YASHIRO CONFIDENCE 〜天竜川開拓日記 〜

長野県にてスモールからラージまでバス釣りしまくってる男のダラダラ暇つぶしブログです😂

千曲川「濁り&増水」攻略法

皆さんどうもお久しぶりです!

YASHIROです🤩🤩

 

季節は早いもので、あれよあれよと8月になりますね😅

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(今年の千曲川はサイズ出ずらいっす😅)

 

今年は梅雨も長く、濁ってる日がクソ多いですね。

 

2020年上半期を通して、重要なキーワードとなってきているのが「増水&濁り」です👊

 

濁り自体はめちゃくちゃ好きなのですが、如何せんポイントに入れないレベルの増水が続いていて辛いです😭

 

今回は、そんな梅雨〜夏時期に多発する、、

「濁り&増水の考え方・捉え方」を自分なりに解説していきたいと思います🤩

 

 

近年、千曲川は異常に濁りやすい川になっています。

 

佐久周辺の上流部に少し降っただけでも一気に濁るような、濁度変化が激しい川です。

(上流部の高原野菜が原因など諸説ありますよね笑😅)

 

 

なので、今後はより一層「濁り&増水」への対策がかなり大事になってきます!

 

千曲川は元々がクリア寄りの水質です。

そのため、「濁り&増水」は、普段の千曲川とはガラッと釣り方などが変わってしまう反面、大爆発する可能性が満ち溢れているチャンスタイムでもあります⚡

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(増水&濁りだからこそBIGが狂う瞬間も間違いなく存在しています😂)

 

濁り&増水が大爆発する理由としては、、

    ----------------------

・ベイトが濁りを嫌いショアラインや中洲、ストラクチャー周りに集まる為、バスの居場所も固まりやすい

 

・人的プレッシャーがかなり中和されるため、バスが口を使いやすい

 

・ルアー自体の輪郭がボヤける。或いは、ほぼ見えていない為、波動や水押しのみを頼りに食ってくるため騙しやすい

   ----------------------

ことなどが挙げられます。

 

要するに、、

 

 

濁り&増水はめちゃくちゃ釣りやすい!!!

 

 

ってことです笑

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そんな増水&濁り時に、めちゃくちゃ重要になってくるのが、、

 

 

ポイント選びです⚡

(めっちゃ普通😅笑)

 

 

 

しかし、普段以上に「濁り」はポイントによって天と地が別れやすく、ポイントを外すと普通にノーバイト食らいます笑

 

では、どのようなポイントを選択すべきなのか??

 

そこから解説して行きます🤔🤔

 

 

〇ポイントセレクト〇

 

個人的に増水&濁りの環境下に置いて、最も強いと思うポイントは、、

 

「石〜砂ボトムで、ショアラインに沿った、浅くて大きい反転流」

 

 

正直、これに限ります👍

 

増水することにより、普段は干上がっているショアラインにまで水位があがる。

すると、従来は存在していない所に反転流が現れるスポットが千曲川には数多く存在しています。

 

そういった、増水に現れる「反転流」こそが、増水&濁り攻略における最大のキーだと自分は考えています!!

 

では何故、反転流が効くのか??

 

まず、大切な前提として、魚はエラ呼吸です。

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そして、濁りとは目に見えないレベルの泥の粒子が水中に大量に存在していることを意味します。

 

 

この泥の粒子が、エラに詰まるため、魚にとって過度の濁りはとても嫌がります。

特に、渓流魚系や、千曲川のメインベイトフイッシュの1つでもあるオイカワなどは、比較的濁りを嫌がる魚種です。

また、体サイズが小さい子バスも、大きい魚に比べて、エラの目が細かいので、泥が詰まりやすく、大きいバス以上に濁りを嫌がる傾向にあると思います。

 

 

つまり、オイカワや子バスといった、千曲川に置けるメインベイトフィッシュ達は、激しく濁ったエリアを嫌う傾向にあるということです。

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その点、反転流は濁り時において、ど本流の流れよりかは濁りが多少マシな場合が多いです。

 

更に、濁りとほぼセットで、起こる現象が「増水」です😅

 

増水するということは、流れる水の量がめっちゃ増えているということなので、

 普段、魚が居着けるようなポイントは水流が強すぎる為、魚が居なくなります。

 

特に、遊泳能力の低いベイトフィッシュ達は流れが緩く、そして濁りが少しでも薄いスポットに避難して行きます。

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千曲川本流ではレアベイトのヤマメ)

 

だからこそ、生きてくるポイントが反転流なのです🔥

 

 

反転流とは、地形やストラクチャー等によって、川の流れがヨレ、巻いているエリアのことを指しますが、反転流の中にも様々なタイプが存在しています。

 

その中でも、増水&濁り時に置いて、個人的にめっちゃ好きな地形が、以下の2つです👍

 

 

①緩い流れ・大規模な反転流タイプ

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②中洲裏の反転流タイプ

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こんな感じのポイントが個人的に得意なので、増水や濁りの際にはダッシュで向かうことが多いです😂

 

 

泥の粒子から身を守りつつ、食欲も並行して満たすことが出来る反転流。

 

その反転流が、最も熱くなるのが「増水&濁り」の大きな特徴だと考えています。

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逆に、魚が着かない反転流の例としては、、

 

・水深が浅すぎる

・水深が深すぎる

・流れが強すぎる

・泥が体積する

 

こういった要素が挙げられます。。

 

浅すぎる場合は、そもそも、デカいバス自体が入れないスポットである場合が多く、バスのストック量は決して多くは無いです🙅‍♂️

 

かといって、逆に深すぎてもよろしく無いという矛盾もあるのですが。。

 

深すぎる場合はそもそも水流や濁りが強く入っている場合が多いため、深すぎるレンジも🙅‍♂️です!

 

また、泥ボトムもダメです🙅‍♂️

 

泥ボトムの場合は、ヘドロが増水により攪拌されてしまう上に、、

上流から流れてくる泥がさらに堆積してしまう場合も多く、バスのみならず、魚自体が泥主体のポイントは嫌う傾向があるように感じています。

 

その為、ど本流に比べて、まだ濁りが若干弱めな「反転流」が効いてくるのです👍

 

 

 

〇ルアーセレクト〇

 

では、ポイントは決まったと。

 

したらば、どのようなアプローチが効果的なのか??

 

ということで、YASHIRO流増水&濁り時のルアーチョイスを解説してみたいと思います🤩🤩

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まず前提として、上記のようなポイントを見つけられた場合、、

 

 

正直、何でも釣れます笑😂

 

 

 

そもそも、濁りに差し込んでいる魚らフィーディングを強く意識している群れです。

さらに、濁りによる「目くらまし」も効いてるので、いいスポットにルアーが入れば、基本何でも食ってきちゃうんです😅

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(濁りで釣れない時はバスがルアー・ワームを気づけてないだけの場合も多いです😂)

 

しかし、その反面、、

濁り&増水時には子バスの活性も鬼高です。。

 

 

なので、小さい系のルアー・ワームだとBIGよりも先に子バスラッシュになることも少なくありません😅

 

折角のチャンスを子バス数釣りで終わらせてしまうのは、個人的にもったいないと思ってしまいます。

 

なので、自分は基本的にBIGのみに照準を合わせたルアーチョイスをすることが多いです🔥

 

 

それを踏まえた上で、具体的なルアーを挙げていくと、、

 

①.ビッグベイト

 

②.ビッグトップウォーター

 

③.ロングワーム

 

④.フルサイズラバージグ

 

この4種のローテーションが夏の増水&濁りにおける、ほぼ100を占めます⚡

 

 

この4つに共通する点としては、、

 

「アピール・ルアーパワーを強くし、なるべく子バス攻撃を避ける」

 

そこに重きを置いたセレクトになってます😂

 

では1個ずつ、紹介していきます!

 

 

 

①.ビッグトップウォーター

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まず、濁りだからといってトップが反応しない訳ではありません!

 

むしろ、濁りの場合はシャローに魚が差し込んで来るため、バスがルアーを気づいてくれさえしたら余裕で釣れます笑

 

そのため、サイズ、音、スプラッシュ等を大きくすることで、魚に気づかせてやる事を目的として、ビッグサイズのトップウォーターを使う事が多いです。

 

具体的なルアーでいくと、、

 

・シャワーブローズ ビッグママ/エバーグリーン

・バズジェット/デプス

・ラッキー13/へドン

 

  をよく使います。

 

基本的に「音とスプラッシュ」が大きく出せる物が強いです。

音でいくとバズベイトも思い浮かべるかもしれませんが、バズベイトは低速が難しいルアーです。

笹濁り程度ならぜんぜんアリなのですが、本格的な濁りだとミスバイトも多く非効率です。

そのため、使用頻度はあまり多くありません😅

 

そして、上記3つのトップウォーターに共通して言える大切な点として、「ネチネチ攻められる」事が挙げられます。

大きな音とスプラッシュを出しつつも、移動距離を抑えながら誘うことができる。

これも、濁りに置けるトップウォーターの大切な要素です⚡

 

②.ビッグベイト

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増水&濁りに置いて、最も効率的にビッグフイッシュを引き出す力が1番強いと思っているのが、ビッグベイトです。

そもそも、小さい魚がバイトしてこないので、出れば基本的に40は下回りません。

 

しかし、ビッグベイト。特にS字系は大きさの割に水押しが強いルアーではありません。

基本的にS字系は、波動よりも視覚的要素で食わしていくルアーです。

なので、濁りにおいてはそこまで強烈なアピールとはなり得ません😅

 

これは、一見するとS字系のいい部分を消しているかのようにも見えます。

 

しかし、この「存在感が弱まったデッカイモノ」だからこそ、濁りの状況下で恐ろしい威力を発揮すると考えています。

 

濁りにより、視界がボヤけ、視覚的要素が弱まる。

 

それにより、気づきにくくはなるものの、発見した際のインパクトは絶大で、かなりの確率でバイトがあります🔥

 

この時期、自分が川で使うビッグベイトはほぼ100%でスライドスイマー一択です。

 

スライドスイマーは滑らかなSをかく訳では無いので、Sの際の波動が他のビッグベイトに、比べていい意味でぎこちなく、波動を他より出せると感じているので、スライドスイマーの頻度がかなり高いです!

 

 

しかしながら、このビッグトップとビッグベイトにも欠点はあります。

 

それは、「水深がありすぎると魚が気づかない」点です😟

 

濁りのため視界も悪くなる。すると、いくら存在感の強いコイツらでも、水深が深すぎると流石に、見えず聞こえずになってしまうので、水深があるスポット向きではありません。

(個人的な指標としては、水深1mを超えるとかなりパワーダウンしてしまう印象があります)

 

 

その為、自分が使うスポットでは、水深50cmぐらいがベストだと感じています👍👍

(水深50cmにキャストするのではなく、50cmラインで喰わせるイメージです)

 

50cmと聞くと「浅っ」と思われる方もいるかも知れません😅

 

しかし、泥濁りだからこそ、50cmの水深でもバスはガンガン入ってくるし、やる気もめちゃくちゃ高いので、こういったルアーに対して猛烈にバイトしてくるのです⚡

 

 

③.ラバージグ

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前述した、ビッグトップやビッグベイトのフォロー。或いは、ビッグベイトやビッグトップでは魚を呼べない水深のポイントに対して、入れる事が多いです。

 

 

たとえいくら濁っていても、活性やその日の状況によって、ビッグベイトやビッグトップに出きらない日も存在しています。

その際のフォロー1発目として入れます!

 

重さは、近年主流のコンパクトジグではなく、1/2ozを主体としながら、場所や水流、ボトムの材質を考慮しながらアーキヘッド、フットボールを使い分けています。

 

ボトムの形状が、砂多めの小石ちらほら的なボトムであれば、フットボール

小石〜石メインのボトムの場合はアーキタイプを使っています。

 

使い方としては、ボトムパンプ、ずる引き、シェイクと多様な使い方をしますが、、

 

ラバージグもかなりインパクトの強いジャンルのルアーなので、何投も投げ込むのではなく、ビッグベイトやビッグトップに出ない際に、釣れそうなコースに数投ずつ入れていくイメージです。

(コイツで反応がない場合は、ロングワームに移行して行くため、何投も投げ込むモノではないと思っています。)

 

正直、バイト数はこの後出てくるロングワームに比べると劣るのですが、インパクトの強いモノなので、食う魚はデカい事が多い為、フォローに移行する際には必ず投げるようにしています。

 

トレーラーも、1発狙いの為、シルエットの大きい物を使うことが多いです。

よく使うのは、、

 

・バルビューダ4/デプス

エスケープツイン/ノリーズ

・クリッターホッグ/バークレイ

 

等のザリ系を主に使っています。

これは、食ってるベイト云々ではなく、単純にシルエットをハッキリと出す為に、ボリューミーなシルエットのワームを使うことが多いです。

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(たまにゴイニさんも来たりします🤣)

 

④.ロングワーム

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これまで紹介してきた3種のルアーについては、「ワンパン系」です。

 

インパクトが強いぶん、投げ始めてほぼ数投で勝負がつくタイプのルアーのため、何投も投げ込む必要はありません。

むしろ、ファーストインパクトが強い分、スレやすくもあるため、投げ続けると全くアタリや反応すら無くなることがほとんどです。

(パターンの場合を除きますが😅)

 

そこで、最終フォローとして入れるのがロングワーム系になります!

 

基本的な使い方はテキサスとネコリグが多く、また使うサイズ感は、5.5~9インチ前後までをその時の状況によって使い分けて行く感じです!

 

ロングワームのメリットとして、1番に考えているのは「自発的アクション」を出しやすい点だと思っています。

 

自発的アクションとは、アングラー側が加えたアクション以外でおこる、ルアーが自発的に起こすアクションの事です。

 

例えば、ロングワームのテキサスリグ場合、

 

アングラーがボトムパンプを行ったとしましょう。

すると、リフトされたロングワームはシンカーが着底すると同時に、ウネウネしながら倒れ込んで行きます。

 

このウネウネしながらの倒れ込みが、ルアーが自発的に行うアクションの1例です。

 

人間がアクションし終わった後に自発的にワームが動く。

この自発的アクションはバスは異様に反応を示します。

 

そして、自発的アクションはワームが長ければ長いほど余韻も大きく、自発的アクションが増えるため、バスからすると非常に魅力的なアクションなのです。

 

なので、ビッグトップ、ビッグベイト、ラバージグと一通り攻めきった後でも、余裕で新たに魚を引っ張って来ることができるリグの1つでもあります🔥

 

また、最初9インチを使っていたなら、7インチ、さらに5.5インチとサイズダウンしてけば余裕でラッシュが起こるので、フォローリグとして非常に優秀です。

 

また、もう1つのメリットとして「サイズが選びやすい」というのもあります。

 

正直、濁りの川では、ロングワーム系はめっちゃバイト多いです。

 

例え、7.5インチでもしっかり送り込めば余裕で20cmクラスのバスが釣れるレベルです笑

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(送れば釣れちゃう子バスさん🙄)

 

しかし、ある程度ロングワームの釣りをしていると、だんだんとアタリで、大きいのか小さいのかが何となく判別出来るようになってきます。

 

そこで、子バスのアタリは全部くい込む前にフッキングしないように抜いて回収してしまい、投げ直す事でBIGのみを拾って行くことが可能になります⚡

 

基本的に、BIGなバスと子バスは棲み分けしている事が多く、BIGが連発する状況で子バスが釣れるのは稀です。

なので、子バスがアタってくる際には、フッキングせずに抜いてしまって、レンジやトレースコースなどを変えていくことが大切です。

 

バイト数が多い為、情報を得やすく、更にサイズを選んで釣っていくことが出来る。

BIGのキャッチ率を上げるには非常に有効なルアーになります😎

 

なのでロングワームを自分はこの時期、多用しています👍👍

 

 

 

最後になりますが、1つのポイントに対して投げる割合を表したいと思います。

 

1つのポイントに対して、上の4つの割合を10で表した時に、

 

ビッグトップ:1

ビッグベイト:1

ラバージグ:2

ロングワーム:6

 

こんな感じの割合で投げています笑

(ロングワーム率めっちゃ多いです😅笑)

 

ほんとに上3つはワンパン系だと考えいるので、出ない時は全く出ないルアーです。

 

なので、

「上3つでワンチャンを狙いつつ、ロングワームできっちり抑えていく作戦」

 

これが自分が夏の増水によくやる作戦です😅

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例年よりも、梅雨も鬼長く、濁りが多い千曲川

 

そもそもポイントに入れない日も多いですが、、

 

増水dayには爆発的威力があることは確かです。

是非参考になればと思っています🤣

 

増水はとても危険でもあるので、無理をしない程度に皆さん釣りを楽しんで下さい!!

 

ではでは!!

 

 

最後に今年よく見るマムシを添えて、、

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