YASHIRO CONFIDENCE 〜天竜川開拓日記 〜

長野県にてスモールからラージまでバス釣りしまくってる男のダラダラ暇つぶしブログです😂

春のクローザー「エスケープツイン」のはなし

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皆さんこんにちはYASHIROです🤩!

急に春めいてきた今日この頃。

自分も早春の天竜川産ポリンポリンスモールちゃんに会うべく、開拓を徐々にですが始めております🫡

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(ゆうて全く川スモは釣れず、釣れてもニジマスorコイという鬼畜ループにはいってますが。。。笑)

 

当ブログでは、今まで「川スモールマウス」に照準を絞った記事を書いてきましたが、個人的な釣りの割合でいくと、半々位にラージの釣りも結構行っています。

そんなこともあって今回は初挑戦となる「春ラージ」をメインとしたブログを書いてみましたので、お暇な方はお付き合い下さい🤩

 

ラージ記事1発目として紹介したいのは、個人的「春の絶対的なクローザー」ポジションとして何年も使い込んできてる不変のリグです🤩

それがエスケープツインのテキサスリグです👍

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(数年前謎にプレ値ついた時期もありましたね笑)


そもそもが「エサケープ」と巷で呼ばれるほど、言わずと知れたクラシック超絶優秀君なので、通年めちゃ釣れなワームなんですが、その中でも突出して輝く季節が「春」だと個人的には強く感じます。
飽き性の自分ですら、長年使い続けている数少ないワームであり、毎年フィールド問わずにナイスな春バスを連れてきてくれているリグなので、春直前のこのタイミングで、ポリンポリンな雌を釣るために紹介したいと思います!

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まずワームフォルムがシンプルなので、テキサス・フリリグ・ジカリグ・ラバジトレーラーと用途多様系ではありますが、個人的に、春はほぼ「テキサス」でしか使いません。
(そのくらい、自分の中では絶対的な精度と信頼を置いています👍)

 

そんな春の守護神「エスケープテキサス」ですが、使用するシンカーウエイトも近年はほぼ固定になってきており、、、

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○ライトタックル

(Mクラスベイトロッド+フロロ12lb)
・ずる引き用の3.5g
・ボトムパンプ用の7g

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○ヘビータックル

(H~XHクラスベイトロッド+フロロ20lb)
・ずる引き用の7g
・ボトムパンプ用の14g


この3種類のウェイトをタックルに合わせて使い分けることがほとんどです。
以前は、エスケープテキサスを春の釣りのメインとして組むことが多かったので、何種類もウェイト・形状別でシンカーを持ち歩いていました笑

しかし、現在ではメインというよりも「これ使っとけば釣れるよねー」的な抑えポジションに定着してしまっているので、色々と他のことやってみたけどダメだった時に抑えとして起用することがほとんどになってしまっています😅

なので、極力持っていくウェイトも絞り、最低限を精査した結果が現状の簡略化スタイルになります👍

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(正直、一杯持ってった方が細かいアジャストは絶対しやすいです😅)


このリグで釣りたいのは、ポリンポリンのプリ雌個体です!

なので、そういった個体が「つく」もしくは「通る」ようなエリア・スポットを絞りながら投げ込んでいく釣りになります。
春の魚はフィールドごとの癖さえ掴んでしまえば、基本的にはセオリー通りな動き方をする場合が多いので、とりあえずは”The 春”みたいなポイントから打っていく事が多いです😁

水温やスポーニングの進行具合によりますが、特に野池は一度ステージングさえしてしまえば、ベッドエリアの周辺をフラフラとしているイメージがあり、ネスト場っぽいエリアに隣接するニアディープや接続のブレイクライン、もしくは周辺の縦ストラクチャー絡みを行き来している場合が多いので、エリアさえ絞れてしまえば比較的釣りやすい季節です。

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その為、上記の要素が絡むエリアで、まず春っぽい横の釣りを流してみて、魚からの反応(チェイスが掛かった・バイトがあった・実際釣れた)があったエリアを、そのフィールドにおける「春に意識するエリア」の可能性が高いと仮定し、「動きを変えたフォローベイト」として放り込んでいくことが近年ではメインです🫡

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(正直、横で喰う状況が1番楽ですよね😅)


エスケープツインの魅力〇

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過去の自分は「どこでも、いつでも、ひたすらにテキサスを四方八方に投げ散らかす」という異次元スタイルで釣りをしていた時期があります笑
なので、もちろんエスケープツイン以外のテキサスでも春バスを釣ってもいましたし、気に入っているワームも数多くありました😁
実際に気に入っていたのは、、、、

・ダムダムホッグ
・ファットベイビークロー
・ロッククロー
・ドライブクロー

この辺はかなり気に入って使っていましたし、実際かなりの数のバスを釣ってきた実績ワームです!

特にダムダムホッグは初めてテキサスリグでバスを釣った思い入れのあるワームなのでめちゃくちゃ信頼して使い込んでいました笑

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(初テキサスバス。今みるといにしえタックルです😂)

 

そんな、テキサスをやりこんできた経験として「アングラー側が入力しているアクション以上のアクション」が出しやすいワームの方が釣れるというイメージを強く感じていました。
(今となってみるとテキサスだけでなく、ルアー・ワーム全般に言えることですが)

表現が難しく、文章にするのがめちゃくちゃ難解なんですが、、、

例えば、「手堅く釣れる」でおなじみのネコリグで考えてみると、アングラー側が入力するシェイクのピッチ以上に、水中では複雑に動いています。

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「シェイクをしている」=「フックのセット位置を上下に動かしている」ということですが、その時のネコリグの水中アクションを分解してみると、、、

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・フックが刺さっている付近は規則的に上下に揺れている。
・ネイルが刺さっているヘッド部分は、若干ボトムに干渉していることでシェイクのテンポよりも遅れて不規則に揺れている。
・テール側は自重による下側への倒れ込む応力と、シェイクによる横方向への応力が加わるためかなり不安定に揺れている。
・横方向へ引っ張らっれている為、水の抵抗によりワーム全体に僅かなロールや揺らぎが生じている

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細かくいうと、もっと多様なアクションがより複雑に絡み合っているのですが、ざっくり分解しただけでも4つの大きいアクションが混在しており、例え入力しているのは単調な弱いシェイクでも、ネコリグ全体では不規則かつ不安定に動いているという事になります。
これはネコリグに限らず、他のルアー・リグでも多かれ少なかれ発生するアクションではあるものの「出にくい・出やすい」の差は使うものによってかなり変わってくるとは思います。

こんな感じで「アングラー側が入力している以上のアクション」のことを、たまに耳にする「二次的アクション」だと自己解釈しています(間違ってたらスイマセン笑)

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上手い人だと「そこまで意図して出してるわ笑」と言われてしまえばそれまでなことですが、「二次的アクション」が生まれやすい・もしくは生まれる動きが大きいルアーやワーム、セッティングは総じて釣れやすく、オートマチックに食わせやすいのは間違いない事実だと思います。

なので自分は、ワーミングに限らず、ハードベイトでも「二次的アクション」を生み出しやすいものを好んで使うことが多く、動かし方や通し方等でもこのアクションを出しやすいように操作することが多いです。

そんなめちゃ釣れアクションを、フォルム・パーツとのバランス・マテリアルの柔軟性などの様々な要素バランスの妙により、テキサスで生みだしやすいのがエスケープツインの最大の魅力であり、愛用する一番の理由です。

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(近年では同系統のオマージュ品も多く、正直エスケープの独壇場ではなくなってきた感はあるものの、それでも廃れない釣力と渋カッコよさがたまらんすね笑)


エスケープツインのシルエットを見ると、ほっそいボディーに不釣り合いな太い爪(腕?)がついている形状をしています。
恐らく、対カバーでのすり抜け性能を高めた結果だと思うのですが、この特性はオープンウォーターでのボトムパンプにおいても非常に光る部分となります。

「すり抜け性能が高い=水の抵抗を受けづらい」という事なので、リフト時の立ち上がりラグが少なく、クイックかつ小刻みにパンプすることが可能です。
それに加え、ボディーよりも遥かにデカい爪が生み出す、水をしっかり押しながらのフォールアクションも最高に素晴らしいです👍

 

個人的に、特に春ラージのポリンポリンちゃんは「移動速度は遅いけど、大きく水を押すルアー」の方が好む個体が増える傾向にあると思っているので、そういった部分を意識してセレクトすることが多いです。(もちろん例外も多々ありますが笑)

その為、クイックなリフトで瞬発的にボトムから跳ね上げさせて、ストンと落とす。
そこから水押し+余韻のある倒れ込みでじっくり見せて拾い食いさせる。こんなイメージで使っています。

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(ステイ時間は余韻アクションをしっかりと作る為、最低でも3~5秒くらいは入れてます)
また「ずる引き」でも同様に、ほっそいボディーと巨大な爪から成るエスケープツインは、フックをセットした際に、固定部分よりも、フリー部分(爪部)の質量が重い設計となっているので、石や岩、ウッドカバー等といった抵抗物をクリアする際にブルンアクションを出しやすく、ボトムパンプと同様にめちゃくちゃ釣れるので、アクションのローテンションとして使い分けるのがおすすめです!

こんな感じが個人的春の守護神である「エスケープテキサス」になります😁

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大体水温が二桁超えるか超えないか位から、徐々に反応が良くなりはじめ、水温15℃を超えてきたあたりが最盛期だと感じているので、まさにこれからに抜群な釣りですよ👍
例年しっかり釣ってるリグなので、春の選択肢の一つとして忍ばせておいても損は無いと思います!


またクソ長文になりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!
2023春も楽しみましょう!

そして天竜川で釣っている方、釣り方を教えて下さい😂

 

最後に解禁で狙ってきた天竜川産BIGニジを添えて終わりとします😂

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