YASHIRO CONFIDENCE 〜天竜川開拓日記 〜

長野県にてスモールからラージまでバス釣りしまくってる男のダラダラ暇つぶしブログです😂

春の川スモール攻略

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どーも皆さんYASHIROです🤩🤩

3月に入り一気に春めいて来ましたね!

自分自身、腹パンパンのビッグママを狙うべくフィールドに出かけてはいますが、今年は本当にバラシ癖が洒落にならないレベルで酷く、足元ポロリやランディングミス、フッキングミスなどで掛けてもことごとくバスはバラシまくっており、キャッチできるのはことごとく外道と絶賛マイナススパイラル突入しております😇😇😇

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そんな絶不調の外道パーリナイモードのYASHIROですが、釣れないフラストレーションをぶつけるべく、文字書きに没頭してみましたので、川スモールの「春」についてお暇な方は是非お付き合い下さい笑

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一言に「春」といっても結構曖昧ですよね😅

個人的な川スモールにおける春のイメージだと

3月〜5月いっぱい位までをざっくり「春」と感じてます。

理由としては、千曲川で釣りしてきた経験や、大学時代の千曲川スモールの研究の中でも、千曲川におけるスポーニングの最盛期は大体ゴールデンウィーク過ぎ位が、最もネストやペアリングを確認することが出来る印象があります。

(スモールは結構ダラダラスポーニングするので6月・7月でもネストを見かけることもありますが、、)

そのため、スポーニングがとりあえず落ち着き、回復系が多くなる5月いっぱいまでを個人的には「春」と認識しています🌸

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また春のなかでも初春・春・晩春と進んでいく中で当然釣り方も変えながら釣りをしてるので、今回はそれを紹介していきます!!!

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3月〜4月初旬:「初春」

水温的には4℃〜8℃前後(千曲川の場合)と厳寒期の延長チックな水温をしているものの、デカいバス達は確実に動いています。

この時期の川スモールの前提としてエサ喰ってるパンパンのやつほど「緩い流れ・もしくは流れが無いエリアのシャロー」でフィーディングを行っています!

(というより、過去の実績としてこういうエリアで自分は釣ってきてるのでフィーディングしてるように想像してるだけですが、、、😂)

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(この時期のシャローは水深1m前後を指しています)

ただこれは、シャローに常在する訳ではなく、フィーディングや回遊といった「何らかのタイミング」で差し込んできてシャローの中でも着きやすいスポットに着くイメージです。

この初春に関してはまだまだ冬モードを引きづっていることも多く、魚の行動パターンとエリアさえ絞り込めれば、比較的コンスタントにアタリを獲ることが出来るのですが、その反面掴めない年だとリアル無反応がひたすら続く時期でもあるため、如何に魚の行動パターンを掴むかが鍵になってくると思います。

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(ちなみに今年の天竜川ではまったく掴めず虚しく撃沈中です😇笑)

またエリアの選び方としては、千曲川のイメージだとワンドや河川の湾曲部のアウトサイド側の淀み等の「流れが緩い・もしくは無いエリア」での実績が高いです。

この時期にアウトサイド側が効く理由としては、恐らく水深の問題かなーーと考えてます。基本的にこの時期のバスはフィーディングや回遊といった「何らかのタイミング」でしかシャローを意識しません。

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つまり普段はある程度の水深があるエリアや居着きやすいエリアにいる個体郡が、喰いやすいタイミングでシャローに差し込んでくる事を意味します。

そのため、基本的に河川湾曲部のインサイド側だとナロー気味にブレイクが効いていたり、フラット気味なサンドエリアが多いため、恐らくバスからしても入りづらい部類のシャローに当たると思います。

それに対してアウトサイド側の場合、流芯が近く・水深があり・ブレイクもインサイドに比べてキツめであることが多いので、シャローに差し込みやすい印象があることから、個人的には圧倒的にアウトサイド側のトロ場で釣っていることが多いです。

また河川がベントせずにストレート気味に流れているエリアの場合も流れが緩やかである場合が多い上に、そこそこの水深が期待できるので、こういったエリアのヨレやシャローも有望エリアです!

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4月:春(前半)

3月のような水温6~8℃台ではスクールを組んでフィーディングエリアに差し込んでくるのに対し、4月以降の水温10℃を超えるようになるとスポーニング意識が高くなるのか、単発でピンスポットにつく個体も増えてくるイメージがあります。

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(4月初旬、ワンド内のレイダウンについていたプリ個体)

この「シャローの着きやすいスポット」というのは、水温1桁代と2桁代ではかなり違く、1桁代の場合は水深1M前後くらいでフィーディングを行う場合が多く、水温が10℃を超えてくると、上記の水深1m前後でのフィーディングスクールとは別に、水深1m〜30cm程度の縦ストラクチャーやオーバーハング系のカバーなどにデカメスの単発個体が着き始めます。

水温2桁代でもフィーディングのスクールも当然存在はしているものの、それと同時にかなり子バスも動き出しているため、フィーディングスクール狙いでプランを組むと意外と「子バスしか釣れない。。。」的な場面もザラに起こるので、個人的には単発デカメスを狙った釣り方を展開することが多いです(デコ率もスクール狙いより高いですが笑)

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(この時期からネチネチ系の釣りに40以下が混ざり始めます)

またこの単発デカメス達は、意外と横の動きで反応する場面も多く、入ってくるスポットと入ってくるタイミングさえ分かってしまえば意外と釣りやすい部類かと思います。

また緩い流れのピンに着く魚は意外と、サブサーフェイスレンジでのアプローチも有効であり、過去にはスピナーベイト表層スローロールやバズベイトでも釣ってたりするので「威嚇」を意識して釣りを展開するのもこの時期の特徴です😂

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(4月初旬のバズベイトで釣れたプリ個体)

どちらかというとフィーディングスクールの方が、この時期はかなりルアーを選ぶので、当たりルアーの絞り込みに苦労しますが、その反面、当たりルアーとエリアさえ分かると連発も全然有り得ます👍

またフィーディングスクールは千曲川の場合、かなり規則正しくフィーディングエリアに入ってくるので、通う内に「このエリアでこのタイミング」というのがかなり正確に判明してくる1面もあります。

 

また季節が少し進行し、4月下旬に入ると、ここで一旦デカいバスが極端に釣れづらくなる「喰い渋」が存在してるように感じます。

恐らくバス的にも季節感やスポーニング意識にガッツリ切り替わる季節の為、摂餌行動よりも優先すべき意識が多くなるためかと思っていますが審議は微妙なところです😂

 
 
 
 
 
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(子バスならあまり関係なくフィーディングしてるので普通に釣れます😅)

今まで釣れていた単発デカメスがシャローのピンスポットに入らなくなり、かなりスポーニング寄りのエリアで釣れ始めるのもこのくらいから差し込み始める印象があるので、個人的には、スポーニングエリアの1段下や、スポーニングエリア周りのヨレ、トロ場、スポーニングエリアへの入口などでかなりネチネチ系の釣りを展開することが多いのもこの時期です。

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5月上旬:春(後半)

5月に入ってくると水温もかなり上昇し、ゴールデンウィーク近辺には一斉にスポーニングを意識し始める時期です。

それに伴いスポーニングエリアではネストやペアリング中のカップルも増えてくる時期になります。

個人的にネストの釣りが好きじゃないので、あからさまにサイトでネストを狙うような釣りはしないです😅

そのため、この時期位からはスポーニングエリアではなく、春先のフィーディングエリアを軸に釣りを展開して行くようになります。

スポーニングエリアではデカバス達の繁殖行動が活発になる一方で、フィーディングエリアではスポーニング第2陣以降のバス達が積極的に摂餌を始める時期でもあります。

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特に40cm以下の個体郡が、この位の時期からかなり摂餌活性が上がってくるためボイルもエリアによってはかなり見られ始めます。

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ストマック調査の観点からも、オイカワやハヤ(ウグイ)などのベイトフィッシュ系から、水生昆虫、陸生昆虫まで様々な餌が検出され始める時期になる為、ペンシルやポッパーなどのトップ系から、ミノー、クランク、スピナべ、バイブレーション、シャッドといった巻きの釣り、はたまたワーミングの釣りまで色々な釣り方が楽しめる季節かと思います。

 
 
 
 
 
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さらに従来の千曲川では、カゲロウのスーパーハッチ一発目もこの位の時期に重なる影響もあり、フィーディングしてる魚の意識がかなり上向きになるので夕まずめのポッパーゲームが個人的には好きでした👍

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カゲロウのスーパーハッチに遭遇すると「橋脚周りの流れ緩いエリア」では異常な量のカゲロウがハッチするタイミングがあり、それを狙ったスーパーライズが発生するので、フェザーフックをつけたポッパーでアホほど釣っていた経験があります笑

(台風以降はまだスーパーハッチに出会えてないので、今でもこのパターンがあるのかは正直不明ですが、、😢)

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5月下旬:晩春

5月下旬に入ると、ネストにはオス単体でガーディングしてる状態になり、メス達はスポーニングエリアから徐々に姿を消します。

ただ、スポーニング終わりたてのメスはいわゆる「ポストスポーン」にあたる為、スポーニングエリアから離れて1~2週間位はかなり喰いが渋くムズいです笑

デカメスのポジション的にはスポーニングエリアから移動するようで「ある程度水深がある&流れが緩い・無いエリア」に一時的に入る傾向があると感じています。

(水深があり、流芯に接していない緩い流れのテトラ帯などはこの時は結構熱いです🔥)

流芯に接していないテトラ帯は元流芯である場合が多く、増水などで河川の流れが変わったことで、今は流芯に接していない場合が多いため、ある程度の水深が確保されている場合が多く、トロっとしたテトラ帯は厳寒期やこの時期のような「喰い渋」の際にはかなり機能してきます。

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また、この時期には大小様々なバスがスポーニングに絡むようになってくるので、基本的にこの時期もスポーニングエリアはスルーするように釣りをしています😅

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6月:初夏

6月に入るとネストは所々にまだ見られるものの、ガーディングしているオスのサイズも小さくなっているので、デカい個体も体力回復の為に積極的に摂餌をおこなうようになります。

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6月からはかなり夏めいてくる季節でもあり、「アフター〜回復系」が面白い季節に入ってくるので、攻め方や狙い所も春から大きく変わる月だと感じています👍

ここから先はかなり「夏」を意識しながら釣りを展開していくので、また別の機会に書こうかと思います⛱

ざっくりになりますが、春の河川では基本的にこんな感じで「春」を楽しむことが例年だと多いです。

今年は天竜川での「春」初体験の年でもあるので、腹パンビッグなママを捕獲出来るよう攻略して行ければなと思います😂

 

ダラダラ長文お付き合い頂きありがとうございました!皆さんもよい春をお過ごし下さい🌸

とりあえず釣れたラージを添えて終わりとします😂

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#BP  #長野県バス釣り #千曲川 #川スモール #千曲川攻略日記 #天竜川 #天竜バス釣り #天竜川釣り #天竜川開拓日記