャンスです笑

 

特にずる引きにおいて、このバイトチャンスをきっちりとものにする為には

 

スタックしたストラクチャーorカバーから、しっかり脱出できる事。

 

そして、そのストラクチャーから離れすぎないこと。

 

この2つの作業がとてもポイントになってきます。

 

つまり、この2つの作業を両立する為には、、

 

 

自分が提言する、「タックルバランスから見た時に「軽い」と感じるウエイトのシンカーを使う」

 

 

ことがとても重要になってくるのです。

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「ラインを太くする」で対策出来んじゃね??

 

と思われる方もいるかもしれません。

 

自分自身、ラインを太くしてみたこともありますが、、

 

確かに前述もした通り、ラインを太くすることでロストは格段に減ります。

 

しかし、ラインだけを太くしても、結局の所竿自体の柔らかさや、竿調子は変わらないため、スタックの際はどちらにせよ苦戦してしまいます。

 

更に、ロッドパワーが足りていないのに、ラインだけが強くなっているので、

スタックの際、通常時以上に離れた位置まで飛んでしまう結果になりました😭😭

 

つまり、ロッド・ライン・リグ、全てにおけるタックルバランスを調整してやる事が重要なのです👊

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(自宅待機中の槍達)

 

 

正直、ハイシーズンであれば、

ここまで拘らずともテキサスをすれば魚に触ることは容易に出来ると思います。

 

しかし、厳寒期やタフコンディションになればなるほど、こういった細かい部分への気配りが釣果に直結してくるのです。

 

更に言えば、例えハイシーズンであっても「より大きい魚・ハイクオリティの魚を釣りたい」のであれば、このような気配りはとても重要になってくると自分自身感じています。

 

以上が今回のテーマ「軽いシンカーを使え!!」になります😂

またダラダラと長文になってしまいました笑

 

 

今回のテーマでは、普段、自分の感覚に頼りきっている部分だったので文字化するのがめっちゃ難しく、上手く伝わらない部分も多いかも知んないです。。😅

 

しかし、何度も言っているように、

 

テキサスリグはめちゃくちゃ釣れるリグです笑

 

なので、今回のテーマを読んで、

 

「魚触りてぇ!!」ってなった人がもし居たら、

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とりあえず明日、釣具屋にダッシュして、普段より軽いタングステンシンカー、買ってみてください笑

 

 

 

長らくお付き合い頂きありがとうございました!

また次回もよろしくお願いします🙌

 

 

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サカマタシャッドのサイトでとったカープを添えて。。

 

#BP #長野県バス釣り #千曲川 #川スモール #千曲川攻略日記 #虎TORAトラ#千曲川バス釣り