どーも皆さん!
新年あけましておめでとうございます🎍
年末年始の実家帰省で川スモール釣る気マンマンだったのに、帰省エンジョイしすぎて、ほぼ釣りに行けなかったYASHIROです。。。。😇
当初の予定では、川スモ釣る気マンマン過ぎて、7タックル組みあげた上で、帰省したにも関わらず、結局ワカサギ釣りと野池半日釣行に行っただけで正月休みが終わりました笑
(初ドーム船も楽しかったですが、千曲川もめちゃくちゃ行きたかったです。。。😇)
しかも、かなりの暖冬で長野エリアでも雪がほぼなく、正直、釣れやすい冬の雰囲気を感じていた分めちゃくちゃ悔しいです。。。。😅
そんな一瞬で終わった正月休みの速さに震えている今日この頃ではありますが、今回は、以前から何度かコメントを頂いていた「冬の川スモール」について、改めてまとめてみようと思います!
ブログ始めたての頃にも、冬の川スモールについて何個か記事を書いたりしてましたが、その頃と若干の考え方の変化や、より絞り込んだ冬のイメージとかもあったりするので、その辺も楽しんで頂けると幸いです😂
特に、晩秋以降の川スモールは"地形依存タイプ"の魚がめちゃくちゃ増えるイメージがある事からも、秋以降の水温下降シーズンで、自分が大切にしている「エリア・ポイントの絞り方」と「そのタイミング」についてご紹介出来ればって感じです😁
(ダラダラ書いてたら長すぎたので前後編に分けて投稿します笑)
○「越冬場」と「フィーディングエリア」
正直、基本的な考え方自体は、ブログ初期の頃からさほど変わっておらず、、、
大枠である「越冬場」と、さらにその中の限られたスポットの「フィーディングエリア」の考えをベースにしながらゲーム展開を考えている事がほとんどです。
ではどこが越冬場で、どういう箇所がフィーディングエリアなのかというと。。。
まず一般的な河川フィールドで「越冬場」と呼ばれる箇所の多くに共通する要素としては、下記が挙げられるかと思います。
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・水深がある(周囲に比べて深い)
・流速が緩い、もしくはほぼ無い
・流れをブロックできるものがある
・湧水や温排水絡み
・冬にベイトが固まる
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実際、どの要素も冬〜厳寒期という厳しい環境下では非常に重要な要因であり、さらに、これら要素が重なれば重なるほどに魚側からすると魅力度が増すエリアになるイメージを持っています。
また、こういった要素が重なる場所は、冬に限らずにある程度の個体数を通年ストックしている場合が多い事からも、その地域の中でも釣り人がよくいる「定番エリア(大場所)=越冬場」になっている事も多いです。
大規模越冬場以外にも小~中規模な越冬スポットも各地にポツポツと存在はしているものの、規模が小さくなればなるほどに、魚をストックする魅力も小さく、更に減水などの外的要因の影響をもろに受けやすいことから、規模に比例して、魚のストック量も増減しているように感じています。
(その分、釣り人も少ないので、一長一短て感じですが笑)
さらに「越冬場に入っているバスはボトムでジッとしている」的なイメージがあるかも知れませんが、実際にはそういったモードの魚以外にも、サスペンドしていたり、フラフラしている魚がいたり、タイミングで回遊している魚達がいたりと、多様なモードの魚が混在していると思っています。
特に天竜川や千曲川といった県内スモール河川の場合、めちゃくちゃ水深のあるエリアと呼べるのは堰やダムを除くと極めて少なく、ド流芯以外で2m以上の水深があれば"深いエリア"として分類されるようなフィールドです😅
その為、堰やダムの開閉による水量や流速の変化、光量・風・水温の高下といった外的要因の影響を比較的受けやすいフィールドであることは間違いなく、さらに恒常的な流れのある環境下で生息している個体群の為、低活性ではあるものの、厳寒期でも上記の要因に合わせながらエリア内を移動・回遊している個体が多いように感じています。
(特に大型個体ほどこの傾向は強い印象です)
とはいえ、流石に何キロも広範囲に動くことは稀であり、ある程度決められた範囲内にて回遊を行い、彼らなりの「タイミング」で決められたシャローや地形変化に差し込んでくるようなイメージだと個人的には解釈しています。
それに加え、この越冬場というのは基本的にバス以外の他魚種も冬季の間に利用していることが多く、小型魚種やニゴイ、コイといった魚種もバスと同様によく見かけられる種です。
特に、オイカワやハヤ、フナ等の小型魚種が上記エリアに絡んでいることは個人的に重要視しており、釣りをしている中で、ベイトの存在が確認できた時は結構テンション上がります笑
(千曲川・冬の代名詞といったらのコイツも居ますが😂)
また、大学時代、スモールマウスバスの研究をしていた頃には、漁協の方に見せて頂いた研究で、国立大学の研究チームが千曲川のスモール数体にGPSを取り付け、1年の移動データを集めた実験がありました。
そのデータの中では、初秋頃まではそれぞれが広範囲に散っているものの、晩秋付近を境に、ある1カ所に集結をはじめ、そのまま冬の間はその絞られたエリアの中で活動をしていたという研究データも見たことがあります。
特に、平均水深が浅い河川エリアの場合には、深場が限られることからもワンエリアへの依存度が高くなるイメージです。
(スモールの特性上、群れで活動していることが多いことから、GPS個体以外のスモールも集結していく可能性が高く、大規模越冬場にはそれなりの個体数が集まり、生活しているものと思われます)
また、実際にその集結場所も、地元バサーの間では「冬の大場所」として認知されているような鉄板エリアだったという経験を踏まえても、水温低下と共に、各エリアにある大場所に魚が集まる傾向が強いのはほぼ間違いなく、その集結する大場所こそが自分的には「越冬場」であると勝手に定義付けしています。
そして、その越冬場に集まってきたバス達が、何らかのタイミングで、シャローや地形変化に差し込んでくるスポットが、各越冬場に必ず存在しており、そんな限られた越冬区域の中でもさらに限定的なスポットのことを「フィーディングエリア」と自分は呼んでいます。
(当時、冬によく通っていた小場所の1つですが、こんな感じのとこ好きです笑)
そんなフィーティングエリアですが、基本的にある程度の水深が確保されている越冬場の中でも、部分的に盛り上がっている緩い流れの馬の背だったり、複合的な要素が絡むシャローエリアだったり、ディープ隣接のせり上がるようなブレイクゾーンだったりと、大小も地形の種類も様々ではあるものの、基本的には越冬場の中、もしくはその近くにある、若干水深が他より浅く+差し込みが容易なエリアです。
基本的にフィーディングエリアは「他に比べて浅めの水深+流速が緩いスポット」というのがベースになっているので、日射量が多く水温が上がりやすい特徴があります。
その為、産卵に向けた積算温度の貯蓄や、はたまた単純に周りよりも暖かいからやってくるだけの可能性も、正直全然ありえます😅
しかし、そこまで考え出すとかなり複雑で、なんて呼んでいいのか分からなくなる上に、事実、そういうエリアに差し込んでくる個体群は比較的口を使いやすいという経験があることから、正解かは分かりませんが「フィーディングエリア」と勝手に定義付けしています笑
○まとめ
かなり長くなってしまいましたが、まとめると、、、、
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①冬にバスが集結する大きなエリアである「越冬場」
②その越冬場の中でも、タイミングでコンタクトする「フィーディングエリア」
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この2点を探し出すことから、冬の川スモールは始まると思っています。
他の時期に比べて、何よりもまず"場所探し"が重要であり、最低でも①の越冬場くらいは何個か目星をつけておきたいところです👍👍
越冬場自体、結構分かりやすいというか、そもそも有名な場所が多いので①の越冬場を探すこと自体は比較的簡単かと思います。
ただ、有名な大場所は人とのバッティングが付きまとうこともあり、出来ればサブプランとしてマイナーな場所も何個か押さえておけると、先行者がいてしまった場合に有利に立ち回れるかと思います。(冬の釣り人は結構粘るので待ってもあかないことが多いです笑)
こんな感じが、個人的に大切にしている冬の釣りの場所の考え方編になります!
暇なのをいいことに、ダラダラと書き連ねてたら長くなりすぎたので、後編に続きます😂
(後編はタイミングと食わせ方編です)
お暇な方は是非👍
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