YASHIRO CONFIDENCE 〜天竜川開拓日記 〜

長野県にてスモールからラージまでバス釣りしまくってる男のダラダラ暇つぶしブログです😂

アタルのにノらない?? 「吐き出しバイト」という存在

 

どうも皆さんYASHIROです🤩🤩

 

ブログ書こう書こうと思っているうちに、、

夏が終わりました😇笑

 

梅雨〜夏は個人的に1番大好きな時期で、例年なら爆発しているシーズンなのですが、、

如何せん今年は不発。。笑

というよりも、千曲川変わりすぎて、野池やレイクスモールに行きまくってしまったのが敗因です😅笑

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(千曲川のイメージとしては上流域は特に、通常なら40upが入るようなポイントすらも子バスが占拠して感じがしました😟)

 

そんな中ですが、今回のテーマは、、

魚がルアーやワームを食べた時に出る反応である、、

 

「アタリ。」コレについてです😂

 

バス釣りされている方なら1度は経験があるのではないでしょうか?

アタルのに乗らない」或いは「アタルのに離してしまった

こういった現象を、一纏めに「ショートバイト」で片付けている方が意外と多いような気がしています。

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(噛み跡だけなんてこともしばしば笑)

 

しかし、自分が考えるに、

この「アタルのに乗らない/離してしまう現象」を「ショートバイト」と1括りしてしまうのでは無く、さらにその先があるのでは無いかと、今年1年やり込んだレイクスモールの釣りを通して、思うようになりました。

というのも、「ショートバイト」と呼ばれるこの現象の中にも、2タイプのショートバイトが存在しているように感じています。

 

タイプ①

ワームを食ってきたのに、フックポイントまで食い込んでいない為に乗らないショートバイト。

 

タイプ②

ワーム自体を一口で口に入れているものの、そこから飲み込まず、瞬間的に吐き出してしまう為に乗らないショートバイト。

 

この2つです。

パッと見、同じように見える2タイプですが、この2つには決定的な違いが1つあります。

 

それは、、、

乗せられないショートバイト」と

乗せる事が出来るショートバイト」の違いです

(「いや、乗らないからショートバイトって言うんじゃないん???」っていう声が聞こえてきそうな気もします😅笑)

 

分かりやすく、例を挙げてみると

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サイトゲームをよくされる方だと経験あるかもなんですが、、

ハイプレッシャーフィールドとかで、、

 

見えバス発見してサイト中。

 

ちっちゃなワームで、完璧なアプローチを駆使し、バスに口を使わせた。

 

バスはワームを一口で吸い込んだものの、、

 

アワせる間もなく「パクっ、ペッ!」

 

。。。

 

おーまい😇😇

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って時ないですか?😅笑

 

完全にワームを吸い込んだものの、一瞬で吐き出してしまう。

特に人的プレシャーが高いフィールドだとよくありがちな光景です。

しかしながら、この「吸い込んだ瞬間」が今回のブログのキモな部分です!

 

デカいワームを使ったサイトだとワームの端っこやパーツだけを噛んだりする事の方が多いのですが、、

こと、1~3インチクラスの小さいワームを用いたサイト時では、ワーム丸ごと吸い込んでから、超瞬間的に吐き出してしまう事もまた多いと思うのです。

 

そしてこの、「ワーム丸ごと吸い込んだのに、超瞬間的に吐いてしまう現象」こそが、

前述した2つ目の「乗せる事が出来るショートバイト」ということになります!

 

確かに、超瞬間的すぎてアワせるのは非常に困難なバイトです。

しかし、冷静に考えると、1度はバスの口内にワームが完全に吸い込まれていることから、、

 

コンパクトサイズ(1~3インチ程度で、1口で口の中に入るサイズ感のモノ)であり、尚且つダウンショットやスモラバ、ラバージグといった「フックポイントが剥き出しのリグ」であるならば、、

理論上「パクっ」の瞬間にアワせれば乗るはずなだと思うのです!🤩

(とかいいつつサイトだと普通にアワせられないんですが。。笑)

 

実際に、YouTubeなんかでもアメリカとかの外人がたまに挙げてる動画で、バスの捕食シーンの映像なんかがあるのですが、、

ある程度コンパクトなワームやリグであるならば、口が小さいスモールでも一口で吸い込む様子が多いことが分かります。

 

つまり、一般的に「ショートバイト」と呼ばれる中にも、、

フックポイントまで喰ってないために絶対乗らないショートバイト」と「理論上は乗せる事ができるショートバイト

の2つが存在しているということになります!🔥

 

 

しかし、ここでもう1つ重要な点があります😳

もう一度サイトの時を思い出して見て欲しいのですが、、

この「パクっ、ペッ!」の時って

手元に伝わるアタリってほぼ無いに等しいレベルのアタリであることが殆どなんです😂

さらに、、

恐らくこの現象は、サイトフィッシング時に限らず、

普段のブラインドフィッシングの際にも、多々起こっているのではないでしょうか??

 

つまり、普段の我々が釣りしている際にもしかしたら、アタリを感知できていない、或いはアタリを取りきれていないだけで、、

自分が思っている以上の魚が、自分の投げているリグにバイトしている可能性が非常に高いと自分は考えています🤔🤔

 

 

では、その「手元にすら伝わらないような、瞬間的かつ極微弱なアタリ」これをとる為にはどうすればいいのか??

 

そこを考え抜いた結果、自分が今まで感じ取っていた「アタリ感」というものをもう一度、考え直して、勉強してみることを今年の目標としていました😂

 

自分がこの「吐き出しバイト」を特に痛感したのはレイクスモールの釣りを真剣にやり始めてからです。

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実は今年から、真剣にレイクスモールに通い始めたのですが、その時の1番の悩みが、、

ダウンショットをやってても「アタっているのに乗らない」現象でした😂

 

普段の川テキサスのイメージで釣りをしていた自分は、、

「アタリを感知→フリーにしてしっかり送る→フッキング」

こんな感じのタイミングでフッキングをしていたのですが、、

確かにぼちぼちは釣れるものの、タフな日なんかは特に「アタリはあるのに全く乗らない現象」が超多発してしまい、かなり苦しんでいました笑

 

そんな悩める時期に、自分が師匠と敬っている方と木崎湖にボートで出船する機会がありました。

 

この師匠は、週一に近いペースで木崎湖野尻湖にボートで出ており、今年のモダンボートシーズン戦でも年間上位入るレベルでレイクスモールをガッツリやってる方なのですが、、

その際に自分のフッキングの悩みを相談してみると

「それは吐き出している時のバイトなんだよ」

というアドバイスを頂きました。

 

つまり、師匠曰く、その当時の自分がダウンショットでアタったと思っているアタリの中には、「実は既にバスがリグを食っていたが、違和感を感じた為、吐き出している時のアタリ」が混ざっており、、

実際にバスがリグを食った瞬間のアタリが、確実

に取りきれていない為、空アワセになってしまっているらしいのです。

 

 

正直最初は「吐き出す時のバイト??なんそれ??」っていう感じだったのですが、、😅笑

しかしその後、自分なりに釣行や研究を重ねて行くうちに、、

確かに師匠の言うところの「吐き出し時のバイト」は存在していると思うようになりました。

 

その中でも特に、「エビ食いサイト」は個人的にめちゃくちゃ勉強になったゲームでした。

 

6~7月前半の木崎湖では、ドアフターのシーズンでワカサギやエビ等の接岸に伴い、アフターのバス達が4~2mレンジまで差し込み、オカッパリからサイトが狙える激アツの時期です。

この頃の木崎湖だと、シャロー=ネストのイメージが強い方も多いかも知れませんが、この時期に自分が狙っていた魚達は、単発でシャローレンジをフラフラと泳ぎ回る、いわゆる「エビ食い」って呼ばれるタイプのバスです。

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(胃から出てきたエビ。陸封テナガエビっすかね??)

 

この「エビ食いサイト」をかなりやり込んで見た結果として、最も印象的だったのは、、

 

低活性の日や、プレシャーが高めの日。

つまりタフであればある程、バスの「食った瞬間のアタリ」というのは、とてつもなく微弱だということです。

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(最初は、喰った瞬間のアタリは感知しきれず、目で見ながら即掛けしていくことが殆どでした)

 

ぼちぼちエビ食いサイトのコツも分かり、数も釣れていた時期だったので、、

アタリの研究のために食ってからあえてアワセず、そのままにしてみたり、あえて針先を折ったもので飲み込ませてみたり、咥えた瞬間からシェイクしてみたりなど、様々な技を使いながら研究をしてみました笑

 

結果として見えてきたのは、、

手元に明確なアタリがくるタイミングというのは、口に吸い込んだワームを、

・「ハムハムしながら食い直しているタイミング

・「喉奥まで飲み込んでいる瞬間

・「吸い込んで、即吐き出す瞬間

大まかに、この3つだと実感しました。

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(使っているワーム自体、2インチクラスのワームなので、ある程度サイズのある魚であれば、一口で吸い込みます。)

 

さらにこの傾向は魚の体サイズが大きければ大きい程、また、その日のコンディションがタフであればある程、この傾向は強いように感じました。

 

そして、アタリが来るタイミングとして、挙げた3つの内の最後こそが、師匠も言っていた「アタるのに乗らない。吐き出しバイト」というやつなのです!

 

感覚で行くと「トトッ」や「トン」のように1回アタったものの、そこから喰い込まなかったり、一切アタらなくなる事が多いです。

つまりこれは「吐き出し時のバイト」なので、基本的にいくら送ろうとも、シェイクで喰い込ませようとしても、そもそも既に吐き出している為に「のらない」バイトなんです。

 

そしてこのバイト感は、タフな時ほど多発する感じがしていて、気温や水温などが低すぎて、魚のテンションが鬼低くの時や、釣り人の多すぎ等によるによる人的プレシャーが高いフィールド、或いは超クリアレイクで天才バスが多いフィールドといったようなタフっている時ほど多いように感じます😳

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(かくいう私も、このバイトの存在を認識出来るようになってきたばかりなので、あまり偉そうな事は言えませんが。。😅笑)

 

以上の話は、自分自身がサイトフィッシングを通してたどり着いた今のところの結論なんですが、

これはサイトに限らずブラインドでも同じ事が必ず起こっているはずです。

 

つまり、釣り人側が「アタった」と感じる時には、既にワームを咥えている魚が、「さらに飲み込む」なり「吐き出す」なりといったセカンドアクションである場合が存在しているということです。

 

そして、バスがワームに対して行うファーストアクションであるはずの「咥える」瞬間のアタリは、ワームのサイズがコンパクトであればある程、極微弱である割合が増えていくのです。

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(ワームサイズがデカければ、一口では吸い込めない為、咥えた瞬間のアタリは明確に出る場合が多いです)

 

また、皆さんも1度は経験あるのでは無いでしょうか??

放置や沈めといたリグを回収しようとしたり、あるいはアクションしようとしたら、、

魚が「知らんうちに食ってた」パターン😂

 

これもある種、本来、ファーストアクションであるはずの「食った瞬間のアタリ」が手元に伝わっていないことのわかりやすい例だと思います。

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(スモールに限らず、ラージでもありますよね笑)

 

つまり、今回の記事で自分が言いたいのは、、

一般的によく言われる「アタったのに喰いこまなかった!」「アタったのに離した!」といったショートバイトの中には、、

魚がリグを喰ったものの、違和感を感じた為、「瞬間的に吐き出した際のアタリ」を感知している場合があり、実はその吐き出し時のアタリの前に、極々微弱な、極めて感知しずらい「喰った瞬間、或いは吸い込む瞬間の超微弱バイト」を認識出来ていれば掛けれていた魚だった可能性もあるんじゃね???

ということです!!!

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(実際「前アタリ」を確実に感知して、掛けた魚の場合、写真のようにフックが刺さりきらず、魚の皮膚に針先が「乗っかっているだけ」の場合が多いです。)

 

正直、川スモールとレイクスモールでは釣り方や生態などに大きな違いは存在しています。

湖のような「止水域」では流れもなく、バスが捕食する際にじっくりと時間をかけてエサか偽物かを確かめる余裕があるのに対して、、

川は「流れ」の存在により、エサらしき物が流れてきても一瞬の迷いが魚に生じると、貴重なエサをバスは逃してしまう上に、流れにより人的プレッシャーや違和感なども中和される為、バス自体がレイクに比べとてもアグレッシブの為、アタリ自体も、本気食いの確率が高まり、レイクに比べより明確なアタリであることが多いのは確かです。

 

しかし、いくらアグレッシブ傾向にある川でも、特に1.2月のような「厳寒期」では魚自体の活性も低く、「極微弱なファーストバイトのアタリ」が多いのも確かな事だと思います。

 

この「極微弱な喰う瞬間のアタリ」をとれるか否かは、タフコンディションの程、顕著であるものの、正直、通年を通して釣果を大きく左右する要因であるはずです。

 

また、普段の釣りにおいて、ダウンショットやラバージグといった「掛けの釣り」を得意とする方々はこういった微弱バイトをとるのが非常に長けてる人だと個人的には思っています。

 

この2つは一見すると、真逆のような釣りに思われるかもしれませんが、重さや見た目は違えど、根本的な部分においては「キンキンの掛け重視の釣り」だからです。

(トレーラーサイズやシルエット感にもよって変わります)

 

よく一般的に、ラバージグとテキサスが同列の様な扱いを受けている事も多い気もしますが、実は全くの別物です。

アタってから「しっかり送る事が重要」なテキサスリグと違い、ラバージグはワームとウェイト部分が一体化している上に、フックポイントがむき出しです。 

つまり、テキサスの様にアタってから送らずとも、フッキングが決まる。

これこそが、自分が考えるテキサスとの使い分けに置ける、1番の違いだと思っています。

 

ラバージグは喰った瞬間のアタリを感知し、釣り人自ら「掛け」にいく、攻めの釣り。

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つまりラバージグを得意とする方々は、今回ここまで長々と語ってきた「極微弱な喰った瞬間のアタリ」をとる能力に長けているのです。

 

過去には、今江克隆の代名詞ともいえる、クラシックテクニック「電撃アワセ」なども一躍ブームな古きよき時代ありましたが😂

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(当時の大先生、個人的にめっちゃ好きなんですよね😂)

「電撃」の話になると、「要するに、即アワセでしょ」的な考えの人も多いのではないかと思います。

 

しかしながら、これは自分の推測でしかないのですが、恐らく本当の「電撃」とは、「ただの即アワセ」ではなく、常人では感じ取れないレベルで、バスがジグを口に入れる瞬間の弱っっわいアタリ。

つまり、先述したような、、

バスがリグを口に入れた瞬間の、「極微弱な喰った瞬間のアタリ」を感知し、掛けていくテクニックなのでは?と思えてなりません😂

(美化しすぎですかね?笑)

 

少なくとも、、

そのレベルのアタリをとれるかとれないか

 

これは間違いなく釣果に影響を与える事は確かだと自分は確信しています。

 

自分は、まだまだ未熟で不完全ではあるものの、

今年半年間、このアタリ感を意識した釣りを展開していった事で、レイクスモールに限らず、様々なフィールドでの釣果は、昨年以前と比べても格段に釣れるようになりました👍笑

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(盛りなしで、既に昨年のトータルフィッシュの倍釣ってます笑)

 

自分の場合はダウンショットやラバージグの釣りからこのアタリの存在を知り、意識するようになりましたが、、

決してこのアタリ感はダウンショットやラバージグだけに限った話ではありません。

 

例え、ある程度送らなければいけないテキサスやキャロでも、即がけ!とはいかないものの、テンションフリーにしたりとか、くい込ませの為にシェイク入れるかを判断したりなど、アタってからやりたい事は山ほどあるので、、

 

やはり、咥える瞬間の微弱バイトをとれるに越したことはないと思います。

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もう既に、秋も終わりかなと思って止まない今日この頃。

バスの活性も、ポジションも、レンジもと何もかもが日替わりですが、

そんなタフな時期だからこそ、より輝いてくるであろうこの「アタリの感知能力」をより突き詰めて行けるよう精進したいと思ってます😂

 

まためちゃくちゃ長くなってしまいましたが、駄文をここまで読んで頂きありがとうございます🙌

皆さんの何か参考になれば幸いです😂

 

 

最後に、9月の琵琶湖遠征55upを添えて、、

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#BP  #長野県バス釣り #千曲川 #川スモール #千曲川攻略日記 #虎TORAトラ#千曲川バス釣り